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テレビ東京社長がジャニー喜多川の性加害問題に言及、局の見解や対応に批判殺到し炎上状態に…

テレビ東京がジャニーズの番組起用継続方針。タレントに問題や罪無し、スポンサー降板ゼロで現状維持宣言が物議

テレビ東京が25日に定例社長会見を開き、ジャニーズ事務所の元社長・ジャニー喜多川さんの性加害問題について言及し、「ジャニーズタレントに罪や問題は無い」として、今後も番組への起用を続けると明言したことで物議を醸しています。

一般社団法人『日本民間放送連盟』の副会長も務めているテレビ東京の石川一郎社長(65)は、ジャニー喜多川さんの性加害問題について、「(藤島ジュリー景子社長の)謝罪動画が出たのは先週。その後もまだいろんな問題が出てきてるので、我々としては現在も事務所の対応を見守ってるというところ」「一般論として言えば、性加害というのは許されるべきものではございません。そこについての考え方は、いささかの変更もありません」と語りました。

<↓の画像は、テレビ東京の石川一郎社長の写真>

続けて、ジャニー喜多川さんの性加害問題による番組のスポンサーへの影響については、「やめるというスポンサーはありません」と明かし、所属するタレントに罪や問題があるわけではないと思っています。制約を加えるのはいかがなものかと考えている。そのあたりはファン心理なども考えてそういう風にやっていきたい。我々としては引き続き、様々な形で活躍していただきたい」との見解を示しました。

コンテンツ戦略局長・高野学さんは、ジャニーズタレントの番組起用について、「音楽番組やバラエティ番組について、今回の問題をどう受け止めていくかというのは議論している」「所属タレントさんの皆さんに問題があるわけではないと考えていますので、必要と判断した番組には今後も出演していただく方針です」と語っています。

そして、ジャニー喜多川さんの性加害問題に対するテレビ東京の見解、変わらず番組に起用し続けると明言したことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

24日にはNHKの会長が定例会見を行い、ジャニーズ事務所の今後の再発防止策を見守りながら適切な対応をしていきたいとし、毎年複数のグループを出場させている『NHK紅白歌合戦』など、番組出演者の選定については、「番組の内容・演出に合わせて、ふさわしい人を起用している。今後も自主的な編集判断に基づいて、その都度、総合的に判断していきたい」と語るにとどめていました。

この他にフジテレビや日本テレビ等も定例会見で、現時点では局としての今後の具体的な対応についての明言は避けていいます。

そうした中でテレビ東京はタレントに問題はないとして、引き続き番組に起用していく考えを明らかにしているのですが、テレビ番組やCMなどの出演契約はテレビ局と所属事務所が結ぶものなので、タレント側には一切問題無いとして現状維持という判断は疑問を抱きますね。

テレビ東京も数多くのドラマやバラエティ、音楽特番『テレ東音楽祭』などの音楽番組に積極的にジャニーズタレントを起用し、そう簡単に関係を断つことは出来ないでしょうし、スポンサーも問題視していない状況から番組に起用するとの判断は理解できなくもないですが、ジャニーズ事務所の今後の対応を見た上で適切な判断を下してほしいものです。

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