中居正広さん(47)の冠番組『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系 土曜正午)と『新・日本男児と中居』(日本テレビ系 金曜24時30分)が、打ち切り終了するという不穏な情報が駆け巡っていると夕刊紙『日刊ゲンダイ』が報じています。
『中居正広のニュースな会』は4月27日、『新・日本男児と中居』は5月4日からスタートしたばかりの新番組で、それぞれ『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)、『ナカイの窓』(日本テレビ系)の終了をもって新たに制作されました。
しかし、早くも新番組2本に消滅情報が駆け巡っていると『日刊ゲンダイ』は伝えており、ある大物テレビ関係者が酒席で打ち切りの可能性を漏らしたことが発端だったとしています。
テレビ関係者によると、もし2本の番組終了情報が事実とすれば中居正広さんを取り巻く状況は一変するといい、「TBS系で放送中の冠番組『中居くん決めて!』も継続が危ぶまれているという話があります。もし『中居くん決めて!』が終了すると、中居さんの冠番組はTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の1本のみになります」
と語り、今後仕事が激減の可能性があるとしています。
しかし、現時点で『中居正広のニュースな会』と『新・日本男児と中居』の打ち切り終了話は真偽不明で、日刊ゲンダイの取材に対してテレビ朝日は「そのような事実はございません」と否定し、日本テレビは「個別の番組編成の詳細についてはお答えしておりません」との回答だったとのことです。
中居正広さんは来年の東京五輪で、TBSのメインキャスターを務めるのではないかと以前から囁かれていましたが、安住紳一郎アナウンサーの起用が7月に正式発表され、これを巡っては様々な憶測が飛び交う事態となり、ジャニーズ事務所との契約更新を迎える来年9月にはジャニーズ事務所を退所するのではないかという話も急浮上しました。
また、五輪キャスター落選が明らかになる前の6月18日に、ジャニーズ事務所の創設者・ジャニー喜多川前社長が解離性脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血で倒れ、7月9日に亡くなり、副社長だった姪の藤島ジュリー景子社長が2代目社長に就任、さらに子会社『ジャニーズアイランド』の滝沢秀明社長が副社長を兼務することが9月27日に発表され、こうした人事によって中居さんの退所説はさらに濃厚になっているとも囁かれています。
日刊ゲンダイの記事で芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、中居正広さんと滝沢秀明社長の関係について、『金スマ』で共演するなど表面上は良好な関係に見えるものの、「滝沢が偉くなったらオレは事務所を辞める」と中居さんが発言しているという話もあるとし、「2人の間には周囲には伺い知れないミゾのようなものがあるのかもしれない」と憶測しています。
<↓の画像は、『金スマ』で共演した中居正広さんと滝沢秀明社長の写真>
この他にも、テレビ朝日は10月11日から『ミュージックステーション』を金曜20時から金曜21時に枠移動しましたが、同時間帯にはTBSで『金スマ』が放送されており、『Mステ』はジャニーズグループが頻繁に出演する番組ということから、ジャニーズ事務所側も「中居外し」ではなく「中居潰し」に動き出しているのではないかも囁かれています。
中居正広さんがこれまでMCを担当してきたような番組で、嵐・相葉雅紀さんや関ジャニ∞・村上信五さんが起用されることも増えるなど、確かに気になる部分は多々あります。
そうしたこともあり、『中居正広のニュースな会』と『新・日本男児と中居』が今後、低視聴率などを理由に打ち切り終了となったとしてもおかしくない気はしますが、現時点ではジャニーズ事務所を退所するか否かは不明です。
週刊誌『女性セブン』が8月に報じた記事では、番組スタッフが中居正広さんについて、「仕事は好きだけど、今は(バラエティの)他にやりたいことがない。だからしばらくは事務所を辞めない」と話していたとし、音楽関係者も中居さんの今後について、「ジャニーさんの三回忌を終えるまでは事務所を辞める気はないようです。節目の50歳を迎えるまで後輩の面倒を見ながら、自らの“新しい進路”をじっくり考えるようです」
と語っています。
もしジャニーズ事務所を退所した場合、自身の冠番組だけでなく『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)などにも大きな影響を与えるとみられ、中居正広さんは全てのレギュラー番組を失う可能性もありますし、番組スタッフを含めて周囲にも非常に気を遣う人なので、退所に関してはかなり慎重に判断するのではないかと思いますが、これからの1年で中居さんを取り巻く状況にどういった変化があるのか、引き続き注目していきたいですね。