“デヴィ夫人”ことデヴィ・スカルノさん(旧名=根本七保子 83歳)が10日、2ヶ月ぶりに自身のX(旧・ツイッター)を更新し、7月に投稿したジャニー喜多川さんを擁護する発言を撤回、謝罪したことに対してネットで物議を醸しています。
デヴィ夫人は7月にXでジャニー喜多川さんの性加害問題に言及し、「私はジャニー氏をよく知っている」とした上で、「事務所の子を我が子のように愛しく大切に可愛がり、ワゴンに沢山のお弁当を載せて自ら各楽屋に配っていた。ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある。ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である。」「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない。代わってジュリー氏が謝罪も済ませているのに、これ以上何を望むのか。」
と、性加害を告発した被害者たちのことを痛烈批判しました。
さらに、少年隊・東山紀之さんが情報番組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で被害者たちの告発は「勇気ある告白」と語り、事務所名の変更にも言及したことにデヴィ夫人は噛みつき、「その才能を見出し、育て、スターにしてくれたジャニー氏に対して、恩を仇で返すとはこのことではないか。非礼極まる。」
とブチギレ激怒していました。
また、ジャニー喜多川さんの性加害問題で国連が動いたことに対しても「全く腑に落ちない」としていたのですが、この投稿に対して国際連合人権理事会の特別報告者・小保方智也さんや、性加害の被害を告発した元ジャニーズJr.の岡本カウアンさん等からも非難の声が上がり、炎上騒動に発展していました。
しかし、デヴィ夫人は批判を一切無視してブログやインスタグラムの更新を継続、一方で多くの批判が寄せられたXは8月の投稿を最後に更新をストップしていたのですが、2ヶ月ぶりにXを更新し、「私はジャニー喜多川氏について庇護する発言をXに表明致しましたが、様々な報道で私の全く知らない喜多川氏の愚行を知り、驚きと共におぞましく感じました。以前の発言を撤回させていただくと共に、私の発言により傷ついた方、怒りを覚えた方に心より申し訳なく思います。」
と、前言を撤回し謝罪しました。
<↓の画像が、デヴィ夫人の謝罪コメント写真>
これに対してネット上では、
- 謝罪する位なら初めから何でもかんでも思った事をすぐ口に出すモノじゃないよ
- 味方だと思っていたジャニーズ事務所の関係者がジャニー批判に回っちゃったもんだから慌てたんだろ
- 仕事関係で引き上げられたりして慌てたのかな。どう考えてもかつての投稿がいつわらざる本心でしょ
- 歳をとると素直に謝るのが出来なくなる。山下達郎さんはどうするんだろう
- デヴィ夫人は、山口達也や新井浩文の時も今回も一貫して、芸能人の不祥事や犯罪は金でもみ消せば良いとコメントしてきたので、謝罪はしても考えを改めない限り、また同じ発言を繰返すでしょう。
- 3年前にもある番組内で「不妊の99.9%は堕胎」という発言をして 今回とほぼ同じ文言で謝罪している。
事務所契約のコンサルが進言する危機管理術は 今回もまた着ぐるみでも着てオチャラけるか ウクライナに行って またモノ置いてくれば好感度は取り戻せますってか - 夫人が知っていた喜多川氏もまた事実。しかし夢を描いていた少年たち、弱い立場に見せた鬼畜な所業もまた事実。
創業者のまるで別人格のような行動だからこそ始末が悪い。
などの声が上がっています。
デヴィ夫人は思ったことをズバズバと口にし、それが原因で炎上騒動に発展することは珍しくないですが、今回のように前言を撤回し謝罪するのは異例で、このタイミングで謝罪した理由を巡ってネット上では、仕事に影響がで始めたことで謝罪したのではないか等の憶測が飛び交っています。
デヴィ夫人は、ジャニー喜多川さんを擁護する発言で大炎上してから1ヶ月後には週刊誌『週刊文春』によって、5月まで代表理事を務めていた人道支援団体『アミチエ ソン フロンティエール インターナショナル ジャポン(ASFJ)』(略称:アミチエジャポン)の資金持ち逃げにより、団体とトラブルになっていることを報じられ、この報道も物議を醸しました。
しかし、デヴィ夫人はその後もテレビ番組に出演しているほか、先月末からはオンライン診療サービス『med.』の新CMにも出演しており、『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』の報道によると、デヴィ夫人の言動に対してテレビ局にスポンサーからクレームが来ることはほとんどないといいます。
こうした報道もあり、なぜ今さら謝罪したのか真相は定かではありませんが、3ヶ月前のデヴィ夫人の言動は完全な「セカンドレイプ(性的二次被害)」で、もっと早くに非を認めて謝罪するべきだったと思います。
デヴィ夫人は過去にも同様の問題発言をしており、元TOKIO・山口達也さんが女子高生に対する強制わいせつ事件で書類送検された際にXで、「泥酔してキスを強制したことはわいせつ行為???相手が女子高校生で、しかもお酒を勧めたとなれば、女子高生であれど、酔った男性の部屋には行かない方が良いのでは。」「TOKIOの仲間の方達は、許されない行為と言っているけれど、泥酔男性のたかがKissでしょ」「“ちょっと失礼” と言ってうがいして帰ってくればよかったのでは」「無期限謹慎なんて厳しすぎ、騒ぎすぎ」
などと綴り、炎上しています。
また、3年前にはテレビ番組で女性が不妊の原因について、「9割9分はもう堕胎です。全員堕胎です」「わたくし絶対正しいです!」
と断言しており、このデタラメな発言も大炎上騒動に発展し、この時も珍しく謝罪していたのですが、今後またセカンドレイプにあたるような発言をしないようにくれぐれも注意してほしいものですね。