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キムタクの次女Kokiがブルーリボン賞・新人賞受賞に親の力、忖度疑う声。映画低評価、ネットで厳しい声相次ぐ

ブルーリボン賞でKokiが新人賞、二宮和也が主演男優賞を初受賞。主演映画『牛首村』の演技好評価、今後親子共演も?

映画賞『ブルーリボン賞』の各受賞者が発表され、昨年にホラー映画『牛首村』で女優デビューした木村拓哉さん(50)の次女・Koki,さん(本名=木村光希 きむら・みつき 20歳)が新人賞、嵐・二宮和也さん(39)が初めて主演男優賞を受賞するなどし、ネット上で大きな反響を呼んでいます。

ブルーリボン賞は、東京のスポーツ新聞7紙の映画担当者記者で構成の『東京映画記者会』が主催し、前回(2021年度)のブルーリボン賞では、元V6・岡田准一さんが主演男優賞、永野芽郁さんが主演女優賞、仲野太賀さんが助演男優賞、三浦透子さんが助演女優賞、河合優実さんが新人賞を受賞しました。

そして、2022年度は『ラーゲリより愛を込めて』と『TANG タング』で主演した二宮和也さんが主演男優賞、『PLAN 75』で主演の倍賞千恵子さんが主演女優賞を受賞。

また、福山雅治さん主演『沈黙のパレード』に出演のずん・飯尾和樹さんが助演男優賞、山崎賢人さん主演『キングダム2』等に出演の清野菜名さんが助演男優賞『牛首村』で主演したKoki,さんが新人賞を受賞しました。

<↓の画像は、『第65回ブルーリボン賞』の受賞作品・受賞者一覧>

ブルーリボン賞で初めて主演男優賞を受賞した二宮和也さんは、「シンプルに嬉しいです。観てくださった方に伝えたいことが届いたんだなと、合格点をいただいたような気持ち」「同じ事務所から2年連続ノミネートだってすごいこと。こういう時くらい、すごいことをやったんだと思っていいのかな」「観てくださる方に『二宮が出ているから外れはないだろう、安心してみれるだろう』と思ってもらえるまで、楽しみながら自分の質を高めていかないと」などとコメントしています。

<↓の画像が、ブルーリボン賞の主演男優賞を初受賞した二宮和也さんの写真>

一方の新人賞を受賞したKoki,さんは、所属事務所の社長で母親の工藤静香さんに見守られる中でスポーツ紙のインタビュー取材に応じ、「まさか、この賞をもらえるとは思わなかったので、信じられなくて2回聞きました。とても光栄です。」と喜びを語り、家族からも「よく頑張ったね。すごいね」「おめでとう。一緒に作りあげたチームに感謝だね」と祝福されたと明かしています。

<↓の画像が、新人賞を受賞したKoki,さんの写真>

2018年のデビューからモデル業をメインに活動していますが、「演技のお仕事は幼い頃からの憧れでした。もっと学びたい」とし、憧れの役者として木村拓哉さんの名前を挙げ、「『THE LEGEND&BUTTERFLY(レジェンド&バタフライ)』の撮影を遠巻きに見学させてもらい、初めて父の演じる姿を生で見ました。その集中力と覇気?ではないですけど、ホントに雰囲気がこっちにも伝わってきて。自分のお父さんだけど、それ以上に憧れるというか、尊敬しましたね。一人の人間として『かっこいい』と心の底から思いました。私も、父みたいに演技で誰かの心を動かせる人になりたいです」と、木村さんのような役者になりたいとしています。

女優デビューにあたっては木村拓哉さんにも演技の相談をしたといい、「(演じる役が)こういう心境の中で、例えば『ここを強く表現するのか、それとも自分の中の強い気持ちにするのか』とか、結構具体的なところまで相談していました」と明かし、ロケ先から木村拓哉さんに連絡をすることもあったといいます。

Koki,さん初主演映画『牛首村』予告動画

今後の親子共演について聞かれると、「もちろん、共演もしたいです」と答えています。

そんなKoki,さんは現在、アイスランド出身の俳優・監督のバルタザール・コルマウクルさんが手掛ける日英アイスランド合作の映画『Touch(原題)』の撮影中で、女優としての海外デビュー作品でヒロインに抜擢されているのですが、今後の女優業については、「初めての演技の経験、一緒に映画を作るチームワーク…宝物のような経験を大切に、色々な役に挑戦し、頑張りたい。皆さまの期待に応えられるように(受賞で)今まで以上に、120%以上に頑張りたい」と意気込みを語っています。

そして、今年のブルーリボン賞の受賞者発表を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

二宮和也さんは嵐としてデビューする前からドラマで主演を務めるなど、俳優業にも力を入れており、2006年には“ハリウッド映画界の巨匠”であるクリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』でハリウッドデビュー、その後も出演作を重ね、2015年度の『日本アカデミー賞』や『キネマ旬報ベスト・テン』で主演男優賞を受賞。

来月に授賞式が行われる『第46回日本アカデミー賞』でも自身3度目となる優秀主演男優賞に選出されており、演技力が高い評価を受けています。

それだけにブルーリボン賞の主演男優賞に対しても納得の声が多く上がる一方で、Koki,さんの新人賞受賞に対しては疑問の声が相次いでいます。

ちなみに、今回のブルーリボン賞で新人賞にノミネートしていたのはKoki,さんのほか、ファッション誌『ViVi』の専属モデルでもある嵐莉菜さん(18)、現在放送中のドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)にも出演の白鳥晴都さん(15)、俳優・原田芳雄さんの孫・原田琥之佑さん(13)、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ちむどんどん』にも出演していた番家一路さん(12)の5人でした。

<↓の画像は、『第65回ブルーリボン賞』主要部門ノミネート者の一覧>

嵐莉菜さんはKoki,さんと同様に、昨年公開の主演映画『マイスモールランド』で演技に初挑戦し、『キネマ旬報ベスト・テン』『報知映画賞』『山路ふみ子映画賞』『高崎映画祭』など、複数の映画賞などで新人賞を総なめしています。

嵐莉菜さん主演映画『マイスモールランド』特報動画

そんな嵐莉菜さんを抑えて、Koki,さんがブルーリボン賞の新人賞を受賞となったのですが、それぞれの主演作の評価を映画レビューサイト(フィルマークス・Yahoo!映画・映画.com)で見てみると、『マイスモールランド』はいずれも点数が4点以上(5点満点中)の一方、『牛首村』は3点前後となっていて、作品に対する評価は『マイスモールランド』の方が圧倒的に高いですね。

ただ、『牛首村』は作品全体の評価は低いものの、Koki,さんの演技を評価する声は多くみられ、演技が自然で悪目立ちしていなかったなどと、予想していたよりも演技は良かったと評価されています。

そうしたことから新人賞の受賞は、決して親の力や主催者側の忖度とも言えないですが、Koki,さんは女優デビュー前の2018年に映画賞『エル シネマアワード』で、同年に新設された「エル・ガール ライジングスター賞」(今後の活躍に期待する人に贈られる賞)を受賞するなどしているため、裏で大きな力が働いたのではないかと思われても仕方がないのかもしれません。

批判的な声などを跳ね返すためには、しっかりと実力を付けて結果を残していくしかなく、現在撮影中という次回作などでさらに良い演技を見せて、世間の評価を少しずつでも変えていけるよう頑張ってほしいですね。

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