『嵐』の二宮和也さん(にのみや・かずなり 41歳)が2日にX(旧ツイッター)を更新し、一部メディアの“盗撮記事”を非難したうえで、Xの更新停止を発表しました。
二宮和也さんはXで「昨日、掲載された、盗撮記事の件になります。」と書き出し、自身のプライベートを撮られることに対して「嫌だけど仕方がない」と言い聞かせながら生きてきたとしながら、家族の姿を盗撮し公開する行為は「到底理解出来るものではない」としてメディアを非難し、憤りをあらわにしています。
投稿では、「プロならモラルやマナーは守らなくて良いのか? 人の家族にモザイクをかければいいのか? 色々な疑問は生まれてきます。(中略)環境や理由がどうあれ一般人である家族は写すのだけはやめてください。」
と訴えています。
続けて、「あなた、モザイクをかけた事はあるけどかけられた事ないでしょ? と、書きたくもない事を書いてしまったり、こういった負の感情しか生まれてこない今、個人のこの場での発言する事は良くないなと。見て下さる皆様の気分を害する恐れがある為、今回二宮はXをお休みする事にしました。(中略)いつまでお休みするかは決まってませんが、再開出来る日まで皆様お元気で。明日は折角の記念日だったのに、、(まだ二宮は恨み節モードなので、ここで失礼します)」
と、一部メディアの報道に対する憤りから、現在は負の感情しか生まれてこないため、Xの更新を今後しばらく停止すると報告しています。
二宮和也さんは媒体名は明らかにしていませんが、昨日掲載の記事とのことから、週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が配信した記事と見られます。
SmartFLASHは【二宮和也、嵐デビュー記念日直前のオープンすぎる“家族4人で七五三”姿“厳戒態勢”結婚前からいまや激変】と題して、10月下旬に二宮和也さんが妻と子供を連れて、江戸時代から続く歴史ある神社を訪れていたことを伝えていました。
二宮和也さんと元アナウンサーの妻・Iさん(43)の長女は今年3歳を迎えており、七五三の参拝で神社を訪れたようで、二宮さんが赤い着物姿の長女と手を繋いで歩く姿や、妻とみられる女性が子供を抱いている写真を公開しており、家族の顔にはモザイクをかけていました。
<↓の画像が、家族と神社を訪れた二宮和也さんの写真>
ただ、家族との完全なプライベートの様子を盗撮したり、公開する行為を巡ってネット上では、モラルに反するものだとして非難の声が噴出していました。
過去には、俳優・賀来賢人さんがインスタグラムで、子供とのプライベートを『フライデー』、『女性自身』、『週刊女性』が撮影し公開したことを非難し、もうやめてほしいと訴えていました。
<↓の画像は、賀来賢人さんと妻・榮倉奈々さんのプライベート写真>
最近では、お笑いタレント・有吉弘行さんも今年6月にXで、『フライデー』が報じた盗撮記事に対してブチギレ激怒しており、同誌は有吉さんと元アナウンサーの妻・夏目三久さんが、子供を連れて東京・麻布台ヒルズで買い物をしていたことを伝えると共に、子供の全身にはモザイクをかけながらもプライベートの家族写真を公開していました。
<↓の画像は、有吉弘行さんと妻・夏目三久さんのプライベート写真>
この報道を巡ってもネット上では物議を醸していたものの、『法律事務所アルシエン』の清水陽平弁護士はこの報道についてメディアの取材に、元芸能人の夏目三久さんが引退後も一定の注目を集めることは仕方がないことや、撮影場所が公衆の場で撮影方法も悪質とは言えないことから、こうした盗撮行為を法的に問うことは難しいとのことでした。
SmartFLASHもそうしたことを分かったうえで、家族を盗撮し記事として公開したのでしょうが、顔を隠してはいるものの、子供が今後何かの犯罪に巻き込まれてしまう恐れがないとは言えないですし、本人がこれまでSNSなどでも一切出していない子供たちとの姿を公開するのは、倫理的にどうなのかとも思います。
SmartFLASHは現時点で特に対応はしていませんが、二宮和也さんの訴えを受けて何かアクションを起こすのか、今後の対応にも注目したいところです。