『リンカーン』の後継番組として昨年10月スタートのバラエティ番組『ジョンソン』(TBS系 月曜21時)が、低視聴率が原因で9月をもって打ち切り終了となり、元SMAP・中居正広さんがMCの新番組『THE MC3(仮)』が後番組として調整されていると『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。
『THE MC3』は今年5月に特番として放送され、中居正広さん、東野幸治さん、ヒロミさんの3人が初めてタッグを組み、MC適正テストとしてエンタメ・スポーツ・グルメなど様々なジャンルの問題に挑戦し、誰が一番正解するのかをゲストが予想して賭けるという内容でした。
<↓の画像は、5月放送の特番『THE MC3』出演者の写真>
東スポによれば、『THE MC3』が『ジョンソン』の後番組としてレギュラー化に向けて調整が進められているといい、MCの1人である中居正広さんは2022年に病気によって激ヤセ、そして活動休止というトラブルに見舞われたものの、今年は体調が良好で新番組のMC起用が内定したといいます。
TBS局員は中居正広さんの現在の体調について、「食生活を見直し、自炊の回数を増やしているそう。『THE MC3』のレギュラー化にあたり、心配した制作側から体調面を確認され、『大丈夫だよ』と笑い飛ばしたそうです」
と明かしています。
7月13日放送の音楽特番『音楽の日2024』(TBS系)で今年もタッグを組む安住紳一郎アナウンサーも、先日行われた番組の記者会見で「去年は横から見ていても相当大変そうでしたが、今年はまったく問題なさそう」と語り、中居正広さんは「来年オファーが来れば(安住アナと)2人で踊る」と体調の回復ぶりをアピールしていて、レギュラー番組が増えても問題はないようです。
そして、『THE MC3』のレギュラー化にあたっては、番組内容をリニューアルする案も浮上しているそうなのですが、この報道を受けてネット上では、
- THE MC3たのしかったから本当だといいな~
- TVは同じメンバー使い過ぎ
- 中堅お笑い芸人を使ってダメだったらベテランに戻すのか…テレビ局はもう自ら自滅の道を歩んでるんじゃないのか
- TBSジョンソン終了は悲しいけど、東野さん・ヒロミさん・中居さんの「THE MC3」になるのは楽しみ。
- ジョンソンの跡地はそれって実際どうなの会ではなく「THEMC3」が内定か
今のところ特番一回しかやってないけど大丈夫なの…?
などの声が上がっています。
『ジョンソン』の後番組を巡っては、6月3日に特番として放送の『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』が、平均世帯視聴率5.5%、平均個人視聴率3.2%、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)3.0%とまずまずの好数字を記録し、同26日には早速第2弾の特番が放送されたことにより、後番組の有力候補として噂されていました。
『それって実際どうなの会』の他にも、『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』の姉妹番組で、4月から毎月特番が放送されている『わんにゃん観察バラエティ アニマリング』もレギュラー化が噂されています。
ちなみに、TBSでは『ジョンソン』だけでなくヒロミさんと南海キャンディーズ・山里亮太さんがMCの『東大王』(水曜19時)も、低視聴率を理由に9月末をもって打ち切り終了との情報が流れており、『それって実際どうなの会』と『アニマリング』が後番組候補に挙げられています。
『ジョンソン』が放送の月曜21時台には、日本テレビ系で『しゃべくり007』、フジテレビ系で月9ドラマ、テレビ朝日系は週替りで『Qさま!』『帰れマンデー見っけ隊!!』『10万円でできるかな』などの特番、テレビ東京系では『世界!ニッポン行きたい人応援団』が放送されており、『しゃべくり007』は現在も人気が高くコア視聴率が4~5%台で推移し、同時間帯トップの数字となっています。
一方で『ジョンソン』は、今勢いに乗っている『かまいたち』『見取り図』『ニューヨーク』『モグライダー』といった人気芸人を起用するも、番組の企画内容がイマイチだったことでコア視聴率が1%台まで落ち込み、わずか1年で打ち切り終了となったのですが、後番組の『THE MC3』はどれほどの数字を取れるのかに注目したいです。