昨年10月に旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所、独立した『嵐』の二宮和也さん(40)が、個人のファンクラブ『オフィスにのホールディングス』とスマホ向けアプリ『デジにの』を17日に開始することを発表し、ファンから歓喜の声が上がる一方で「容赦ない搾取」として物議を醸していると週刊誌『フラッシュ』のWeb版『SmartFLASH』が報じています。
二宮和也さんは個人事務所『オフィスにの』の公式サイトで先日、ファンクラブとアプリをスタートさせることを同時発表し、ファンクラブは入会金なしで「年会費5,500円(税込み)」で、早期入会キャンペーンとして8月末までに入会した人限定で、オリジナルアクリルスタンドをプレゼントするとしています。
『オフィスにのホールディングス』の入会特典は「会員証」で、コンテンツは「デジタル会報誌(不定期)」「番組観覧・イベント招待・会員限定生配信など」「メールサービス」などとしています。
<↓の画像は、『オフィスにのホールディングス』の会員証とアクリルスタンドの写真>
スマホアプリ『デジにの』は、『オフィスにの』関連の情報をひとまとめにチェックできるもので、ファンクラブとの連携も実施予定といいます。
トーク(月額:税込み400円)を購入すると、限定のテキストメッセージや写真・動画などがリアルタイムで届き、メッセージにコメントで返信もできるそうで、トークは2週間無料キャンペーンも行う予定としています。
SmartFLASHによれば、この新サービスにファンから期待や歓喜の声が上がる一方で、「そんなに儲けたいの?」「年会費5,500円!? ×5になるのかな?+嵐の会費…。追加で給料上がらないのに物価高で…」などと、個人のファンクラブ会員費を巡って物議を醸しているとしています。
これについて芸能記者は、「4月に、二宮さんがファンクラブを開設するか否かについてXでアンケートを取ったところ、『嬉しい』『絶対入る』という声が上がる一方、『嵐だけでいい』『お金が大変』といった意見も出ていました。年会費5500円が、嵐の4000円より高いところも気になります。」
と語り、ファンクラブ開設前から賛否両論だったとしています。
また、「二宮の “自分ファースト” を批判する向きもある」とし、「旧ジャニーズ事務所の退所とともにKing&Prince脱退を決めた岸優太さんに対し、『次にやりたいことが決まらないのになぜやめる?』と詰問したことが話題になりました。それなのに、二宮さん自身はその直後に退所したことで、『二枚舌』との辛辣な批判が寄せられました。また、遡ること2021年、緊急事態宣言下で旅行を自粛するようにメンバーやファンに呼びかけながら、自身はその数日後に妻の実家がある秋田に帰省したことを『文春オンライン』が報じています。そんな“自分ファースト”の二宮さんを、厳しい目で見るファンも少なからずいるのです」
と芸能記者が語っています。
これに対してネット上では、
- 嫌なら入らなければいいだけでは?
- 単純な金額よりリターンの問題だよね
- 高い思うなら入らない それでもニノ応援したいと思うなら入る それでいいじゃない
- 嵐のライブは嵐のファンクラブのみの先行予約になるからやはりファンにとっては両方の加入が必須だよね。
社会人ならまだ良いけど未成年のファンだったらこれはやはり金銭的に辛いことだと思います。 - 個人のFCとしては普通なんだろうけど、嵐と両方だと考える金額。KinKiはGのFCが無くなって個人FCになるけど、二人のソロも追いたい人は、両方入らなきゃだから結果Gの2倍近くなってしまう。
- ファンを大切にと言っても商売だし儲けたいは当たり前 金出すファンが大切であり どう金出させるかが仕事でしょと思う
- 嵐のファンクラブと二重取りになるのだから、ファンの失望もまぁ分かる。
後はライブやイベントやる時に両方のファンクラブから申し込み出来るのであれば2つ入る意味も無いし、きちんと差別化が出来れば納得するんじゃないかな
などの声が上がっています。
二宮和也さんは独立後にオンラインストア『オフィスにの本店』もオープンし、複数の写真(1枚:税込み180円)やアクリルスタンド(1個:税込み1,320円)の販売を行うなど商魂たくましく、そして新たに個人のファンクラブ開設などを発表し、入会するかどうかは自由ながら、嵐のファンクラブ会費と合わせると年間1万円となるため、ファンから悲鳴が上がるのも当然かと思います。
個人のファンクラブ開設は、『timelesz(タイムレス)』(旧Sexy Zone)の菊池風磨さんも4月に発表し、会員費は月額:税込み550円(年間6,600円)となっていて、熱狂的ファンたちからは歓喜の声が上がる一方で「二重取り」「学生には厳しい」という指摘もありました。
この他に、『KinKi Kids』は堂本剛さんの独立を機に4月をもってグループのファンクラブを閉鎖、そして堂本光一さんは個人のファンクラブを開設し、年会費は堂本剛さんが昨年開設のファンクラブと同じく税込み6,600円となっています。
年会費5,500円は、有名アーティストの平均的なファンクラブ会費と比較すると少し抑えめながら、5月をもって独立した松本潤さんら他のメンバーたちも今後もし個人のファンクラブを開設し、全てに入会するとなればファンの負担はさらに大きくなりますが、会費に見合ったサービスを提供しながら、ファンの不満を少しでも解消していってもらいたいです。