7、8月に上演予定だった舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2020』が新型コロナウイルスの影響で中止が決定する中、ジャニーズ事務所の副社長を務める“タッキー”こと滝沢秀明さんがメガホンをとり、『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』(年内公開予定)として映画化されることが28日に発表され、主演を務める9人組グループ『Snow Man(スノーマン)』のファンからは歓喜の声が上がっています。
また、未成年飲酒スキャンダルで謹慎処分を受けたリーダー・岩本照さん(いわもと・ひかる 27歳)の仕事復帰、映画出演に期待する声も殺到しています。
<↓の画像は、謹慎処分を受けたスノーマン・岩本照さんの写真>
『滝沢歌舞伎』は、ジャニー喜多川前社長が企画・構成・総合演出、滝沢秀明さんが演出を務めている作品で、2006年に時代劇ライブミュージカル『滝沢演舞城』がスタートし、2010年からは滝沢さんが演出を担当するようになり、歌舞伎の要素を多く含む内容にリニューアルし『滝沢歌舞伎』に名称を変更、滝沢さんはアイドルを引退した2018年まで主演を務めており、2015年にはシンガポールで初の海外公演を行いました。
2019年からは、長年この作品に出演しているスノーマンのメンバーが主演を務めており、今年は7・8月に上演を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で上演を断念し、舞台と映像を融合させた映画『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』を制作、全国の映画館で公開することが決定しました。
滝沢秀明さんはこの作品で映画監督デビューを果たし、スノーマンは単独での映画初主演を務めます。
映画撮影は今年夏に行われ、無観客で撮影を行う舞台パートと、滝沢秀明さんが新たに考案する物語パートの2部構成になっているとのことです。
『滝沢歌舞伎』の初劇場版で主演するスノーマンのメンバーは、「ジャニーズとして、エンターテイナーとして、どんな時でもショーをお届けして皆さまを楽しませたい。このような事態だからこそ生まれたこの新しい挑戦を、2020年日本で1番熱いパフォーマンスにするんだ、と期待で胸が高鳴っています。監督としてご一緒する滝沢くんから今まで学んできたことや今回吸収することを全て発揮し、Snow Man単独初主演の映像作品としても成功させたいです。本作品で演じられる演目の全てに、映像でも生で舞台を見ているかのような漢気・迫力・臨場感をお届けできる自信があります」
とのコメントを寄せています。
そして、この発表を受けてスノーマンファンからは歓喜の声のほか、岩本照さんの復帰、9人揃っての映画主演を望む声が多く上がっています。
『スポーツ報知』によると、岩本照さんの映画出演は「未定」とのことですが、『サンケイスポーツ』は岩本さんについて、「クランクインの夏までに活動を再開すれば作品に参加する」と伝えています。
岩本照さんは3月に週刊誌『フライデー』によって、2017年11月にカップルズホテルで男女5:5の合コンを行い、そのうち少なくとも3人の女性が未成年だったと報じられ、ジャニーズ事務所は岩本さんに聞き取りを行い、本人は未成年がいたとの認識は無かったものの、合コンに参加したのは事実であることから、「一定期間芸能活動を自粛する」と発表しました。
これによってスノーマンの様々な仕事に影響が及び、新曲も8人での歌唱に変更されるなどしました。
現時点で岩本照さんの復帰時期についての発表はありませんが、26日にニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じた記事では関係者が、「岩本の活動再開時期は『夏以降』と言われています」と語っています。
『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』のクランクインは夏とされているため、映画撮影の直前に仕事復帰、撮影に参加するというパターンもありそうですが、単独初主演映画で9人が揃うのかどうかに注目したいところですね。