人気タレントのマツコ・デラックスさん(本名=松井貴博 46歳)が、芸能界引退準備に入ったという噂を『東京スポーツ』(東スポ)が報じ注目を集めています。
東スポによると、マツコ・デラックスさんが本気で芸能界引退を考え始めているといい、そのきっかけとなったのは、「NHKをぶっ壊す!」と公言している『NHKから国民を守る党』(略称:N国党)の党首・立花孝志議員とのトラブルだけでなく、元SMAP3人に対する発言も大きな原因だといいます。
<↓の画像は、N国党の立花孝志議員の写真>
記事では制作会社関係者が、「なんでも最近は、1人でテレビを見られないそうなんです。万が一、ザッピングをしてN国党党首の立花孝志議員の顔を見てしまうと、パニック状態に陥ってしまうからだそうです。」
と明かし、一方のテレビ関係者は、マツコ・デラックスさんの人気に陰りが見え始めていることも原因としています。
人気が下がり始めた原因について、「週刊文春が掲載した元SMAPの稲垣吾郎に対する発言から。『だってテレビは使いたくないんだもん。SMAPだから使われていたわけ…。SMAPじゃなくなった3人に魅力を感じますか。SMAPにいたからこそチヤホヤされていた』などと言いたい放題、毒舌をぶっ放したんです。それがどうやら引き金になったみたい」
とし、この発言によってSNSなどでもバッシングが巻き起こるなど、風向きが変わったといいます。
<↓の画像は、元SMAPで『新しい地図』の3人の写真>
マツコ・デラックスさんは『週刊文春』の報道後、『週刊女性』の取材に応じて「“圧力”なんてナイと言ったのに、文春の上司が都合いいように書き換えたのよ」などと訴えていたのですが、特に反論と言えるような内容ではなかったほか、元SMAPで『新しい地図』の3人との間に溝があることをより感じさせる発言をしており、番組出演を巡る新たな裏話も暴露していました。
一連の発言によってマツコ・デラックスさんのイメージに変化が起こり、ネット上では以前と比べると批判的な声が増え始めているのですが、これがCMにも影響を及ぼしそうだと東スポは伝えています。
芸能プロダクション関係者は、「マツコのCMのギャラは1本最低2000万円からといわれています。現在、ナショナルクライアントが10社以上もあるので、CMだけで年収は軽く2億円は超えている計算です。ところが、最近マツコがMCの番組視聴率が軒並み下がっているんですよ。クライアントは視聴率に敏感です。イメージも悪化しているとなれば、減ってくるのは当然でしょう。来年の今ごろには半減どころか最悪3分の1になっているかもしれません」
と明かしています。
こうした状況からマツコ・デラックスさんは早くも芸能界引退を考え始めているといい、「N国党との一件以来、得意の毒舌にキレがなくなった。自信がなくなっているんでしょう。最近は貯金でアパートを購入して、余生は海の見えるマンションで1人で果てたい、なんて弱音を吐いているようです。まあ、親友の有働由美子がそのたびにカツを入れて励ましているようですが…」
と事情通が語っています。
東スポはこのように、マツコ・デラックスさんの芸能界引退準備の噂を伝えているのですが、これに対してネット上では、
- ちょっと偏った所もあるけど。面白いし好きです。まだまだ40代だし先は長い。頑張ってほしい。
- 夜の巷とか観てても疲れてるなーと思う。引退しなくても仕事少し減らす方がいいのでは?
- 昔はマイノリティー側の意見を言うから良かったが、最近はマスコミ側の意見を言う事が多くなり、結局はその辺のワイドショーコメンテーターに成り下がった。
- この記事の信憑性は置いといて、この方はもともと芸能界にしがみつくタイプではないと思うので、キリを見て引退をするっていうのはあり得そう。そういう趣旨のことを番組で言ってたことがあったと思う
- マツコは、ゴールデン枠より深夜番組の方が面白いかな。言いたい事言わなくなったら本来のマツコの持ち味が消えて面白くなくなる。
マツコの発言も真剣に聞くと言うより、お笑いくらいにしか思ってない。N国党の事でも、確かに変な政党だと思うし。
SMAPの3人の発言は、ファンの人なら笑えないだろうけど…。3人に需要があればテレビで活躍すると思うし。深夜番組でまだまだ楽しいトークして欲しい。 - 素晴らしい才能と話術があるのに3人を叩いたのは不思議だった。本人の言い訳もおかしい、謙虚なマツコさんが好きだった。
あれ以来マツコさんが出る番組は観てません。残念です - 元スマップファンだけど、マツコさんも好き。それぞれ、自分の意思をストレートに言う人たちが好き。
吾郎さんも、お世辞言われるよりズバッと言ってくれる人が好きだと思うし、なんとも思ってないと思う。 - 普通に自分が飽きられてきたのを感じたのと、業界の内部にいて斜陽産業であることを嫌というほど実感させられたんだろう。SMAPやN国はきっかけに過ぎない。
などのコメントが寄せられています。
現時点でマツコ・デラックスさんの引退が決まったわけでもなく、東スポが伝えているのは芸能界引退を考え始めたといった情報があるという内容なので、真実なのか否かは定かではありません。
しかし、マツコ・デラックスさん自身もかねてから芸能界引退時期について言及しており、2017年2月放送のレギュラー番組『5時に夢中!』(TOKYO MX)で仕事引退のタイミングに関する話題になった際、「私なんか辞めたら絶対に終わり。何にもすることもない、したいこともない。物書きだってやりたくてやってたわけじゃない。あんな文字を書くなんて面倒くさいこと2度としたくない。今でもたまにはしてますけど、それはお仕事だからやってるだけで、あの苦痛はイヤ。今だって、別にこんなベラベラしゃべり続けて小銭もらって生きるのなんて、ほんとにもう……辞めたい」
と本音を漏らしています。
そして、引退時期については「干された時よ。『いらねーよお前、デブ』って言われたとき」と語っていました。
また、今年5月放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際には、仕事の区切りを考えているのか聞かれると、「言葉が出てこなくなったら(芸能界を)辞めようと思う。最近、ちょっと詰まるようになってきてるのよね。老化なのか、ネタが切れたのかわかんないけど」「(引退は)考えている、考えている」
と告白し、引退後は海外への移住を考えているとも明かしています。
ビートたけしさんや明石家さんまさんも、老化や需要の減少、腕の鈍りなどを感じたら芸能界から引退するといった発言をしており、マツコ・デラックスさんも同じような考え方をしているようです。
そのため、今後も批判が続いて仕事が激減したり、発言にも鈍りを感じた場合には、スパッと表舞台から去るという可能性は十分あるとみられますが、マツコ・デラックスさんは現在8本のレギュラー番組、7社とCM契約を交わしている売れっ子なので、実際のところ芸能界引退はまだまだ先のことになるのではないでしょうかね。