TOKIO・山口達也さんが16歳の女子高生を自宅に呼び、無理やりキスするなどの行為をして書類送検(後に不起訴処分)された問題で、ジャニーズ事務所側が4日にマスコミに対して、被害者等への取材自粛を求める文書を送付していたことが明らかになりました。
ジャニーズ事務所がマスコミ各社に送付したFAXでは、「現在、被害者様、そのご家族など周辺の方々、また、山口が2016年8月に離婚し、すでに別の道を歩んでおられるご家族の方々への取材などが過熱している状況でございます。」
と現在の状況を明かしています。
その上で、「被害者、ならびにご関係者の方々の精神的な負荷がこれ以上大きくなることを防ぐため、弊社としまして、改めて報道関係者の皆様には『被害者の方、被害者のご関係者の方、および山口の家族への取材自粛のお願い』をお願い申し上げます。」
と、被害者や山口達也さんの家族への取材自粛を呼び掛けています。
また、被害に遭った女子高生の保護者からのコメントも同時に発表し、「山口氏、事務所関係者の方々、さらには先日拝見した会見でのTOKIOのメンバーの方々の心からの謝意をお伝えいただいていると受け止めております。」「私達は、娘はもちろん、誰一人の人生の未来も、この事件によって奪われてほしくないと節に願っております。娘について、また関係する方々についても、どうかそっとしておいていただきたいと重ねてお願い申し上げます。」
と綴っています。
<↓の画像が、ジャニーズ事務所が送付したFAXコメント全文の写真>
これに対してネット上では、
- そっとしておいて欲しかったら、山口氏を解雇してこの件に決着をつけることだね。
- 山口メンバーが辞めれば報道が沈静化していくんじゃ?でも、辞めさせないのがジャニーズ事務所
- 最近、マスコミの暴走は酷いね。マスコミは、テレビ朝日の女性記者には自主的に報道自粛しているのにね。マスコミの報道姿勢には違和感あるよね。
- このご時世、被害者の方にはお気の毒だけど、いくら自粛要請してもこの手の話題でここまで話が広がってしまえば、取材や情報を押さえ込むのは難しいと思う。
- これもしかしたらキス程度の被害ではないかもしれないぞ!事務所の動きがおかしい
- 要請を被害者配慮ととるか、事件の鎮静化作業ととるか、ふつうなら前者。でも、被害者云々と記者会見で騒ぎを大きくしたのは、ジャニーズ事務所。それに……ちょっと、これまでにないジャニーズ事務所への批判的報道が増えてきた。取材自粛要請は……格好の踏み絵。
- 後は、実話ナックルズが続報出すかどうかだな。もう裏で話付いてそうだけど
- ジャニーズは加害者側だから、本来いうべきことではないが、これは賛成。ワイドショーの連日の報道は、もはや異常。百害あって一利なし。
- 芸能人は公人として扱うのであれば、取材対象になっても仕方ないのでは…なぜ夜に部屋に呼ばれて行ったのか、なぜ示談金を貰うことで納得したのか語って頂きたいけどね。
などのコメントが寄せられています。
山口達也さんが書類送検されたことが明らかになった4月25日の時点で、山口達也さんと被害に遭った女子高生が『Rの法則』(NHK Eテレ)で知り合っていたことが明らかにされており、これがきっかけでネット上では被害者の特定作業が進められることになり、年齢などが一致する1人の女性タレントが怪しいという声が上がる事態となっていました。
また、『フジテレビ』の報道では、現場となった山口達也さんの自宅にもう1人別の男性がいたという情報が伝えられ、この報道についてはフジテレビがその後「誤報」だったと異例の発表をしたのですが、『Rの法則』に出演していた当時ジャニーズJr.の2人が3月末をもってジャニーズ事務所を退所していたことが判明しており、この2人のどちらかが事件に絡んでいるのではないかという憶測がネット上で飛び交っています。
なお、疑いの目を向けられた本人らがSNS上などで、事件には関わっていないと否定するコメントをしています。
こうした状況にあるため、今回被害者家族やジャニーズ事務所側が異例のコメント発表を行ったわけなのですが、すでにネット上では様々な情報が飛び交っており、今後また新たに週刊誌が新情報を出すのではないかとも言われています。
4月25日以降、各メディアが連日のように山口達也さんの不祥事に関する報道を行っているので、世間も食傷気味になっている部分もあると感じられるのですが、山口さんが起こした事件の真相が知りたいという声も多く、現在芸能関連では最も注目度が高いニュースということから、週刊誌なども恐らく独自の情報を出したいところだとは思います。
ですが、取材や報道によってさらに被害者らが苦しめられてしまうことを考えると、これ以上過熱させてしまうような報道は控えていく必要があるのかもしれないですね。