ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が18日、東京都内の病院に救急搬送されたという情報が複数ツイッターに上がり、19日になると『東京スポーツ』（東スポ）や『日刊ゲンダイ』、週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』などが相次いで情報を伝えました。
しかし、現在も各テレビ局や主要スポーツ紙などはこの情報を完全スルーしており、危篤状態にあるのではないという情報も飛び交っているものの、ジャニー喜多川社長の現在の容態は明らかになっておらず、ジャニーズファンからは多くの心配の声が上がっています。
現時点で明らかにされている情報は、18日昼に東京都渋谷区内の自宅から119番通報があり、東京都内の病院へと救急搬送されたそうなのですが、ジャニー喜多川社長の主治医がいるかかりつけの病院ではなく、別の病院に運び込まれたとされています。
これについて『フライデー』の記事では、「普段、ジャニー氏が通っている病院ではなく、別の病院だったため、緊急ぶりがうかがえました。当初、事務所側は入院していることを明らかにしなかったのですが、最終的には渋々ながら認めましたね」
とワイドショー関係者が語っています。
＜↓の画像は、ジャニー喜多川社長が運び込まれたと噂の日本赤十字社医療センター（東京・広尾）の写真＞
ジャニー喜多川社長が運び込まれてから数時間後の18日夕方ころには、マスコミ各社が病院前に集まったものの、ジャニー社長の病状は明らかにはされず、現場では重病説も流れていたとのことです。
女性誌記者によると、病院には芸能人が乗るような濃いスモークガラスのワンボックスカーが複数台来ていたといい、その中には中居正広さん、滝沢秀明さんが移動時に使用していると思われる車があったとしています。
さらに、ニュースサイト『リアルライブ』が配信の記事ではワイドショー関係者が、「（19日には）KinKi Kids、TOKIO、V6、KAT-TUNのメンバーらが続々と病院に駆け付けたようだ。タレントたちが来るのが分かっているから、ファンたちも病院の周りに集まっているというから、数日間は病院の周辺は騒然としているのでは」
と語っており、ほぼ全てのタレントたちが病院に駆け付けたようです。
また、ジャニー喜多川社長の容態が発表されるタイミングについてテレビ局関係者は、「すでに決まっている所属タレントの会見などがあるので、それがひと段落してからでは。おそらく、来週に入ってからになるでしょう」
と推測しています。
作家・アイドル評論家の中森明夫さんもツイッター上で「今週末、来週頭に公式発表すると。」という情報を明かした上で、「テレビで伝える芸能記者の服装指示もされてるとの話も…」としています。
＜↓の画像は、中森明夫さんのツイート写真＞
一方で『サイゾーウーマン』は、ジャニーズ事務所サイドはメディア関係者に対して、「大丈夫だから」と大事には至っていないと説明していたと報じています。
しかし、ジャニー喜多川社長も今年で88歳となることから、本当に大丈夫なのだろうかと多くの心配の声が上がっています。
もしものことがあった場合には、ジャニーズ事務所は非常に大きなダメージを受け、今後芸能界のパワーバランスが崩れる可能性や、事務所からの退所者が続出する可能性もあるとみられており、ジャニーズ帝国が完全崩壊となるかもしれません。
ジャニーズ事務所の実質的な経営者は姉のメリー喜多川副社長で、メリー副社長の娘・藤島ジュリー景子副社長は次期社長候補としてデビュー組を束ねる存在となっており、裏方に回った滝沢秀明さんはジャニー喜多川社長の後継者になるため、ジャニーズJr.のプロデュース業を担当するなど新体制を敷いてはいるのですが、ジャニー社長が持つ審美眼は唯一無二と言われ、何よりも所属タレントたちの心の支えになっています。
そのため、『フライデー』の記事では芸能プロダクション関係者が、「入院生活が長引き、現場に姿を見せない期間が長引くことになるようなら、事務所の求心力にも影響が出てくるでしょう」
と語っています。
ジャニー喜多川社長はつい最近まで、現場に姿を現してメディアの取材に対して今後の活動への意欲を語り、昨年10月には東京五輪に向けた新グループ“トニトニ”こと『2020（トゥエンティー・トゥエンティー）』（仮名）の結成を発表し、「今の子は才能が溢れている。世界で通用するグループを作りたい。絶対成功します。やってみせますよ、必ず」「できればオリンピックに何か貢献したい」などと熱く語っていました。
そうした思いを実現させるため、多少の入院をしてでも何とか無事に現場へ戻ってきてほしいですね…。