嵐・櫻井翔さん(39)と女優・広瀬すずさん(22)のW主演ドラマ『ネメシス』(日本テレビ系 日曜22時30分 全10話)が11日からスタートし、初回の平均視聴率が発表されました。
発表によれば、関東地区の世帯平均視聴率は11.4%、個人平均視聴率は6.2%で、初回2ケタの好スタートとなっています。
『ネメシス』は、映画監督の片岡翔監督と入江悠監督が脚本を手掛けるオリジナルドラマで、名探偵を自称するポンコツ探偵・風真尚希と天才すぎる助手・美神アンナの凸凹バディが、様々な難事件を解決していくミステリー作品となっています。
<↓の画像が、『ネメシス』でバディを組む櫻井翔さんと広瀬すずさんの写真>
コンビを組む櫻井翔さんと広瀬すずさんは、2018年公開の映画『ラプラスの魔女』、同年放送の『NHK紅白歌合戦』で共演し、今回で3度目のタッグで、櫻井さんが連ドラで主演するのは、2017年10月期放送の『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)以来3年半ぶり、広瀬さんの民放連ドラ主演は、2018年1月期放送の『anone』(同)以来3年ぶりとなります。
『ネメシス』の主な出演者は櫻井翔さん、広瀬すずさんのほか、江口洋介さん、大島優子さん、仲村トオルさん、真木よう子さん、石黒賢さん、勝地涼さん、中村蒼さん、富田望生さん、橋本環奈さん、三島あよなさん、山崎紘菜さん等です。
11日に放送された第1話のあらすじ内容は、探偵事務所『ネメシス』の元に駆け込んできた女医・上原黄衣子(大島優子さん)が、自身の雇い主で大富豪の“磯子のドンファン”こと澁澤火鬼壱(伊武雅刀さん)の誕生日パーティーを中止しなければ、命の保証は無いという脅迫状が届いたと相談し、澁澤は莫大な遺産を死後に、6人の恋人たちに分け与えると記した遺書も作成していました。
その依頼を受けて、『ネメシス』の風真尚希、美神アンナ、栗田一秋(江口洋介さん)の3人は、意気揚々と澁澤の豪邸に乗り込むのですが、パーティー翌日に澁澤が密室状態の自室で死亡し、この事件の容疑者として挙げられたのは依頼主の黄衣子を含む7人の女性たちで、全員に殺害動機があり…というストーリー展開でした。
そして、『ネメシス』の第1話終了時点での視聴者の感想を見てみると、
- 面白かったから次回が楽しみ♪世界観がゴージャスで綺麗だった
- シンプルで面白かった。私は結構好き。視聴継続決定
- ドラマ自体はそれほどでも(笑)って思うけど、ゲストの大島優子がよかった。
可憐で上手な演技にうっとり。広瀬すずの出番をもう少し増やしたらいいのにと思った。 - 単純な脚本で分かりやすく面白い。「謎ディ」と「コナン」要素があるかな
江口洋介、仲村トオル、石黒賢って「救命病棟24」のシーズン3出演者だったなあ。ベテランが脇を固めてるから、安心して観られる。 - 櫻井くんは櫻井くんでしたね(笑)演技もうちょっと上達してほしい
- 出てる人は豪華だったのに、カンペ連続で出したりタピオカラーメンとか、コメディ部分が滑ってる演出や脚本で勿体なく感じた。
- ドラマ自体は何か全体に上滑りしている感じで、本格トリックにはほど遠い内容で少しガックリ。
今後ドラマの本筋になっていくであろう仲村トオル・石黒賢がらみの話に期待。 - 推理できない探偵と優秀な助手。ありがちな設定でしたね。メンツは粒揃いなのに内容は薄い。これからも見ますが自分の期待よりは下回ったかな。
- 主役をはれる人がいっぱい出ているのに全然面白くない。もったいない。トリックがお粗末すぎる。
コナンみたいなやりとりもあって、これからも続けるのかと思うと見る気がしない。 - 謎解きする時の広瀬すずのカンペがいちいちめんどくさかった。刑事二人のあぶない刑事コントが寒かった。
ダイイングメッセージが分かりにくかった。犯人が分かっても、ん?誰?状態でピンとこなかった。 - 期待はずれだな。キャラが全体的に浮いてるし、所々のギャグもつまらない。
肝心のトリックもどこかで見たようなものの焼き直しだよね。ダイイングメッセージを書き足していくのも、使い古されたネタでしょ。
番宣で随分と煽ってたけど、最後の謎の所に繋がる伏線が何だったのかだけが期待かな。 - 後にすごく好きになるドラマも第1回は微妙なことが多いし、これからこれから。
あの、すべて借り物感、ドラマではなくてコントとかのセットみたいなわざと感が今後ピタッときて癖になることに期待。
などの声が上がっています。
『ネメシス』は、放送時間帯が遅い割にはキャストがかなり豪華で、制作陣もかなり気合いが入っている様子から大きな注目を集めていました。
また、日本テレビが番宣にかなり力を入れていたこともあり、初回平均視聴率が11.4%と好スタートを切り、日曜ドラマの初回視聴率としては、窪田正孝さん主演『デスノート』(2015年7月期放送)の16.9%、上川隆也さん主演『エンジェル・ハート』(同10月期放送)の12.5%、玉木宏さん主演『極主夫道』(昨年10月期放送)の11.8%に次いで歴代4位の数字で、TOP3はいずれも漫画原作の実写作品で、オリジナルドラマとしては歴代トップとなります。
ただ、初回終了時点での視聴者の反応を見てみると、トリックなどがチープだった、視聴者のウケを狙ったであろうギャグが寒いなど、脚本や演出に対する不満の声も多く上がっており、初回は“ご祝儀”で好視聴率を記録したものの、第2話以降は視聴者が減っていくのではとも予想されています。
『ネメシス』の初回は期待を下回る仕上がりでしたが、第3話から広瀬すずさん演じる美神アンナの親友役で、橋本環奈さんが登場することがすでに発表されていますし、ストーリーの鍵となる“20年前の事件”の謎が解き明かされていき、衝撃の展開が繰り広げられるとのことから、今後ストーリーが面白くなっていくことに期待したいですね。