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ジャニー喜多川の性加害問題の被害者が亡くなる。当事者の会ら元ジャニーズJr.が名誉毀損で刑事告訴も誹謗中傷続き悲劇

ジャニーズ性加害問題当事者の会メンバーが首吊り自殺か。40代男性が山中で死亡、性被害を告発後に誹謗中傷受け…

ジャニー喜多川さんからの性被害を訴え、元ジャニーズJr.で構成の任意団体『ジャニーズ性加害問題当事者の会(JSAVA)』に所属の40代男性が、大阪府内の山中で首を吊り、自殺したとみられることが明らかになりました。

各報道によると、10月中旬から行方不明状態になっていた大阪市在住の40代男性が、大阪府箕面市内の山中で首を吊った状態で発見され、その後死亡が確認されたといいます。

遺書のようなメモも見つかっており、現場の状況から事件性はなく、自殺とみられるとのことです。

この男性は一部メディアの取材に応じて性被害を告発後、SNSなどで「ウソはすぐバレる」「金が欲しいんだろう」「話を鵜呑みにするのは危険」などと誹謗中傷被害を受けていたといいます。

この報道を受けて、ジャニー喜多川さんからの性被害を告発した元ジャニーズJr.の橋田康さん(38)、岡本カウアンさん(27)等はそれぞれ自身のX(旧ツイッター)を更新し、誹謗中傷を止めるよう訴えています。

橋田康さんは、「僕にも誹謗中傷は昨日も今日も既に来ています 来ない日はないです。今は僕への誹謗中傷は少ない方だと自分で勝手に感じてます。僕でこれなら?と思うと他の方への誹謗中傷は計り知れない。沢山の想いがあると思うけど本当にお願いします。一度ブレーキを誰も前に進めなくなってしまう。」と綴っています。

<↓の画像が、元ジャニーズJr.橋田康さんのX投稿写真>

岡本カウアンさんは、「僕が一番恐れていたことが起きてしまいました どうか皆さん慎重に愛を持って発言してください ご冥福をお祈り申し上げます。」と投稿しています。

<↓の画像は、元ジャニーズJr.岡本カウアンさんのX投稿写真>

そして、ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーだった男性が自殺したことに対してネット上では、

などの声が上がっています。

これまでに多くの元ジャニーズJr.等がジャニー喜多川さんの性加害を告発し、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)は性加害は事実と認め、社名変更や被害者への補償業務を完了後に、旧ジャニーズ事務所は廃業すること等を決定しました。

また、『関ジャニ∞』や『ジャニーズWEST』(現・WEST.)など複数のグループや、ファンクラブ名を変更するなど様々な対応が取られる中で、被害者への誹謗中傷も増加していき、『ジャニーズ性加害問題当事者の会』の代表で元ジャニーズJr.の平本淳也さん(57)や二本樹顕理さん(40)、『Kis-My-Ft2』の初期メンバーだった飯田恭平さん(35)らが名誉毀損で刑事告訴に踏み切っています。

旧ジャニーズの6人組グループ『忍者』の元メンバー・志賀泰伸さん(55)も、刑事告訴することを明らかにしているのですが、誹謗中傷被害などが原因で精神状態が不安定になり、現在療養していることをXで報告しています。

さらに、元ジャニーズJr.の中村一也さん(36)は9月にインスタグラムで、長渡康二さん(40)が駅の階段で何者かに押され、足にケガを負ったことを明かしています。

<↓の画像は、元ジャニーズJr.中村一也さんのインスタグラム投稿写真>

平本淳也さんによれば、当事者の会のもとには「お前らは詐欺師」「死ね」「お前らは生きている意味がない」「ジャニーズ命の母親が死んだらお前らのせいだ」などと、誹謗中傷する書き込みが数万件も届いているといい、それが原因で被害を告発した被害者たちは精神的に追い詰められ、不眠症になって睡眠薬を服用するなど、ギリギリの状態にあるメンバーもいるといいます。

そして、刑事告訴までしているにも関わらず、今もなおネット上では被害者に対する誹謗中傷投稿は相次いでいて、そうした中で1人の被害者が自殺によって亡くなるという危惧されていた最悪の事態が起き、こうした悲劇が今後も続くことがないように、旧ジャニーズ事務所側も改めて誹謗中傷を止めるよう声明を出すなど、できる限りの対策を行ってほしいです。

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