芸トピ

元SMAP中居正広のレギュラー番組減少、金曜日のスマイルたちへも打ち切り終了説も。音楽の日MC交代説も浮上で物議

中居正広『音楽の日』司会降板危機か。金スマ視聴率低迷、人気に陰りでTBSが緊急会議し…

昨年に放送開始から20周年を迎えたバラエティ番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系 金曜20時57分)の視聴率低迷が続き、番組MCの中居正広さん(49)の今後が不安視されていると週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。

デイリー新潮によると、ゴールデンウィーク中の5月6日放送の2時間スペシャルの平均世帯視聴率は4.8%(関東地区)で、この数字を受けてTBSでは緊急会議が設けられていたといいます。

同時間帯放送の『沸騰ワード10』(日本テレビ)は世帯視聴率10.4%、『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)は7.1%、『爆買いスター恩返し』(フジテレビ系)は7.1%、『嫌われ監察官 音無一六』(テレビ東京系)は7.8%を記録し、金スマはダントツ最下位でした。

金スマの視聴率は低迷を続け、番組の視聴率が5%を下回ることも珍しくなくなっており、こうした数字の低迷によって、かねてから番組の打ち切り終了説が囁かれていましたが、金スマの低視聴率ぶりからTBS内では、音楽特番『音楽の日』の司会をこのまま中居正広さんに任せて大丈夫なのかという話が出ているそうです。

中居正広さんは『音楽の日』がスタートした2011年から、安住紳一郎アナウンサーと共に総合司会を担当しており、今年も安住アナとのコンビで司会を務めることが発表されています。

<↓の画像は、『音楽の日』司会の安住紳一郎アナ、中居正広さんの写真>

民放関係者によると、『音楽の日』のメインはあくまでも出演アーティストながら、失敗が許されない大型特番ということから、少しでも不安要素は取り除きたいと局側は考えているとし、「実際、TBSは昨年の東京五輪のメインキャスターから中居を外しました。彼は2004年のアテネ大会から2018年の平昌大会までTBSの五輪キャスターを続けてきましたが、とうとう声が掛からなくなった。『金スマ』の視聴率が落ちてきたのは今年に入ってからですが、TBSのスポーツ担当は1年以上前に、今の状態を予測していたのかもしれません。東京五輪は安住アナ1人で総合司会を務めましたが、来年の『音楽の日』はどうなるか分かりません」としています。

また、中居正広さんは2020年3月をもってジャニーズ事務所を退所後、いくつかの新番組がスタートするも長く続かずに終了を迎え、「年1本のペースで、レギュラーを失っている」と指摘しています。

金スマと同じく2001年からスタートした『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)も、最近は視聴率が伸び悩んでいるそうで、「どんな人気番組であっても、耐用年数がある」「『金スマ』ほどではありませんが、2ケタをキープすることが少なくなっています。もっとも、あの番組の司会は、中居と笑福亭鶴瓶師匠ですからね。すぐに終わることはないと見ています」としています。

中居正広さんが司会を務める番組の視聴率が全体的に低迷している理由については、「彼らを支えるファンたちも年齢を重ねましたし、若い視聴者には中居が人気アイドルグループのリーダーだったことを知らない人も少なくないんです。中居は番組の中で『俺の全盛期、知らないの?』と自虐めいたトークで笑いを取ることがありますが、もはやそれもギャグにならない時代に突入したということかも」と語っています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

TBSの金曜ゴールデン番組では、金スマの前に放送している『オオカミ少年』、『ザ・ベストワン』も視聴率が低く、金曜20時台に放送していた人気番組『ぴったんこカン・カン』を昨年9月に打ち切ったことで、金スマの視聴率低迷に拍車をかけているとも指摘されています。

また、金スマは世帯視聴率だけでなく、各テレビ局が重要視しているコア層(13~49歳の男女)の視聴率も低く、4月29日放送回は世帯6.0%、コア視聴率が1.4%で、同時間帯に日本テレビで16回目の放送となったアニメ映画『魔女の宅急便』は、世帯視聴率10.1%、個人視聴率6.5%、コア視聴率は7.7%を獲得しており、金スマは大差をつけられています。

3月11日放送回も、金スマの世帯視聴率は5.5%、コア視聴率が1.9%だったのに対して、『沸騰ワード10』はコア視聴率5.6%、『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)がコア視聴率4.9%となっていました。

こうした数字から金スマは打ち切りが囁かれているのですが、これは決して中居正広さんだけに責任があるわけではなく、迷走している番組の企画内容に大きな問題があるかと思います。

ただ、中居正広さんが司会の番組はコア視聴率が取れていないものが多く、土曜昼放送の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)は、世帯視聴率こそ同時間帯トップクラスの6%前後で推移している一方、コア視聴率はイマイチなようです。

そのため、今後『音楽の日』の司会も交代となる可能性もゼロではなさそうですが、中居正広さんと出演アーティストのやり取りを楽しみにしている視聴者もおり、司会者を変更するだけでも番組のイメージは大きく変わるので、これに関しては慎重に議論を重ねてほしいところですね。

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