中居正広が盲腸・腹膜炎手術経て仕事再開も記憶消失語り心配の声。旧ジャニーズ事務所を心配し後輩の育成サポートも開始へ?

昨年に体調不良で約2ヶ月芸能活動を休止し、年明けから本格的に仕事を再開した中居正広さん(51)が、復帰後に数回“記憶消失”したことを告白し、ファンから心配の声が上がっていることや、専門医も体調を懸念していると週刊誌『女性自身』が報じています。

中居正広さんは11月4日放送のラジオ番組『中居正広 ON＆ON AIR』（ニッポン放送）で、最近になってゴルフを再開したことを明かした後に、今年に入って突然記憶を失うという不思議な出来事が7月と10月に2度あったと語り、1度目は司会を務める音楽特番『音楽の日』（TBS系）の帰りの車の中で、「えっ？ここTBS？ TBS出たよな？ えっ？ 今日TBSどうやって来たっけ？ 今日TBS入ったっけ？」と、車に乗った後に突然その日の記憶をなくしたといいます。

それから3ヶ月後の10月中旬ごろにも自宅で記憶を失ったそうで、家に居ることは分かるものの、「何月？何日？ あれ？何をしようとしてた？何を振り返ってた？」と直前の記憶などを失ったそうです。

こうした症状が出た原因について中居正広さんは自己分析し、「過去の思い出を整理していると、色々と考えを膨らませる癖がある」「なんかちょっと思い出をファッとすると、『ああ～ ああすれば良かったな、こうすれば良かったな～』と思うと、考えが膨らみ過ぎちゃって、一番手前の『ああすれば良かったな、こうすれば良かったな』ってのがすっ飛んじゃうみたいな」などと語っていました。

この告白に対してファンから心配の声が上がっており、心療内科・精神科を専門とする『ライフサポートクリック』の山下悠毅院長は女性自身の取材に対して、「脳に心理的なストレスがかかると記憶が飛ぶことはままあります。原因は過労や睡眠不足、度重なる緊急事態などが代表的。過度なカフェイン摂取や飲酒は悪化を招きます。重度だと解離性健忘と呼ばれる状態になり、記憶の欠落が数十分を超えたり、自分が誰か分からなくなったりすることもあります」と語り、予防・治療では十分な睡眠やカフェイン・アルコールを控えて脳を休ませることが重要だとしています。

芸能関係者によれば、中居正広さんは仕事復帰からすぐに数多くの仕事をこなしているほか、ジャニー喜多川さんの性加害問題で大揺れの旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）のことをかなり心配し、かねてから親交があった後輩に加えて、これまでほとんど接点が無かった旧ジャニーズJr.（現ジュニア）の相談にも乗り、今後中居さんが後輩の育成をサポートするという話も出ているとのことです。

中居正広さんは独立後も複数のレギュラー番組や特番でMCを務め、今年は大晦日の18時から約6時間生放送の『WBC2023大晦日・生放送スペシャル』でMCを務めることも発表されており、今年は年内いっぱい仕事が入っている状態です。

本人は様々な場で現在は体調が良いことをアピールしているほか、27日発売の『週刊ポスト』は今月下旬に中居正広さんが、渋谷の高層ビル屋上で開催された元『RIP SLYME』のSUさんの誕生日パーティーに出席し、飲食を楽しみながらかなり盛り上がっていたことを伝えています。

＜↓の画像は、週刊ポスト撮影の元RIP SLYME・SUさんの誕生日パーティーに出席した中居正広さんの写真＞

しかし、『女性セブン』が今月報じた記事では中居正広さんの知人が「（体調は）完全に元に戻ってはいません。」と語り、芸能関係者もテレビでは元気な姿を見せているものの「辛そうな時もあります」と裏側を明かしています。

女性セブンによれば、中居正広さんは昨年7月に「急性虫垂炎（盲腸炎）」を発症して手術を受けた後、『週刊新潮』に報じられた「盲腸ガン」ではなく、「腹膜炎」を発症していることが判明したことで9月以降に大手術を行い、それによって思うように食事を摂れない状態が続いたことで激ヤセし、療養期間を延長することになったとしています。

それに続いて多忙による睡眠不足などが原因なのかは不明ながら、突然記憶を失うといった症状も現れているというのはかなり心配で、中居正広さん本人はそこまで深刻には捉えていないようですが、解離性健忘を発症する恐れもあるとのことから、今後も無理はせずにしっかりと休養を取るようにしてほしいですね。