昨年5月から充電期間中の『KAT-TUN』の元メンバーで、5日発売のシングル『Connect』でソロ歌手としてメジャーデビューを果たした田口淳之介さん(31)が『日刊スポーツ』の取材を受け、KAT-TUNからの脱退やソロデビューに至った経緯、かねてから交際が報じられている女優・小嶺麗奈さん(36)との交際について言及しています。
田口さんは1999年5月にジャニーズ事務所へ入所、2001年にKAT-TUNが結成され、約15年にわたってメンバーとして活動していたものの、2016年3月末をもってグループを脱退しジャニーズ事務所からも退所しました。
その後、同9月1日にオフィシャルサイトを開設し、ファンクラブの立ち上げやソロアーティストとして活動再開することなどを発表。
同11月にシングル『HERO』でソロデビューを果たし、今年2月に、大手レコード会社『ユニバーサル・ミュージック』とアーティスト契約を結び、5日発売の『Connect』でメジャーデビューをしました。
<↓の画像は、ソロメジャーデビューシングル『Connect』(初回盤)のジャケット写真>
- 田口淳之介『Connect』MV(YouTube)
そんな田口さんは『日刊スポーツ』の取材に応じ、今の自分については「簡単に言うと、すげえ伸び伸びと自分らしく、自分の音楽性だったり、人間性だったり、包み隠さずストレートに表現できる、というのが、自分の立ち位置だと感じています。」と語り、生活の変化については、「それほど変わってないですが、アクティブにはなっている。大阪に曲作りに行ったりとか、支えてくれるDJ、ラッパー、シンガーがいるので。そういう人たちと曲作りをやっています。」と答えています。
KAT-TUNを脱退せずに、ソロ活動をするという選択肢はなかったのかという問いには、「みんなやりたいことがそれぞれあるし、単純にソロでやりたいから、という理由で辞めたわけではありません。応援してくれるファンの方々の中にも、納得できないと思った人もいたと思う。そういう思いも背負って、自分は生き方で返していければ。」と、ソロ活動が目的でグループを脱退したわけではないと告白。
また、ジャニーズに所属したままソロ活動をするという選択について聞かれると、「その時は選択肢がそんなに広くなかったんじゃないかな。選べる立場というか、何て言ったらいいのかな…。自分がそんなに選べる立場でもない中で、もちろんメンバーとも話したり、結果として、こういう形になったというのが事実としてある。ソロ活動をやろうと思ったのは、事務所を辞めてからだった。事務所の中で育ったタレントの1人で、グループの一員でしたから。」と答えています。
<↓の画像は、『日刊スポーツ』の取材に応じた田口淳之介さんの写真>
グループを脱退してからソロ活動を決意した理由については、「人間として、男として、人生の岐路だったのでしょう。30代に入ったというタイミングも大きかった。僕の友人でもいますが、転職とか30歳で進路を変える人が多くて、男として歩んでいる中で、転機がそのタイミングだった。」と説明。
続けて、「20歳でデビューして10年間、大きいグループでの活動を経て、1つの自分の区切りでもあったのかな。自分の生き方と、会社に所属する人間としての葛藤があったのは確かです。自分は組織とは違う別の方向に行く決意をしたというのが、辞めることにつながったのかな。」と明かし、ソロデビューにあたっては不安な気持ちもあったものの、「自分の体の中に、音楽というものが大きくて、子供のころからやってきて触れた文化だし、自分が得意なもの、ダンスだったりあったわけだから、そういうものを求めてくれる人のために頑張りたい」と思い、ソロ活動をスタートさせたとのことです。
ジャニーズを離れてから1ヶ月ぐらいは、今後の活動については何も考えていなかったそうなのですが、5月ぐらいから周囲で音楽活動をしている人の姿を見て心を揺すぶられ、ステージに立つ側の人間でありたいと思うようになり、「自分の力でどこまで勝負できるのか、アーティストとしての生き方をどれぐらいできるのか」と、自分が持っている力を知りたいという思いからソロ活動を決意したそうです。
