SMAPの中居正広さん(42)が、27日の23時から放送された自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送) にて、6月上旬に喉の腫瘍摘出手術を受け、入院していたことを告白しました。
中居さんが番組内で明かしていたところによると、喉の異変を感じたのは、約1年前の特番収録が重なった忙しい時期だったそうで、「声がガラガラで声が飛ぶ。無理しても声が出ない」という症状があり、今年5月末に医者に行き精密検査を受けたところ「腫瘍です。悪性の場合、喉頭がんになります」と告げられ、6月3日か4日に手術を受け、5~6日間の入院生活を送ったとのこと。
これに対して中居さんは、今年2月に亡くなった父親の正志さん(享年79)も2013年2月に肺ガンを患い、同年秋にリンパ腺へ転移し、昨年8月には咽頭ガンの手術を受けていたことから「すごいDNAだなと思った。あれから3ヶ月だから」と感じたことを告白。
しかし、幸いにも腫瘍を摘出した結果「良性」だったことが判明し、主治医から「手術後2週間は声が出ない。(休養期間を)いただきたい」と言われていたものの、仕事を休んだのは5日間だけだったそうです。
また、今回の入院は「プライベートなことなので、(身の回りのことなど)自分でやろう」と決意し、更に「ゼロ見舞いにゼロトーク」と見舞いも断ったことも明かし、術後には好きなものを食べたり、読書や映画鑑賞をしながら一人きりの入院生活を楽しんでいたとのこと。
そして、中居さんは退院時に「この1週間、(これまでの芸能生活を通じて)一番楽しかった」と感じたと共に、「『(手を)差し伸べてくれる女の子がいて、横にいたのがウチのカミさんでした』と思わない…マズイぞ。何で何とも思わないんだ?! やっぱり1人じゃ無理だとか、支えがないとダメだとか感じないとダメだ(と思った)」と思ったことも告白していました。
これにネット上では、
- お父さんや今井雅之さんが亡くなられて腫瘍と言われたら、、不安だったと思います。でも心配をかけたくないので誰にも言わないで 一人で手続きから何もかもして そして何事もなかったように仕事をしてる 結果が解ってからファンに話してくれる中居君
身体を大切にしてください。 - あまりにも声の調子が悪いと感じるときがあったので、やっぱりそうだったんだ、と思いました。治療ができてよかったですね。無理せず、お大事になさってください。
- プロとして気丈に振る舞った中居正広は尊敬に値するね。この人はさすがやわ
- ちゃんと健康管理もしていたんだな。だから、手術もちゃんと受けた。こういうことができることも含めて本当のプロと言うんだと思う。
- チャラく見えるが本当のプロフェッショナル。この人の仕切る番組は安心して見られる。今後も何事も無ければと思う。
などのコメントが寄せられていました。
中居さんは喫煙者であることやお酒が好きなことで知られており、1週間で約2升(一升は約1.8リットル)のお酒を自宅で飲むことを以前テレビ番組で告白しています。
また、中居さんは現在数多くのレギュラー番組を持っていることや、特別番組等で司会を務めることが多いことから喉を酷使し、これが喉に腫瘍が出来た一因なのではないかと思われます。
今回は幸いにも良性だったことからすぐに仕事復帰し、27日に放送された生放送の大型音楽番組『音楽の日』(TBS系)では、これまでと変わらない姿を見せていましたが、今年2月には父親をガンで亡くしており、また喉に負担を掛けすぎることによって腫瘍が出来る恐れがあるので、今回のことをきっかけに喫煙や飲酒の量を減らすなど、体への負担を少しでも軽減するようにしてほしいと思います。