KAT-TUNの解散と共にSTARTO ENTERTAINMENTを退所、独立する亀梨和也さん(38)の今後の活動を『東京スポーツ(東スポ)』が伝えており、現在は大型ドラマの撮影をしているとしています。
KAT-TUN解散と亀梨和也さんの事務所退所は12日に発表され、亀梨さんは16日放送のスポーツニュース番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)に出演し、解散と独立について直接言及はしませんでしたが、独立後も番組に出演することを明らかにしました。
東スポによると、亀梨和也さんは独立後もスポーツキャスターとしての活動を続けていくほか、俳優、ソロアーティストとしての活動に力を注いでいくそうで、「評価の高い俳優業にはさらに力を入れる覚悟。現在、来年配信を予定する大型ドラマの撮影中で、亀梨さんは役作りのため、昨年末から本格的な筋力トレーニングを開始している。食事にも気をつけていて、これまでのイメージを一新する筋肉ムキムキな〝ニュー亀梨〟を目指しているといいます」
と芸能プロダクション関係者は明かし、撮影は6月ごろまで続く予定といいます。
アーティストとしての活動については、「夏にはソロ歌手として、ステージに上がるために準備を進めている。筋力アップに加え、ボイトレにも取り組む予定」
とレコード会社関係者が明かしており、詳細は不明ながら夏に開催の音楽イベントに出演する計画があるといいます。
亀梨和也さんは、『嵐』の櫻井翔さん、『NEWS』の小山慶一郎さんと共に『24時間テレビ』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めた2017年に、山下智久さんとユニット『亀と山P』を結成して楽曲をリリースしたほか、初めてソロコンサートも開催し、2019年5月にソロデビュー曲『Rain』をリリース、オリコンの週間ランキングで初登場1位を獲得、2023年リリースの2ndシングル『Cross』も同ランキングで1位を獲得しています。
その後もソロでの音楽活動に力を入れ、今月にはタイ・バンコクで開催のイベント『JAPAN EXPO THAILAND 2025』にゲスト出演するなどしています。
そんな亀梨和也さんは独立にあたって、スキャンダル対策にも余念が無いといい、亀梨和也さんは昨年1月に元TBSアナウンサー・田中みな実さん(38)との熱愛交際をスクープされた直後に、週刊誌『週刊文春』によって『読売ジャイアンツ』の坂本勇人選手(36)との夜遊びを報じられており、こうした記事が出ないよう警戒しているようです。
前出の芸能プロダクション関係者によれば、記事で報じられたラウンジはすでに閉店し、亀梨和也さんは別の店に移籍したキャストから営業連絡が来てもスルーしているといい、「“ファンファースト”を肝に銘じ、独立後の活動を見据えてスキャンダルだけは絶対にないように気をつけている」
としています。
東スポはこのように、亀梨和也さんの今後の活動などについて報じているのですが、週刊文春などは亀梨さんが独立に至るまでの裏側を伝えており、亀梨さんは2020年に個人事務所を設立し、2021年ごろから“脱ジャニーズ”の動きを見せていたとしています。
亀梨和也さんは2021年にある飲み会で泥酔し、「辞めてやる~」と口にしていたといい、その場には主演ドラマ『正義の天秤』(NHK)の監修役の弁護士も同席していて、「オレにはこの人がついているしさ~」とも語っていたと知人が明かしています。
亀梨和也さんが個人事務所を設立した前年にジャニー喜多川さんが亡くなり、2020年には元『SMAP』の中居正広さん、元『NEWS』の手越祐也さん、山下智久さん、『少年隊』の錦織一清さん、植草克秀さん等が旧ジャニーズ事務所から独立。
続いて2021年には、近藤真彦さん、元『TOKIO』の長瀬智也さん、元『King & Prince』の岩橋玄樹さん、元『V6』の森田剛さんが独立するなど、旧ジャニーズ事務所では退所者が相次いでおり、こうした状況の中で亀梨和也さんも独立への思いを強くしていったと考えられます。
そして、2023年に入って個人のインスタグラムアカウントを開設し、当時ジャニーズタレントたちはID(ユーザーネーム)に「J」の文字を入れる決まりがあったそうですが、一部のタレントたちは事務所の所有アカウントになることを懸念して反発し、木村拓哉さんらと同様に「J」の文字を入れずに、名前と誕生日を組み合わせた「@k_kamenashi_23」にしたとのです。
ちなみに、亀梨和也さんの後にSNSアカウントを開設した上田竜也さん、中丸雄一さんはそれぞれIDに「J」を入れていました。
亀梨和也さんはインスタグラムに続いて、2023年10月に個人のYouTubeチャンネル(登録者数:110万人)も開設しているのですが、YouTubeチャンネルは事務所のサポートは受けず、自分でスタッフを集めて自費で制作をしているといい、こうした新たな活動を通じて独立への自信をつけたのではないかと知人は推測しています。
YouTubeチャンネルでは、仲が良い後輩の『Snow Man』の宮舘涼太さん、目黒蓮さん等のほか、人気YouTuberのヒカキンさん、はじめしゃちょー、ドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)で共演していた杏さん、鈴木福さんとのコラボ動画も公開しています。
YouTubeチャンネルを開設後には、ソロプロジェクト『Inside 23(インサイドミー)』も始動させてコンサートやオリジナルグッズ販売も手掛けるなど、2023年から次々に新たな挑戦をしています。
事務所側に退所の意向を伝えたのは、2023年に入ってからだとスポーツ紙の取材に関係者が明かしており、2年前から独立に向けた準備を入念に進めていたことがうかがえます。
ちなみに、Inside 23の運営は『ソニー・ミュージックソリューションズ』が手掛け、運営を委託しているのは2020年設立の『株式会社KHONU(ケイホヌ)』という会社なのですが、同社の本店所在地は元々亀梨さんの出身地・東京都江戸川区となっていて、「HONU」はハワイ語で「ウミガメ」を意味することなどから、亀梨さんの個人事務所と推測されています。
そして、独立後はマネージャー1人と二人三脚で活動していくそうで、くれぐれも中居正広さんのような女性トラブルを起こすことがないように気をつけながら、本業を中心にさらに活躍する姿を見せてほしいです。