その一方で、田口さんが昨年3月をもってKAT-TUNを脱退し、グループは昨年5月1日の東京ドーム公演をもって充電期間に入り、現在はそれぞれソロ活動を行っているのですが、それについて田口さんは「個々に活動もしていると思うし、休止を決めたことは、もちろん僕も実際ノータッチで、3人が選んだことだと思う。」と語り、「僕は正直、自分のことでいっぱいいっぱいで、それはみんなもそれぞれの得意とするフィールドがあって、そういうのが合わさってグループだったと思う。お互いそこは伸ばせていければと思います。何年後かにお互いに納得いく形でまた会えたらいいなとは思います。」と答えています。
また、メンバーとは連絡を「取っていない」ことを明かし、その理由については「自分にとっていろいろ新鮮なこともたくさんあるし、その分、毎日、1日1日がすごく大きいので、そこを考えることでいっぱいいっぱいです。」と語っています。
<↓の画像は、田口さんが脱退前のKAT-TUNの写真>
(左から田口淳之介さん、亀梨和也さん、上田竜也さん、中丸雄一さん)
そんな田口さんは今後の活動について、俳優としても活動したいという思いを明かし、「海外に向けてとか。」「歌手はベースに、俳優で行っちゃうか、何で行くのか分からない。歌手の仕事は自分の大きい部分を占めていて。声優もやってみたい。経験してみたいと思う。」と語っています。
そして、私生活での結婚について聞かれると、「まだあれですけど、そこはゆくゆく。いつになるか分からないですけど、そこは男としても普通に経験したいことだと思う。」と、結婚も考えていることを明かし、交際は順調かという問いには「はい。」と答えています。
<↓の画像は、小嶺麗奈さんの写真>
このように語っている田口さんに対してネット上では、
- 活動休止を決めたのは残った3人と事務所が話し合った結果なんだろうけど、普通に考えてそのきっかけは田口の脱退にあるでしょ。自分のせいでグループとしては活動休止してる残ったメンバーに”申し訳ない”という気持ちの一つもないなんて、自己中としか思えない
- 世界にも目を向けたいとか無理でしょ。充電を決めたのもノータッチで、彼ら自身?その選択をさせた張本人なのに、自分でいっぱいいっぱいとか呆れる。
- 自分の事でいっぱいいっぱいとか、地味な見た目の割にかなり自分勝手だな
- KAT-TUNの3人に失礼とも思える内容
- 名前売ったから、独立します。は、勝手だけど…残った同じグループのメンバーの気持ちも考えたら?ジャニーズで堪えるのだけが正解ではないけど、他のメンバーの気持ちも考て…もう少し謙虚で居て欲しいもんだわ。
- 結局たんなるわがままな男だったってこと
- 結局はジャニーズ辞めてソロで自由気ままにやりたかったってことでしょ
- (デビュー曲は)『つながり』がテーマとか・・・。つながりを切ってきた人がよく言えたなぁって単純にビックリした。
などのコメントが寄せられています。
中丸雄一さんは昨年2月放送の『シューイチ』(日本テレビ系)で、充電期間に入ることについて説明をしており、「何事もなく活動するのが僕はベストだと思っていた」ものの、「デビューして10年、いろんなことがありまして、グループの現状を鑑みたり、11年目以降のグループの歩み方を考えたときに、このまま何事もなかったかのようにやっていくのはどうなんだろうという考えがあった」「恐らく(このまま活動を続けても)ひっかかってくるものが生まれてくるんじゃないか。一度整理してみようよという話になりました」と報告しています。
また、昨年12月放送の『アナザースカイ』(同)に出演した際にも、3人で話し合って充電期間に入ることを決めたことを明かしており、田口さんはノータッチだったというのは本当の話のようですが、田口さんの脱退が原因になっているのは明らかなことから、どこか他人事のようにこの件について語り、メンバーやファンに対して申し訳ないという気持ちが全く感じられないのが残念ですね。
ネット上の反応を見ても、やはり田口さんの発言に対して厳しい声が多く上がっており、イメージがさらに悪化してしまっているように感じられます。
田口さんはソロデビュー後、ファッションイベント『神戸コレクション2017 SPRING/SUMMER』に登場したり、音楽イベント『スカパー!音楽祭 2017』に出演するなど、順調に活動を行っている様子ではあるのですが、メンバーを裏切ってソロ活動を始めたという印象が強いことから、今後人気を獲得するのに苦労することになりそうな気がしますね…。