13日放送の音楽特番『音楽の日2024』(TBS系)で司会を務めた中居正広さんが、SMAPの代表曲『夜空ノムコウ』を口ずさむ場面があり、ファンからは歓喜の声が上がりました。
その一方で、中居正広さんは共演者たちから一緒に歌うよう促されるも、最後まで“口パク”で歌おうとはしなかったことで様々な憶測が飛び交い、歌唱することは禁止されているのではないかとの憶測も飛び交っています。
出演者たちが『夜空ノムコウ』を歌唱したのは、終盤に放送された「届け!音楽のチカラ 一夜限りのhopeバンドライブ」というコーナーで、中居正広さんは『男闘呼組(おとこぐみ)』の岡本健一さん、成田昭次さんと共に『THE BLUE HEARTS』の『TRAIN-TRAIN』を歌唱しました。
それに続いて、三浦大知さんがサプライズで『夜空ノムコウ』を歌唱し始め、三浦さんは中居さんに視線を送り、そして岡本健一さんが中居さんの背中を叩いて一緒に歌うよう促しました。
これに対して中居正広さんは苦笑いしながら、三浦大知さんの隣に立ってリズムに乗りながら歌詞を口ずさみましたが、最後まで歌声をマイクに乗せずに終了となりました。
これに対してSMAPファンたちからは歓喜の声が上がった一方で、最後まで歌わなかったことを巡って物議を醸し、その原因についても様々な憶測が飛び交いました。
『東京スポーツ』(東スポ)は中居正広さんが番組で歌わなかった理由として過去のトラブルを挙げ、SMAP解散後にソロ歌手デビューした木村拓哉さんがライブで堂々と『夜空ノムコウ』を歌唱したところ、SMAPファン等から「なんでキムタクだけが…」などの批判が噴出したとし、そうしたことからファンに配慮して歌唱しなかったとしています。
また、テレビ関係者はSMAPについて、「決してタブーというわけではありませんが、SMAPを扱う時は必要以上に注意を払う傾向があります。本人たちもハレーションを考慮し、SMAP時代のトークはしても、楽曲を歌うことは遠慮しています」
と明かしています。
週刊誌『週刊女性』のWeb版『週刊女性PRIME』も、中居正広さんは昔からファンを大切にしているとし、SMAPの曲を歌うのはメンバーが揃った時と決めているのではないかと推測しています。
実際のところどうなのかは定かではありませんが、2020年にソロ歌手デビューした木村拓哉さんが最初に行ったライブツアーで『夜空ノムコウ』や『SHAKE』を披露し、SMAPファン等の間で賛否の声が上がりました。
ちなみに、木村拓哉さんはSMAPの曲も歌った理由として、公私ともに親交が深い明石家さんまさんから、「なんでアルバムの曲しかやらへんのや。楽曲は、アーティストだけのものじゃない。皆さんとの共有物や」
と言われたことを挙げています。
木村拓哉さんはライブで堂々と歌唱した一方、旧ジャニーズ事務所を辞めて以降も音楽活動を続けている『新しい地図』の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんはSMAP時代の曲を歌うことなく、新たな楽曲をライブなどで披露しているため、木村さんの言動には反発の声が上がっています。
旧ジャニーズ事務所を離れて以降も、過去の曲を歌うこと自体は問題はないようで、他の元ジャニーズたちはライブやテレビ番組などでも普通に歌唱しており、中居正広さんはやはりファンの気持ちを考えて、マイクに乗せずに口ずさんだ可能性が高そうです。
中居正広さんはSMAP時代から歌が下手だと自虐し、自分のマイクだけスイッチが入っていなかった、口パクだったといったことをネタにしていますが、『音楽の日』の放送を終えてネット上では、今後またいつか歌声が聴きたいとの声が多く上がっていて、メンバーが揃って歌唱する日がいつか来たらと思いますね。