ジャニーズ事務所の顔だったジャニー喜多川社長が9日に87歳で亡くなり、事務所の今後に大きな注目が集まっています。
各メディア様々な報道をしており、主要スポーツ紙などはジャニーズ事務所の今後について、藤島ジュリー景子副社長(52)と完全子会社『ジャニーズアイランド』の滝沢秀明社長(37)がタッグを組み、ジャニーズ帝国を牽引していくといったことを伝えています。
一方で『サンケイスポーツ』は、ジャニーズ事務所の経営とマネージメント業務はこれまでと変わらずメリー喜多川副社長(92)と藤島ジュリー景子副社長が担っていくが、「絶対的なカリスマが突然この世を去った影響は大きい」とし、滝沢秀明社長も裏方に回ってジャニーズJr.たちのプロデュース業に専念してからまだ半年足らずで、「タレントからの人望は厚いが、ジャニーさんほどの求心力は持ち得ていない。」と指摘しています。
また、もし今後また退所希望者が出た場合に、どこまで引き留めることができるのかと疑問を投げかけています。
＜↓の画像は、メリー喜多川副社長と娘・藤島ジュリー景子副社長の写真＞
これに対して『スポーツ報知』は、ジャニー喜多川社長が亡くなったことで独立説が急浮上している中居正広さんについて、すでにジャニーズ事務所内でセルフプロデュースしながら活動しているとし、「独立や事務所移籍した場合、前所属時代に契約した仕事が打ち切られることはジャニーズに限らず、芸能界全体の不文律でもある。」「約1年後の東京五輪が1つの節目にもなるが、退社するメリットは少ないとみられている。」
としています。
他にも、関ジャニ∞の錦戸亮さんの脱退説なども浮上しているものの、「『事務所を辞めることを考えたこともあったけど、ジャニーズにいるからこそ出来る仕事もある』というタレントも少なくない。」とも伝えています。
しかし、週刊誌『フライデー』は中居正広さんが独立する可能性は十分あると予想しており、記事では芸能プロダクション幹部が、「大きな後ろ盾もできているようですから、いつ辞めてもおかしくないでしょう」
と語っているほか、別の芸能プロ幹部は中居さんの今後について、「新しい仕事を受けていないというのは、中居さんに仕事する意欲が失せているからだという話もあります。」「お金も一生遊んで暮らせるほど貯めているといいます。これを機会に活動休止、あるいは一時引退の可能性も捨てきれません」
と語っています。
また、ジャニーズ事務所が今後、退所者に対してさらに露骨な圧力をかけていく可能性があるとしており、特に退所後も順調に活動の幅を拡げている稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんは、ジャニー喜多川社長に守られていた部分があったとしています。
＜↓の画像は、『新しい地図』の3人の写真＞
（左から香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さん）
ネットメディアのディレクターは、「これまではジャニーさんの顔に免じて、彼らに露骨な圧力をかけるようなことはなかったが、今後は分からない。SNSやネット媒体中心に活動してきた3人だが、最近はジャニーズもSNSを解禁し、ネットメディアへの進出を加速させている。今後は、ネットメディアでも火花が散ることになるかもしれない」
と推測しています。
現在のジャニーズ事務所には焦りの色も見られるとし、スポーツ記者は裏側について、「次期社長はメリー副社長の娘である藤島ジュリー景子氏が既定路線。メリー氏は磐石の態勢でジュリー氏に全権委任したいようで、娘へ不利なことに対しては厳しく対応している。マスコミに対する目もこれまでにないほど厳しく、ジュリー氏の能力を疑問視するものや、ジャニーさんから後継指名された滝沢秀明氏との対立をアオる記事を書こうものなら、広報担当者からすぐに猛抗議が来る」
と語っており、これまで以上にメディアの報道に対して厳しい対応を見せているそうです。
