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KAT-TUN亀梨和也が東野圭吾作品『手紙』に出演、テレビ東京ドラマで強盗殺人犯の加害者家族役に挑戦。ネットの反応は?

亀梨和也『東野圭吾 手紙』主演。ドラマの内容・あらすじは? 山田孝之の映画版高評価で心配も…

2016年5月からの充電期間を経て、今年から活動を再開させた『KAT-TUN(カトゥーン)』のメンバー・亀梨和也さん(かめなし・かずや 32歳)が、スペシャルドラマ『東野圭吾 手紙』(放送日未定)で主演し、テレビ東京系のドラマ初出演にして初主演することが明らかになりました。

亀梨和也さんが主演する『手紙』は、ベストセラー作家・東野圭吾さん(60)が2003年に発表し、『第129回直木三十五賞』候補となった作品で、累計発行部数は240万部を超えるヒットを記録しており、2006年には山田孝之さん主演で映画化され、2008年以降には舞台化されています。

なお、亀梨和也さんが東野圭吾さんの作品に出演するのは今回が初となります。

山田孝之さん主演映画『手紙』の予告動画

作品のあらすじは、主人公・武島直貴が高校3年生の頃に、自分を大学に行かせたいがために兄・剛志がある家へ盗みに入り、そこで思いがけず人を殺してしまい、強盗殺人容疑で懲役20年の実刑判決が下されることになります。

この事件以来、剛志は獄中から直貴に手紙を送り続け、一方の直貴は働きながら定時制高校へと通い、剛志に対して「順調だから心配いらない」と手紙で伝えるのですが、実際には剛志が起こした事件によって「強盗殺人犯の弟」というレッテルを貼られるなど、社会からの差別や偏見に苦しめられており、アルバイトを次々に変え、住む場所も転々とせざるを得ない状況になっていました。

直貴は、友情、恋愛、就職、結婚などの幸せを得ようとする度に「強盗殺人犯の弟」というレッテルが立ちはだかり、次第に剛志から届く手紙も無視するようになっていき、その後兄弟にとって大きな選択をすることを決め…という犯罪加害者の家族にスポットを当てた内容で、家族とは何か、愛とは何か、絆とは何かを問いかける社会派エンターテイメント作品となっています。

脚本は、菅野美穂さん主演ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』、上野樹里さん主演『アリスの棘』、山下智久さん主演『アルジャーノンに花束を』(全てTBS系)などを手掛けた脚本家・池田奈津子さんが担当します。

監督は、ビートたけしさん主演ドラマ『破獄』(テレビ東京系)、野村周平さんと黒島結菜さんW主演映画『サクラダリセット』、新垣結衣さん主演『トワイライト ささらさや』、嵐・櫻井翔さん主演『神様のカルテ』などを手掛けた深川栄洋監督が務めます。

主演に起用された亀梨和也さんは『手紙』について、「ドラマの時代設定は原作よりも現代的に、2018年の今の時代に沿った内容になっています。誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。それも、無意識のうちに……。この作品の出来事以外にも、どんな些細なシチュエーションでもそうなりうる時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば、そんな作品にできればと思っています。」とコメントしています。

また、原作者の東野圭吾さんは、「『手紙』は、私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です。亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います。」というコメントを寄せています。

そして、このドラマに対するネット上の反応を見てみると、

などのコメントが寄せられています。

山田孝之さんが主演した映画版の『手紙』には、玉山鉄二さん、沢尻エリカさん、吹石一恵さん、風間杜夫さん、吹越満さんなど演技派俳優が顔を揃え、作品の内容も非常に高い評価を受けているだけに、映画版を見た方からはドラマの仕上がりを心配する声が多く上がっています。

映画版と比較されることは確実ですが、ドラマ版では獄中の兄から届く手紙とSNSで簡単に人と繋がれる現代社会との対比を描くとしており、映画版には無い要素も多く盛り込まれているとみられるため放送が楽しみですね。

亀梨和也さんは今年1月期放送の『FINAL CUT』(フジテレビ系)で復讐に燃える主人公を演じるなど、ここ最近はこれまでとは違った役柄にも挑戦することで演技の幅を拡げているため、今回演じるのは犯罪加害者の家族という難しい役ではありますが、どのような演技を披露するのか注目したいところです。

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