『Hey! Say! JUMP』のメンバー・中島裕翔さん(22)が主演を務めるドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』のキャストが2日に発表され、ヒロイン役をモデルで女優の山本美月さん(24)が演じ、その他に遠藤憲一さん、瀬戸康史さん、山内圭哉さん、ジャニーズWESTの桐山照史さんが出演することが明らかとなりました。
このドラマは、韓国のケーブルテレビ局で高視聴率を獲得したという連続ドラマ『ミセン-未生-』を日本の社会構造、社会風景に合わせてリメイクしたものとなっており、中島さんが演じるのは、囲碁のプロ棋士を目指していたものの、途中でその夢を挫折して商社に勤務することになった主人公の一ノ瀬歩で、様々な苦難を乗り越えて成長していくヒューマンドラマとなっています。
<↓の画像左から遠藤憲一さん、瀬戸康史さん、山本美月さん、山内圭哉さん>
今回主演に起用された中島さんは、2013年放送の大ヒットドラマ『半沢直樹』、昨年1月期放送の月9ドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)に出演していたほか、今年1月公開の映画『ピンクとグレー』で映画初主演を務めるなど、俳優としても活躍している中島さんですが、ゴールデン帯(19時~22時)の連ドラで単独主演を務めるのは今回初ということもあり注目を集めていました。
しかし、ヒロインに抜擢されたのが山本さんということから暗雲が立ち込めているといいます。
山本さんがこのドラマで演じるヒロインの香月あかねは、主人公と同期の新入社員で優秀で会社一の美しさを誇り、才色兼備であるがゆえに、男性社員から攻撃の的になり、セクハラやパワハラのターゲットにされてしまうのですが、その逆境に負けることなく、必死に闘っていくという役柄となっています。
日曜21時から放送のドラマのヒロインに抜擢された山本さんは、今年1月期放送の『臨床犯罪学者・火村英生の推理』(日本テレビ系)、昨年7月期放送の月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)、同4月より放送の『64(ロクヨン)』(NHK)に出演。
さらに、6月18日より公開のホラー映画『貞子vs伽椰子』で主演を務めているほか、10月より公開の『少女』に出演、来年公開予定の人気少女漫画を実写化した映画『ピーチガール』では、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんとW主演を務めます。
さらに、山本さんは昨年の『女性タレントCM起用社数ランキング』で、有村架純さん、杏さん、広瀬すずさんと並んで12社と契約して2位にランクインするなど、ここ1、2年メディアへの露出量が非常に多く、“清楚系で好感度が高い”などと評価されている方なのですが、露出量の割には存在感が薄いことを以前より指摘されており“地味女優”、“顔と名前がなかなか一致しない女優”などと揶揄されています。
そんな山本さんがヒロインを務めるということから『HOPE』の視聴率にも期待は出来ないと言われており、加えて今年4月に新設されたフジテレビ系日曜21時のドラマ枠で1発目にスタートした『OUR HOUSE』は、天才子役・芦田愛菜さんとNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『マッサン』でヒロインを務めたシャーロット・ケイト・フォックスさんがW主演を務めているものの、第7話までの期間平均視聴率はわずか4.8%と大コケ。
<大コケ中のドラマ『OUR HOUSE』>
同時間帯にTBS系で放送されている嵐・松本潤さん主演の『99.9-刑事専門弁護士-』は、第7話までの期間平均が16.7%で3倍以上の差を付けられており、第4話で最低視聴率3.8%を記録するなど数字が低迷していることから、打ち切りも囁かれています。
更に同時間帯には、日本テレビ系で人気バラエティ番組『行列のできる法律相談所』が放送されており、視聴率の獲得が難しい時間帯だと言われています。
そんな枠でスタートすることから、当初より厳しい数字となるのではないかと予想されていたのですが、ヒロインが山本さんということから期待できないという声が更に強まっている様子です。
また、主演に起用された中島さんは、今年4月に女優・吉田羊さん(42)の自宅マンションに7連泊していたことをスクープされ、その報道から1ヶ月後の5月には、泥酔した状態で30代の女性会社員に抱きつくなどしたとして、110番通報されるというトラブルを起こしていたことが判明。
このトラブルについては、女性から被害届も提出されなかったこともあり、事件化される可能性はほぼないといい、ジャニーズ事務所も泥酔騒動があったことを認めて謝罪しているのですが、中島さんは過去にも酒が絡んだトラブルを起こしており、これで2度目になることから冷ややかな目で見られてしまっています。
悪条件がかなり揃ってしまっており、脚本次第では記録的な大コケをする可能性もありますが、果たして初回でどれほどの数字を獲得できるのかに注目したいですね。