レコード会社『ソニー・ミュージック』が26日、発売延期中だった『亀と山P』の1stアルバム『SI(シー)』の発売中止決定を正式発表しました。
ソニー・ミュージックは公式サイト上で、「長らく発売延期とさせていただいておりました亀と山P アルバム『SI』に関しまして、発売を協議して参りましたが、この度、発売中止となることが正式に決定いたしました。発売を心待ちにされていた皆様には、ご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。」
と報告しています。
<↓の画像が、アルバム発売中止発表コメントの写真>
公式サイト上ではアルバム発売中止の理由は明らかにしていませんが、10月末をもって“山P”こと山下智久さんがジャニーズ事務所を退所しており、それが大きな原因とみられています。
『亀と山P』は、2017年4月期放送のドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)でKAT-TUN・亀梨和也さんと山下智久さんが共演し、これがきっかけで『修二と彰』以来12年ぶりに結成したユニットでした。
このドラマでは主題歌を担当し、2017年5月にシングル『背中越しのチャンス』をリリース、発売初日に10万以上の売上を記録しオリコンチャート1位初登場、週間チャートでも1位を獲得し、初週の推定売り上げ枚数は約17.5万枚のヒットを記録しました。
そして、亀梨和也さんと山下智久さんは昨年末開催の『ジャニーズカウントダウンライブ』(通称:カウコン)にて、ユニット結成15周年を記念して2020年にコンサートツアーを開催すると発表し、今年2月にはアルバムリリースとドームツアーを開催することが明らかにされました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で4月29日に発売予定だったアルバム『SI』の発売延期が決定、ドームコンサートは中止となり、その後さらに山下智久さんがジャニーズ事務所を退所し、アルバム発売が不透明な状況となっていました。
そうした中で、ついにアルバム発売中止、お蔵入りが決定したことに対してファン等からは、
- 亀と山Pアルバム発売中止悲しすぎる………
- 亀と山Pのアルバム販売中止なんて 亀梨くんなんも悪くないのに
- えー!亀と山Pアルバム発売中止なの!?もう出すだけなのに!?
- レコーディングしてMVも撮影済んで、あとは発売するだけだったからなおさらショック…
- 亀と山Pのアルバム中止だなんて悲しすぎる…コンサートないからアルバムはせめて発売して欲しかった
- 亀と山P始動します!って発表した時のカウコン、スノストがバックについてたよなあ〜〜懐かしい。
あの頃はコロナも山Pの退所もなくてただ幸せな年明けだった - マジでどんな大人の事情か知らないけど、欲しかった人はいっぱいいると思うのに。
どれだけの時間を費やして2人が作り上げたんだろう?その作品を受け取る事が出来ない理由は何?コロナは本当に根こそぎ全て奪って行くなあ。世紀末かよ!? - 円満退社?やっぱり亀と山Pは潰したかったのか?SIの3曲の権利はジャニーズ事務所らしいから。ソニーさん頑張ってくれたのにね。残念。
- 亀と山Pのアルバム、発売中止にする必要ある?これもやらかした人が出演してる映画と一緒で、普通に好きで聴きたくて買いたい人は買えば良いし、嫌いになったなら買わなきゃよくない?
- 亀と山Pアルバム発売中止かあ。ほんとになんかいろんなひとに迷惑かけてさぁ···
なによりできあがってきたものを世に放つことができないって悲しいしがっかりだね。もやもやしますね。 - コロナはまた楽しみを奪って行く、もし予定通り発売されていたら、手にする事が出来たのに
亀と山Pのアルバム、聴きたかったしライブも参加したかった…事務所の壁?ファンの思いは届かないのかな
でも亀ちゃんと山Pはこれからも良いライバルで友人であって欲しい - アーティストの意向なら尊重するけど、事務所の圧力だとしたらちょっと酷い。ものづくりを愚弄している。権利関係の話なら契約でどうにでもなるはず
などと悲しみや怒りの声などが上がっています。
4月に発売を予定していたアルバムには8曲が収録され、通常盤のみ『修二と彰』の大ヒット曲『青春アミーゴ』の2020年バージョンが収録されることも明らかになっていました。
アルバムリリースを発表時に2人は、「みんなで歌える歌がキーワードの一つ」「『青春アミーゴ』のように、色んな年齢層の人たちが盛り上がれる曲をと思っています」「(それぞれの作詞作曲など)いろんな可能性を探りながら。可能性がありすぎて、どれを選択していいか」などと語っており、多くのファンが発売を待ち望んでいました。
しかし、発売延期の末にお蔵入りが決定したわけですが、『亀と山P』のアルバム発売中止情報は25日時点で週刊誌『週刊女性』のWeb版が伝えており、記事ではレコード会社関係者が、「制作チームで何度も話し合った結果、発売延期になっていたアルバムは出さないということになりました。いわゆるお蔵入りですね。すでにジャケット写真も撮影し、8曲もレコーディングしていたので、レコード会社としては“何とかして世に出したい”という思いだったようですが、ジャニーズ側からOKが出なかったそうです」
と明かしていました。
やはり山下智久さんがジャニーズ事務所を退所したことが大きな原因のようで、ネット上では山下さんやジャニーズ事務所の対応を批判する声も多く上がっています。
山下智久さんが退所したことでプロモーション活動は出来ず、権利問題も発生するなど様々な“大人の事情”があって、このような結果になってしまったとみられますが、作品は完成していたのであれば発売する形にしてほしかったですね…。
山下智久さんは今後、ソロで歌手活動を展開していくとの話も出ていますが、亀梨和也さんと共にまたパフォーマンスを披露する姿を見たかっただけに、このような結果になってしまったのは残念です。