12日に結婚発表した嵐・二宮和也さん(にのみや・かずなり 36歳)が、嵐の活動休止後にハリウッド進出を本格的に目指すというプランを週刊誌『女性自身』が報じています。
二宮和也さんは12日夜にファンクラブサイトへ直筆文書を投稿し、「この度、結婚をさせて頂く事になりました。」と発表した上で、「1人の男としてケジメと決断をし、今日、ファンの皆様に、ご報告させて頂きました。」「この決断が後に、良かったと言ってもらえる様に、今日からも変わらず、そして来年以降も二宮和也は頑張って参ります」
と綴っていました。
この発表を受けてコメントを寄せた嵐のメンバーは、櫻井翔さんと相葉雅紀さんの2人だけで、嵐は仲が良いグループとして知られているだけに、松本潤さんと大野智さんがなぜコメントを寄せないのかと物議を醸し、二宮和也さんの結婚には反対していたのではないかなどの憶測が飛び交う事態となっています。
<↓の画像は、嵐のデビュー日・11月3日に撮影された嵐メンバーの写真>
ちなみに、9月にTOKIO・城島茂さんが結婚発表した際には、メンバー全員から祝福コメントが寄せられていました。
二宮和也さんの結婚発表から2日後の14日には札幌ドームでコンサートを行いましたが、この場で直接ファンに結婚報告することはなく、メンバーたちも一切結婚の話題には触れませんでした。
ニュースサイト『日刊サイゾー』や『リアルライブ』などによれば、ジャニーズ事務所サイドは結婚発表にあたってテレビ局サイドに、「基本的に嵐の全員が並んでいる5ショットの使用がNG、あくまで二宮の1人だけ」と伝えていたといい、これによって結婚を報じた情報・ワイドショー番組などでは、二宮和也さんがソロで歌唱している場面だけを編集した映像を流していたそうです。
これについて芸能関係者は、「お祝い事なのに、嵐の5人の映像を使わせないというのは、よほどジャニーズも腹に据えかねているものがあるんだろうなと思いましたね。」
と語っているほか、『週刊文春』が報じている記事にも言及し、「櫻井翔、松本潤、大野智は結婚には大反対。解散寸前にまでメンバー間の亀裂が入っていたといいます。事務所も祝福ムードなら5ショットにOKを出すはずで、二宮が周囲の反対を押し切って強行突破したのは間違いなさそう」
だとしています。
メンバーやジャニーズ事務所だけでなく、ファンからも二宮和也さんの結婚発表には否定的な声が多く上がっており、おめでたい話題にも関わらず暗い雰囲気も漂っているのですが、ついに結婚を実現させた二宮和也さん自身は、次なる目標達成のために動き出そうとしているようです。
『女性自身』によると、二宮和也さんは嵐の活動休止後に、高い評価を受けている俳優業に力を入れていく考えのようで、海外作品への興味を示しているそうです。
二宮和也さんは2006年に、渡辺謙さん主演映画『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド監督)でハリウッドデビューを果たしましたが、その後は国内作品への出演のみとなっています。
そんな二宮和也さんについて映画関係者は、「二宮さんはあれだけ多忙にもかかわらず、数年前から英語のレッスンに精力的で、今も週に2回ほど、個人レッスンを受けています。本格的にハリウッド再進出を目指しているようですね。小栗旬さんのように拠点を海外に移すことも視野に入れていると聞いています」
と明かしています。
演劇関係者も、「二宮さんの舞台『見知らぬ乗客』(2009年)の演出を担当したアラン・アッカーマン氏は、親しい関係者に『また二宮さんと一緒に仕事したい』と言っていたそうです。その関係者が二宮さんにその旨を伝えると『僕のこと覚えてました?』と前のめりになって目を輝かせたそうです。アッカーマン氏が手掛けるNYの舞台にも強い興味があるようです」
と語っています。
2日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に、ハリウッド俳優・歌手のウィル・スミスさんがゲスト出演した際には、英語に即座に反応するなどリスニング能力の高さを見せていたそうです。
こうして二宮和也さんは、嵐の活動休止後にアメリカ進出を本格的に目指しているといい、元フリーアナウンサーの妻・Iさん(38)もこれから全面的にバックアップしていく意向といい、「二宮さんの海外志向の夢を応援したいという気持ちが強いです。日本にいるより、周囲の目を気にすることもなくなりますしね」
とテレビ局関係者が語っています。
この他にも、『プレジデントオンライン』の記事では、『フライデー』や『週刊現代』の編集長を歴任したジャーナリスト・元木昌彦さんが、嵐の活動休止後にジャニーズ事務所を退所するのではと憶測しており、「嵐が来年末で活動を休止しSMAPはバラバラ。アイドルを見出す天才だったジャニー喜多川社長も亡くなり、ジャニーズ事務所の将来は暗澹(あんたん)たるものである。タレントたちは次々に独立し、テレビへの影響力も失いつつある。ジャニーズ凋落(ちょうらく)の象徴が二宮の結婚で、おそらく二宮は、活動休止を機に事務所を離れるだろう。」
としています。
さすがに、結婚発表、嵐の活動休止から、ジャニーズ事務所を退所というのは話が飛躍し過ぎていると思いますが、Iさんとの結婚によってファン離れが起きていることもあり、国内だけでなく海外に目を向けた活動を展開していく可能性は十分ありそうです。
最近では、小栗旬さんが子供のころから夢だったハリウッド進出、海外での本腰を入れた活動のために家族でアメリカへ移住し、後輩の“山P”こと山下智久さん(34)も海外ドラマに出演するなどしており、こうした姿を見て自分も俳優としてさらに飛躍、活動の幅を拡げたいと考えていたとしても不思議ではありません。
二宮和也さんの容姿などから、ハリウッドではなかなか難しいものがあるのではという声も多いですが、ハリウッド進出が失敗したとしても、海外での経験は今後の俳優人生にプラスに働くかと思うので、実際のところは定かではないものの、嵐の活動休止後に新たな挑戦をしていく姿などを見せてほしいですね。