嵐・櫻井翔さん(41)が主演で現在放送中のドラマ『大病院占拠』(日本テレビ系 土曜22時)に、早くも続編内定の噂が出ていることや、「黒鬼」役で出演のタレント・ベッキーさん(38)が女優として“完全復活”かと『日刊ゲンダイ』が報じています。
1月からスタートした『大病院占拠』の視聴率は、第1話の平均世帯視聴率が7.2%、個人視聴率は4.3%、第2話は世帯7.6%・個人4.7%、第3話は世帯7.4%・個人4.7%、第4話は世帯7.8%・個人5.0%、第5話は世帯7.1%・個人4.2%、第6話は世帯7.0%・個人4.1%、25日に放送された最新話の第7話は世帯7.1%・個人4.4%となっており、世帯・個人視聴率は決して良い数字ではありません。
<↓の画像は、櫻井翔さん主演ドラマ『大病院占拠』の写真>
ただ、各テレビ局がいま重要視しているコア層(13~49歳男女)の視聴率は、今期放送のドラマではトップとなる4%台の数字を獲得しており、広瀬すずさんとKing & Prince・永瀬廉さんが共演の『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系 火曜22時)と比較すると、世帯・個人視聴率は1%前後の差となっている一方で、コア視聴率は倍以上の差を付けています。
これによって早くも『大病院占拠』の続編情報が流れているようで、日刊ゲンダイの記事ではテレビ関係者が、「平均視聴率は7%を少し超えた程度で、決して胸を張れる数字ではないのですが、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)が他のドラマと比較すると飛び抜けて高いんです。どうやらこれに気を良くした番組スポンサーが『もう1本、いきましょう!』となったようです」
と明かしています。
また、『大病院占拠』の続編に対して芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄さんは、「櫻井も今頃はホッと胸を撫で下ろしているだろうが、“黒鬼”を演じたベッキーも同じ気持ちのはず。ベッキーにとっては2016年に世間を騒がせたスキャンダル報道以来、初めてとなるキー局のGP帯のドラマレギュラー出演だったからだ。そして、コア視聴率を見る限り、あのスキャンダル報道の影響は消えつつあるようにも判断できる。」
としています。
<↓の画像は、『大病院占拠』出演のベッキーさんの写真>
ベッキーさんは2016年1月に週刊誌『週刊文春』によって、当時既婚者だった『ゲスの極み乙女。』のボーカル&ギター・川谷絵音さん(34)との不倫スキャンダルをスクープされ、大炎上騒動に発展したことで芸能活動を休止し、全てのレギュラー番組やCMから姿を消しました。
そんなベッキーさんは2019年1月に、『埼玉西武ライオンズ』や『読売ジャイアンツ(巨人)』で活躍した元プロ野球選手・片岡保幸さん(旧名=片岡治大 40歳)と結婚、2020年に第1子、2021年に第2子を出産。
2021年8月には、デビュー以来所属していた芸能事務所『サンミュージック』を退所し、元マネージャーが設立した事務所へ移籍、サンミュージックとは業務提携を結んでいます。
芸能関係者はベッキーさんについて、「今年3歳、2歳になる娘たちのことを考えれば、少し前まで『私はタレントで女優はやらない』と言っていたと報じられた彼女もそうは言っていられなくなっているのでは。『大病院占拠』には本人からの強いアプローチもあっての出演だと聞いています」
と語り、今後さらに子供服プロデュースやママタレとしてのビジネス展開も視野に入れているとのことです。
日刊ゲンダイはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- このドラマの続編があるのならば呼ばれる可能性もあるだろうけど、需要があるとは思えない
- このドラマは続編はいらない!スペシャルならまだわかる。ベッキーは出してほしくなかった。
- 今さらベッキーはいらないかな。仕事するより 子育てをしっかりしてあげてほしい。
- 地道に細々やってるベッキーが大黒柱って・・と思ってサンミュージックの所属タレントを調べてみたら、まともに稼働している女性と男性タレントはベッキーくらいしかいないのね
- このドラマは脚本はいいのにキャストが悪い、はまっていない。警察の司令塔、内部潜入しているリポーター、鬼の面々キャストが弱すぎる
- あの一件がなければ、モニタリングもイッテQもまだ出れてたのに、もったいない。
芸能人はスキャンダルが命取り。元のイメージには戻れんよ
などの声が上がっています。
ベッキーさんと川谷絵音さんの不倫スキャンダルから早7年が経ちましたが、週刊文春によって化けの皮が剥がされたことによるダメージはかなり大きく、今もなお拒否反応を示す声が上がっています。
そうしたこともあってか、現在もバラエティ番組に出演する機会はかなり少ないものの、女優業に活路を見出して少しずつドラマ出演が増えていっています。
2019年には、多部未華子さん主演の『これは経費で落ちません!』(NHK)、要潤さん主演の『悪魔の弁護人・御子柴礼司 〜贖罪の奏鳴曲〜』(フジテレビ系)、昨年は7月期に、Sexy Zone・佐藤勝利さん主演の深夜ドラマ『赤いナースコール』(テレビ東京)に出演しました。
これに続いて櫻井翔さん主演の『大病院占拠』にも出演し、ベッキーさんがゴールデン・プライム帯(19~23時)に民放で放送の連ドラに出演するのは、2013年放送の『ショムニ2013』(フジテレビ系)以来10年ぶりで、不倫スキャンダル後初となっています。
そして、『赤いナースコール』に続いて『大病院占拠』での演技を評価する声も多いため、バラエティタレントとしての完全復活はかなりハードルが高いものの、女優としてさらに活動を広げていくかもしれません。
『大病院占拠』の続編にも登場するかどうかは分かりませんが、連ドラ2作で連続してジャニーズタレントと共演していて、今後どういった作品に起用されるのかに注目したいですね。