嵐・相葉雅紀さん(39)が第1子誕生を発表し大きな話題になる中、ニュースサイト『日刊大衆』が、二宮和也さん(39)が来年10月期に、フジテレビの月9ドラマ枠(月曜21時)で初主演するとの情報を伝え注目を集めています。
記事では制作会社関係者が、「ちょうど1年後の秋クールにフジテレビの月9ドラマで、二宮さんが主演を務めることが早くも“内定”しているといいます」「フジが二宮さんに白羽の矢を立てたのは、かつて隆盛を誇った月9ブランドを何とか盛り返したいという思いが強いからではないでしょうか」
と語っています。
二宮和也さんが月9ドラマの主演に内定した背景には、今年4月期放送の主演ドラマ『マイファミリー』(TBS系 日曜21時)が好視聴率を記録したこともあるようです。
『マイファミリー』の初回は世帯平均視聴率が12.6%、個人視聴率は7.6%と、トップの数字でスタートし、その後も世帯平均は11~14%台で推移を続け、最終回で自己最高の16.4%をマークし、全話平均は12.9%となっていました。
日刊大衆によると、各テレビ局がいま最重要視しているコア層(13~49歳男女)の個人視聴率も4~5%台で推移し、非常に良い結果が出ていたとのことです。
『マイファミリー』のヒットもあり、二宮和也さんは初の月9主演に内定したようで、2作連続のヒットに期待がかかるものの、月9では視聴率獲得に苦戦する可能性もあるといいます。
月9はかつてフジテレビを代表するドラマ枠でしたが、2010年代に入ってから視聴率が低迷しました。
2016年以降は平均世帯視聴率がほぼ10%を下回るようになりましたが、2018以降は刑事や医療モノを放送することで数字が回復し、10%以上の数字を取るようになりました。
しかし、今年に入ってから再び数字が低迷し、綾瀬はるかさんが主演した4月期放送の『元彼の遺言状』、坂口健太郎さんと杏さんがW主演した7月期放送の『競争の番人』は10%に届かず、今期放送の吉沢亮さん主演『PICU 小児集中治療室』は初回10.3%を記録したものの、第2話で7.5%まで落ちています。
月9の視聴率が再び低迷している理由について日刊大衆は、月9が“オワコン化”していることに加えて、4月から『しゃべくり007』(日本テレビ系)が月曜22時から21時台に枠移動し、さらに10月から『クレイジージャーニー』(TBS系)が月曜21時枠でスタートし、視聴率争いがさらに激しくなっていることを挙げています。
特に『しゃべくり007』は強力な裏番組となっているようで、世帯平均視聴率は安定して10%前後の数字を獲得し、コア視聴率は5%前後となっていて、『PICU 小児集中治療室』はコア視聴率も1%以上の差をつけられています。
強力な裏番組によって月9は再び視聴率獲得に苦戦し、全体的に数字が低迷し始めていますが、『マイファミリー』で好視聴率を獲得した二宮和也さんを主演に起用し、どれほどの数字を獲得できるのかに注目したいですね。