それは別の大手プロダクションがジャニーズ事務所のポジションを奪い取りに来る可能性があるためで、事務所の実権を握るメリー喜多川副社長はここ最近非常にピリピリしていて、「娘の“時代”に邪魔になるようなら、新しい地図の3人に矛先が向かう可能性は十分にあります」
と芸能プロ関係者は語っています。
このようにジャニー喜多川社長が亡くなったことにより、様々な話が飛び交っているのですが、これらの報道に対してネット上では、
- 大きいイベントの東京五輪が終わった後を契機にどう成るか？事務所が安定軌道に乗るか、今よりも上昇するか落ちるか？
マネージメント能力が、藤島ジュリー景子氏に有るのか未知数だし - ジャニーズと吉本は事務所が大きくなりすぎてテレビ番組がおもしろくなくなっている。
事務所の力で同じようなのばかりが集まった番組になってる。弱体化して欲しい。 - この事務所は大きくなりすぎて正直日本の音楽界に癌でしかないと思うのでこの機に規模を小さくして欲しい
もちろん需要もあるだろうから無くなれとまでは言わないが - 今後の中居君の動きに注目ですね。ジャニーズは舵取り間違うと転覆までありえるからね。ジャニーさんが偉大すぎ。
- 新しい地図 の3人に危害を加えるようなことがあったら、ファンが許さない。ジャニーさんも望んでない。お願いだから、放っておいてあげてほしい。
それだけメリーさんにとって飯島さんが脅威で、飯島さんがそれだけ力のある人物ということなんだろうな。
でも、邪魔すればするほど、世論はジャニーズ事務所に対して厳しくなると思います。
キムタクも、中居くんも、新しい地図の3人も、タレントは誰も悪くないのに、可愛そう。もっとのびのびと、活動させてあげてほしい。 - 今の大所帯じゃ厳しいと思う。ジャニーさん存命中でも所属タレントの事件や脱退が相次いで求心力の低下を感じた。売れそうにない子達まで一杯抱えてて吉本に似てる。
現在、デビューしてる人でも他事務所なら消えてそうな人がいっぱいいる。
押し売り商法はジャニーさん無しでは通用しなくなるのでは。そう願います。ひとまずアイドルのキャスター起用はやめましょうよ。 - カリスマが居なくなった。今後は正念場でしょう。ジャニーズもSNSを解禁と言ってるが、SNSの世界はテレビと違ってジャニーズお得意の忖度、圧力が効かない媒体。
ごり押しで洗脳のように毎日タレント映像を垂れ流し出来ない。最近のジャニタレは魅力がないせいで、韓流が幅をきかせてる要因でしょう。
SMAPのように若い人だけでなく、年配にも認知されるタレントが出てくるかかな。経営を身内でやっていたら衰退していくばかりでは。
などのコメントが寄せられています。
ジャニー喜多川社長が手腕を買っていたのは、姪の藤島ジュリー景子副社長ではなく、SMAPのチーフマネージャー・飯島三智さんだったと言われており、この話は6月にも『週刊文春』によって報じられており、記事ではジャニー社長をよく知るタレントが「次の社長は絶対に飯島。飯島しかいない」と語っていたと証言しています。
しかし、飯島三智さんはメリー喜多川副社長に排除され、藤島ジュリー景子副社長が次期社長となるのは既定路線と言われていて、現在メリー副社長はメディアに対してにらみを利かせているそうですが、メリー副社長が経営から離れるのもそう遠くないことで、他の大手事務所も当然すきを狙ってくるでしょうし、それによってパワーバランスが大きく変化する可能性もあります。
そうなると、新しい地図の活躍を封じるだけではこれまでのジャニーズ事務所のポジションを維持するのは難しく、新たな展開を積極的に行っていく必要があり、藤島ジュリー景子副社長と滝沢秀明社長のタッグでどこまで発展させていけるのか見もので、特に嵐が活動を休止した2021年以降にどうなるか注目ですね。
ちなみに、ニュースサイト『日刊大衆』は、新しい地図に追い風が吹いていることを伝えており、これまで在京の民放各局はジャニーズ事務所に忖度し、新しい地図の話題はほとんど扱わずスルーを続けていたものの、ここに来て複数の局が「短い時間ならOK」という方針を出しているとし、この背景にはジャニーズの弱体化の面もあるのかもしれないとしており、これから報道に大きな変化があるのかもしれません。