『嵐』の二宮和也さん(にのみや・かずなり 38歳)が、4月期放送のドラマ『マイファミリー』(TBS系 日曜21時)で主演し、女優・多部未華子さんと夫婦役を演じることが正式発表されました。
二宮和也さんが演じる主人公・鳴沢温人(なるさわ・はると)は、時代の寵児(ちょうじ)ともてはやされているゲーム会社社長で、多部未華子さん(33)が演じる妻・未知留(みちる)とは大学時代に出会い結婚し娘をもうけ、未知留はSNSのフォロワー数が1万人超えの少しセレブな妻という設定になっています。
そんな夫婦が神奈川・鎌倉に家を構え、家族3人で幸せな生活を送っていた中で、小学生の娘が誘拐され、何もかも手に入れたはずの男が大切なものを突然失い、様々な試練や人間模様も浮き彫りになっていきます。
娘を誘拐した犯人からは警察を排除することを指示され、夫婦は警察の力を借りずに誘拐犯と対峙するのだが…というストーリーで、このドラマはサスペンス・ミステリーではなく、様々な人間模様や家族の絆を描いたファミリーエンターテインメント作品とのことです。
このドラマは、『LIAR GAME』『謎解きはディナーのあとで』『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』『僕のヤバイ妻』『グランメゾン東京』『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』『危険なビーナス』『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』など、数多くの作品を手掛けている構成作家・脚本家の黒岩勉さんの完全オリジナル作品です。
黒岩勉さんは『マイファミリー』について、「究極の状況に追い込まれた時、家族はどんな決断を下すのか?そこに夫婦の本音や、仲間との本当の絆が見えてくるような気がします」「なんともやるせないニュースばかりの今だからこそ、全てを投げ売って子供のために戦う大人が見たい。二宮和也さんと多部未華子さん、最強夫婦とその仲間たちがきっと叶えてくれます」
とコメントしています。
そして、二宮和也さんと多部未華子さんの共演は、2007年7月期放送の『山田太郎ものがたり』(TBS系)以来15年ぶりとなり、『マイファミリー』で主演する二宮和也さんは、「4年ぶりの連続ドラマで、まさかの15年ぶりの多部さんとの共演。感慨深く、とてもうれしく思います。健康にも気をつけながら、とにかく楽しい現場を目指し、毎週皆さまにエンターテインメントを届けられるように頑張ってまいります」
とのコメントを寄せています。
一方の多部未華子さんは、「『山田太郎ものがたり』からもう15年も経つのか!と、時の早さに驚いていますし、二宮さんとの久しぶりの共演にドキドキしています。(今作は)家族や愛、友情の物語でもあると伺っていますので、個人的にはそちらの部分もたくさん大切にしていきたいと思っています」
とコメントしています。
そして、二宮和也さんと多部未華子さんが春ドラマ『マイファミリー』で、15年ぶりに共演することが正式発表されネット上では、
- 楽しみ!!ただただ楽しみ!事件も人間模様も色々と複雑になってきそうだけど、きっと良作になると期待しています。
- ニノは今まで、天才な役かやる気がない若者みたいな役が多かったから、夫婦役、父親役は新鮮で楽しみ。
- 人気マンガの実写化や韓国ドラマのリメイクが最近多い中、オリジナル作品は好感が持てる。どんどんオリジナル作品ドラマを作ってほしいな。ニノと多部ちゃんコンビは楽しみ
- ニノの「フリーター家を買う」「流星の絆」が好きだった。ニノは家族をテーマにした等身大の役が自然で良い。今回はそういう感じの役柄みたいなので楽しみ。
- にのちゃんと多部ちゃんの久しぶりの共演、どんなドラマになるのかワクワク。子役が誰になるのかも気になる。キャストの続報を楽しみ。
山田太郎ものがたりで、にのちゃんの妹役だった吉川愛ちゃんを見てると、とても素敵な女優さんになってて、15年と言う月日の経過を改めて感じた。 - 警察の手を借りずに、妻とともに誘拐犯と戦う、すべてをなげうって子供のために戦う大人って、黒岩勉さんのオリジナル脚本内容もドキドキしそう。
などの声が上がっています。
昨年9月に週刊誌『週刊女性』が、二宮和也さんと多部未華子さんが今年4月期に、TBSの日曜劇場枠で放送の家族をテーマにしたドラマで共演すると報じており、2人の共演は15年ぶりということもあり、それぞれのファン等の間で大きな注目を集めていました。
2007年放送の『山田太郎ものがたり』は学園ドラマで、それぞれ学生役を演じていましたが、15年の時を経て2人は夫婦役を演じることになり、お互いに現実でも結婚し子供をもうけており、二宮和也さんのファンからは現実とリンクして少し複雑という声も上がっています。
現時点ではドラマの詳細や2人以外のキャストは発表されていませんが、これまでに数多くのヒット作品を生み出している黒岩勉さんが脚本を手掛けること、そしてTBSの看板ドラマ枠・日曜劇場での放送ということで期待度は高く、今後の共演者発表も楽しみですね。