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元ジャニーズJr.飯田恭平&田中純弥がネバダ州裁判所で藤島ジュリー景子らの責任追及へ。ラスベガスホテルでの被害訴える

ジャニー喜多川の性加害問題、元キスマイ飯田恭平らアメリカで巨額損害賠償請求訴訟で物議。STARTO社も被告に…

元ジュニア(旧ジャニーズJr.)で『Kis-My-Ft2』の元メンバー・飯田恭平さん(いいだ・きょうへい 37歳)と、ジュニア時代に活躍していた田中純弥さん(たなか・じゅんや 43歳)がジャニー喜多川さんの性加害問題を巡って、アメリカの裁判所で損害賠償請求訴訟を起こしたことが明らかとなり、大きな波紋を広げています。

飯田恭平さんと田中純弥さんはそれぞれ、アメリカ・ラスベガスのホテルに宿泊した際にジャニー喜多川さんから性加害を受け、身体的・精神的苦痛を受けたと主張し、合計3億ドル(約470億円)の損害賠償を求めてアメリカ・ネバダ州クラーク郡の裁判所に提訴しました。

<↓の画像が、アメリカで裁判を起こした飯田恭平さん、田中純弥さんの写真>

飯田恭平さんと田中純弥さんがそれぞれ訴えたのは、『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)や前社長の藤島ジュリー景子・代表取締役、前副社長の白波瀬傑さん、幹部2人などで、ジャニー喜多川さんの性加害行為を予見できたにも関わらず、適切な対応をしなかったとして責任を追及していくとしており、同事務所からマネージメント業務を引き継いだ『STARTO ENTERTAINMENT』も被告に含まれています

訴状によれば、田中純弥さんは1997年3月(当時15歳)、飯田恭平さんは2002年8月(同14歳)にラスベガスのホテルに滞在中、ジャニー喜多川さんから性加害を受けたと主張し、それぞれ補償的賠償として5,000万ドル以上(約78.5億円)、懲罰的賠償として1億ドル以上(約157億円)などを求めています。

田中純弥さんはアメリカで裁判を起こした理由について、「人類史上、類を見ない大犯罪が日本で何十年も起こっていたことを海外の人にも広く知ってほしい。そして、今回の訴訟がいずれ日本の遅れている法制度や人権意識を変えていくきっかけになればと思います」とコメント。

一方の飯田恭平さんは、「訴訟を通じて性加害行為そのものの責任を問うとともに、性別や立場にかかわらず、すべての人々が安心して声を上げられる社会を築く契機となることを心から願っています」としています。

また、2人の代理人であるクリストファー・ブレナン弁護士は取材に対して、「日本の文化でいう最悪のレベルのパワーハラスメント、とてつもない悪だと陪審員に判断してほしい」などと語っています。

ネバダ州の裁判所で訴訟を起こした理由についても、未成年に対する性的虐待には時効が適用されず、広範囲の証拠開示を求めることも可能で、被害の実態を明らかにする狙いがあるとのことです。

TBSの取材に応じた弁護士の映像

提訴を受けてSMILE-UP.は公式サイトを更新し、「米国で訴訟を提起されたと報じられている方々は、従前、日本国内にお住まいであり、米国の裁判所には管轄は認められないものと考えております。弊社は、米国の弁護士にも相談しながら、今後の対応を進めてまいります。」などとコメント。

STARTO ENTERTAINMENTは、SMILE-UP.からマネージメント業務などは引き継いだものの、資本関係にはないことから、「当社は無関係の立場にあり、本件について提訴される理由がないため、大変困惑しております。本件については訴状が届き次第、事実関係を確認の上で然るべき対応をいたしますが、当社の設立の経緯をはじめとした事実関係が十分に理解されないまま、こうした対応をせざるを得ない状況に至ったことについては誠に残念に思います。」としています。

そして、ジャニー喜多川さんの性加害問題で初めてアメリカで裁判が起こされたことにネット上では、

などの声が上がっています。

CDデビュー前までキスマイに所属していた飯田恭平さんは、昨年9月にジャニー喜多川さんの性加害を告発し、現役のデビュー組の元メンバーが被害を語るのは初だったことで大きな反響を呼びました。

