Sexy Zoneの中島健人さん(21)が主演を務める映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』が2月27日に公開予定となっており、原作は少女漫画雑誌『別冊フレンド』で連載され、コミックの累計発行部数は120万部を超える大ヒットを記録しており、大きな注目を集めています。
作品の内容は、モデルで女優の小松菜奈さん(19)演じる転校生で寮生活を送ることになった恋愛経験ゼロのヒロイン・赤羽由宇が、中島さん演じる副寮長で“悪魔級ドS男子”の「黒悪魔」こと黒崎晴人に逆らった罰として、“絶対服従”を命じられることになり、抵抗するものの翻弄されてしまうというラブストーリーとなっています。
また中島さんと小松さんの他には、俳優の千葉雄大さん(26)が黒崎の親友で女子の憧れの的となっている寮長の「白王子」こと白河タクミ役を演じており、女優の高月彩良さん(18)、ジャニーズJr.内のグループ『Mr.King vs Mr.Prince』のメンバーとして活動している岸優太さん(20)等が出演。
<↓の画像左から小松菜奈さん、中島健人さん、千葉雄大さん>
主演の中島さんは今作を含めこれまでに3本の映画に出演し、2013年11月公開の『劇場版BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』、2014年3月に公開の『銀の匙 Silver Spoon』でも主演を務めているのですが、ラブストーリーは初挑戦となっています。
そして、映画の公開に先駆けて同じキャストによるスペシャルドラマが、昨年12月22日(深夜0時19分~)、23日(23時59分~)の2夜連続で放送されており、第1夜の平均視聴率は4.0%、第2夜は5.0%と決して好視聴率とは言えない結果に。
Sexy Zoneの中でトップの人気を誇る中島さんが主演で、人気コミックが原作ということから、それなりの集客は見込めるとみられていますが、出演者や作品の内容から観客は10代の女性が中心になるのではないかとみられており、大ヒットは見込めないのではないかという声も上がっています。
そうしたことを見越してか、1月23日からは全国の上映劇場を中心に『黒崎くんの言いなりになって「キャストを劇場に呼ぼう!」』というキャンペーンがスタートし、これは応募総数が上位になった5劇場の中から抽選で、出演陣が登場する舞台挨拶の実施劇場が決定するというもので、さらには2月1日から東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、舞台挨拶付の先行上映会を実施するなど、大コケを避けるために様々なことが行われています。
こういった少女漫画が原作となっている実写映画はここ数年非常に多いことや、ファン以外の間で今作はあまり話題になっていないことから、ヒットと言える数字を記録するのは正直なかなか難しいのではないかと思いますが、果たしてどれほどの数字を記録するのかに注目したいですね。
ちなみに、中島さんが主演の『劇場版BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』は最終的な興行収入は約2.1億円、『銀の匙 Silver Spoon』は10億円に届かず約7億円という結果となっており、今回は10億円突破に期待したいところです。