8月25・26日に放送のチャリティ番組『24時間テレビ41 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、メインパーソナリティを務める『Sexy Zone』のメンバー・中島健人さん(なかじま・けんと 24歳)が、番組内で放送されるスペシャルドラマ(8月25日21時ごろから放送予定)で主演し、20年前の1998年1月に亡くなった漫画家・石ノ森章太郎さん(本名=小野寺章太郎 享年60)の役を演じることが明らかになりました。
<↓の画像が、『24時間テレビ』スペシャルドラマの主演に抜擢された中島健人さんの写真>
宮城県出身の石ノ森章太郎さんは、『サイボーグ009』、『仮面ライダー』シリーズ、『人造人間キカイダー』、『HOTEL』などの人気作品を数多く生み出し、生涯に描いた作品数は770作品にも上り、これは「マンガの神様」と評された手塚治虫さんの記録を抜き、最も多い漫画の出版数としてギネス世界記録に認定されています。
非常に多くの作品を生み出した漫画家ということから石ノ森章太郎さんは、「漫画の王様」「漫画の帝王」などと評されていた方で、様々な漫画家たちに大きな影響を与えた方として知られています。
<↓の画像が、中島健人さんが演じる石ノ森章太郎さんの写真>
そんな石ノ森章太郎さんを主人公としたスペシャルドラマを日本テレビは制作し、中島健人さんを主演に起用したことを9日に正式発表しました。
ドラマの内容は、漫画家になることを親が反対する中で石ノ森章太郎さんの決断を応援しながらも、22歳という若さで亡くなった3歳年上の姉・由恵さんとの知られざる家族愛や絆を描いているとのことです。
主演に抜擢された中島健人さんは、「プレッシャーを感じます。今回、宮城県の生家に伺ったときに、ご本人の机のところに座ることができました。その時には、ここからすべてが始まったんだと思うと鳥肌が立ちました。このような大役を授かるのは恐れ多いのですが、愛を込めて演じていきたい」
と意気込みを語っています。
なお、今年の『24時間テレビ41』は「人生を変えてくれた人」をテーマとしており、メインパーソナリティをSexy Zoneのメンバー5人が務め、チャリティパーソナリティを女優・木村佳乃さん、スペシャルサポーターをウッチャンナンチャン・南原清隆さん、応援団長を出川哲朗さん、番組パーソナリティをサンドウィッチマンの2人、チャリティランナーをANZEN漫才・みやぞんさんが務めることが決定しています。
<↓の画像が、メインパーソナリティを務めるSexy Zoneメンバーの写真>
(左か松島聡さん、中島健人さん、佐藤勝利さん、菊池風磨さん、マリウス葉さん)
そして、中島健人さんがスペシャルドラマで主演することが発表されネット上では、
- 彼ならきっと世界観を作り出してくれると期待
- 仮面ライダーとジャニーズが好きとして楽しみ♪
- 今年の24時間テレビのドラマは健人くんおめでとうー!たのしみ!!!!
- 健人やと思ってました!!24時間テレビのドラマふぁいと健人 脇役に松島をお願いします、、
- 昨年の亀梨君の阿久悠さんのドラマはすごく良かったけど、中島健人が石の森章太郎・・・大丈夫?
- 石ノ森章太郎の姉が病弱で…を脚本にしたのだろうけど、24時間テレビの趣旨から言えば、見た目や言葉の差別を人一倍嫌ったブラックジャックと手塚治虫を脚本にするべきかと。
などのコメントが寄せられています。
昨年の『24時間テレビ』では、ピンク・レディーの『UFO』、石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』、フィンガー5の『学園天国』、和田アキ子さんの『あの鐘を鳴らすのはあなた』など、数多くのヒット曲の作詞を手がけた阿久悠さんを主人公とした『時代をつくった男 阿久悠物語』を放送し、KAT-TUN・亀梨和也さんが主演を務めたことで大きな反響を呼びました。
放送前には、亀梨和也さんと阿久悠さんのヴィジュアルがかけ離れていることや、なぜ阿久悠さんのドラマ?と疑問の声が上がっていたのですが、ドラマの出来が良く、亀梨さんの演技も良かったとかなり高い評価を受け、視聴率も『24時間テレビ』のスペシャルドラマ史上歴代3位の25.6%を記録しました。
<↓の画像が、『24時間テレビ』のスペシャルドラマ阿久悠さんを演じた亀梨和也さんの写真>
ちなみに、『24時間テレビ』のスペシャルドラマは1997年以降、ジャニーズタレントが主演に起用されることが増え、2006年以降はずっとジャニーズタレントが主演を務めています。
今回主演に抜擢された中島健人さんは、昨年公開の映画『心が叫びたがってるんだ。』と『未成年だけどコドモじゃない』で主演し、今年12月公開の『ニセコイ』でも主演に抜擢されており、『Sexy Zone』の中では演技力の高さが評価されている方なので、石ノ森章太郎さんをどう演じるのか注目ですね。
また、歴代のスペシャルドラマの視聴率はほぼ20%超えとなっているのですが、どれほどの数字を獲得するのかも楽しみなところです。