飯田恭平さんは2001年に旧ジャニーズ事務所に入所し、同年には『NEWS』の小山慶一郎さん、キスマイの二階堂高嗣さん、横尾渉さん、宮田俊哉さん、『Hey! Say! JUMP』の薮宏太さん、伊野尾慧さん等も入所しました。

入所から間もなく、『KinKi Kids』の堂本光一さんプロデュースのユニット『J-Support』(後に『K.K.Kity』に改名)のメンバーとなり、小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、横尾渉さん等と活動し、2004年にキスマイの前身ユニット『Kis-My-Ft.』のメンバーとなりましたが、2006年に大学進学のタイミングでグループを脱退、事務所からも退所しました。

<↓の画像が、キスマイ時代の飯田恭平さん(上段左)の写真>

そんな飯田恭平さんは13歳ごろに、合宿所となっていたジャニー喜多川さんの自宅マンションに宿泊した際、初めて性加害を受けたと語り、「(性加害は)数十回などでは収まらないですね、定期的にずっと続いていた」と告白したほか、事務所を辞めた本当の理由についても「性加害が理由だった」と告白していました。

元キスマイ飯田恭平さんの被害告発動画

一方の田中純弥さんは1995年に旧ジャニーズ事務所に入所し、同年には滝沢秀明さん、元『V6』の岡田准一さん、『嵐』の櫻井翔さん等も入所しており、田中さんは京都出身で関西ジャニーズJr.として活躍していました。

『SUPER EIGHT』(旧・関ジャニ∞)や『嵐』のメンバー等と同世代で、様々な番組に出演し当時活躍しており、ヤンチャそうな見た目から中居正広さんに気に入られ、『キスした?SMAP』などの番組にも出演していました。

1990年代後半には大野智さんと舞台で主演を務めるなど、関西ジャニーズJr.の中でも目立つ存在でしたが、1998年11月に突如退所し、その後はバンド活動やバー経営をするなどし、現在は主に画家として活動しており、個展なども開いています。

<↓の画像左から、ジュニア時代の大野智さん、原知宏さん、田中純弥さん>

飯田恭平さんは裁判を起こす前からジャニー喜多川さんの性加害を明かしていた一方、田中純弥さんはメディアなどを通じて被害を訴えておらず、昨年3月に週刊誌『週刊女性』のインタビューを受けた際には、「ジャニーさんに呼び出されて『YOUは僕の好みではないけど、中居が推してるからさ~』と言われて、その時期から仕事が増えていきましたね。」「関西で仕事をしているときに“2時間後にテレビ朝日の『ミュージックステーション』に出て欲しいから、今すぐ東京に来て”と電話がきたことがあります。間に合わないことを伝えると“ダメなの? じゃあイイヨ”ってプチっと切られて(笑)。“YOUは何型?”と尋ねられて“A型です”と答えると“いや、O型でしょ”と言われて、それを否定すると“YOUはO型だよっ!!”と急に怒られたこともあります。いろいろと破天荒で面白い人でした」などと、ジャニーさんのエピソードを語っていました。

このように明るく楽しそうにジャニー喜多川さんとの思い出を振り返っていたのですが、10月には性加害を訴えている元『忍者』の志賀泰伸さん、元ジュニアの大島幸広さんとの写真をインスタグラムで公開するなど、他の被害者たちと接触を図っていたことが分かります。

<↓の画像左から、大島幸広さん、元忍者・志賀泰伸さん、田中純弥さん>

そして、田中純弥さんと飯田恭平さんはアメリカで裁判を起こしたわけですが、それぞれ日本に暮らしているものの、性加害を受けた現場がラスベガスのホテルということから、審理が行われる可能性はあるとミシガン州の弁護士資格を持つ牧野和夫弁護士は語り、巨額損害賠償ということで弁護士とは成功報酬で契約した可能性が高いとしています。

ネバダ州では、未成年の性的虐待に関して時効がないなどの利点があるそうですが、被害を裏付けるような客観的証拠などはあるのか不明ながら、被害者たちから責任を追及されながら表に舞台に姿を現すことなく、事務所から離れたジャニー喜多川さんの“最側近”である前副社長の白波瀬傑さんらも相手取り提訴し、STARTO社も被告に含まれていることなどに対しては疑問を抱くものの、今後どういった展開を迎えるのか裁判の行方を見守っていきたいです。

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