実写化でも注目を集める漫画『【推しの子】』のテレビアニメ第2期が7月3日からスタートし、オープニング主題歌を元『timelesz』(旧Sexy Zone)の“ケンティー”こと中島健人さん(30)と、人気シンガーソングライター・キタニタツヤさん(本名=木谷竜也 28歳)による新ユニット『GEMN(ジェム)』が担当することが発表されました。
昨年放送されたアニメ【推しの子】第1期では主題歌に、音楽ユニット『YOASOBI』が書き下ろした曲『アイドル』が起用され、国内外で大ヒットを記録しました。
これに続いて7月3日からスタートする【推しの子】第2期の情報は5月26日に解禁され、オープニング主題歌は『GEMN』というアーティストの曲『ファタール』に決定したことが発表され、アニメのプロモーション映像で主題歌の一部が公開されたほか、GEMNの公式サイトも公開されたものの、詳しいアーティスト情報は伏せられていました。
それから1ヶ月経ってGEMNの正体がついに発表され、中島健人さんとキタニタツヤさんによる新ユニットであることが明らかとなりました。
中島健人さんとキタニタツヤさんのアーティスト写真が公開されたほか、7月4日に主題歌『ファタール』が先行配信されることも発表されました。
<↓の画像が、GEMNのキタニタツヤさん、中島健人さんの写真>
また、エンディング主題歌も発表され、ロックバンド『羊文学(ひつじぶんがく)』の曲『Burning』が起用されたことが明らかになりました。
YouTubeでは中島健人さんとキタニタツヤさんのメッセージ動画も公開されており、それぞれが楽曲の魅力を伝えています。
また、GEMNの公式サイトで掲載されているメッセージで中島健人さんは、「キタニタツヤさんとお互いの人生の歴史を開示しあった時に、共鳴する部分がとても多かった。2人でこの曲を創り上げられたこと、“GEMN”の誕生を誇りに思う。『ファタール』はアクアたちの歌でもあり僕らGEMNの歌でもある。ただ1つの”アイ”を信じられるだけで、信じてもらえるだけで僕は前にさらに力強く前に進める気がする。運命的なアイを、この夏はあなたに届けたい。完璧で究極なアイを。」
などとコメントしています。
キタニタツヤさんは、「アクアとルビー、舞台に立つ俳優たちやクリエイターたち、GEMNを名乗る僕たち二人、それにおそらく星野アイまでもが共通して持っているであろう歪みがそれですが、その歪みこそが煌めきの源泉であると【推しの子】は教えてくれました。『ファタール』は、人生を狂わせてくれたものへのラブソングとして作りました。楽しんでいただけますように!」
などとー綴っています。
そして、『GEMN』の正体が中島健人さんとキタニタツヤさんの新ユニットだったことが判明しネット上では、
- GEMN解禁きた!!!ケンティおめでとう!楽しみだな〜〜〜
- この二人のユニットを思いついた人、天才 楽しみでしかない
- ケンティー×キタニタツヤさん、かっこいいー!元々アニメ第2期楽しみだったけど、さらに楽しみが増えた!!
- キタニタツヤさんとやるとは思わんかったなぁ ケンティーはモロ出てたから分かってたけど いやぁすごいなぁ ケンティー推しの子好きだから嬉しいだろうねぇ
- このユニットで音楽番組とかも出てくれるといいなぁ ソロになって初めての音楽活動嬉しい
- またYOASOBIで良かったのに
- これをやりたくてセクゾを辞めたのかな
- セクゾ辞めてソロやるのはわかるけどユニット組むのはどうかと思う
- セクゾ捨ててGEMNはさすがに心象悪い。しかも去年からずーっと匂わせてましたよね
- これが健人くんのやりたかったこと? ぜんぜん健人くんのきれいな声が生きてないよ
などの声が上がっています。
一部のtimeleszファンからは、今年3月にグループを脱退した中島健人さんが、キタニタツヤさんと新たにタッグを組み、音楽活動を再開させたことに対して批判の声も上がっており、賛否両論となっています。
中島健人さんは今年1月に旧Sexy Zoneからの脱退を発表した際に、「ひとりのアイドルとして、ひとりの役者として、自分が目指すべき場所に向かい、一生に一度しかないこの時間、一瞬一瞬にすべてを懸け、国内外問わず様々な挑戦をしていきたいと思っています。」
などとコメントし、今後もアイドル活動を続けていくことを明かしていました。
そして、グループ脱退から3ヶ月経ってGEMNとして音楽活動を再開し、なぜ中島健人さんとキタニタツヤさんが【推しの子】の主題歌に抜擢されたのかは明らかになっていませんが、原作の作画を担当の漫画家・横槍メンゴさんはtimeleszの大ファンを公言しており、グループを好きになったきっかけは中島さんだったといいます。
一方の中島健人さんも【推しの子】のファンであることを公言しており、昨年には自身のインスタグラムでYOASOBIの『アイドル』のダンスカバー動画を公開したり、作品の内容にちなんで自身のアイドル観をラジオ番組で語るなどしていて、そうしたことが背景にあり、主題歌に抜擢されたのかもしれません。
中島健人さんはグループ脱退後、これまで以上に俳優業に力を注ぎ、19日スタートの新ドラマ『しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~』(テレビ東京系 金曜20時)で主演するなどしていますが、今後の音楽活動にも注目したいところです。