ジャニーズのアイドルグループ『KAT-TUN(カトゥーン)』の元メンバーで、現在はKOKI名義でロックバンド『INKT(インク)』のボーカルを務めている田中聖さん(30)の発言に対して批判が殺到しているようです。
田中さんは16日に、お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有さん、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん、モデルのマギーさん等が出演のバラエティ番組『わざわざ言うテレビ~正月からわざわざ言わせてもらいますSP~』(テレビ大阪)の収録にVTR出演し、来年春にKAT-TUNから脱退、ジャニーズ事務所からも退所する田口淳之介さんについて、「(脱退を)知ったタイミングは皆さんと一緒だったので。僕、何も知らなくて」と驚きつつも、「どの道に行ったとしても、同じ釜の飯を食った仲間なので応援してます。僕自身も自分のことで大変なので、お互い頑張ろうというくらいの感じですね」とエール。
また、自身がグループから脱退、事務所との専属契約を解除されたことを振り返り、「(KAT-TUNが)すべてだった気がするんで、虚無感みたいなのがいっぱいで、落ち込みすぎて、死んでしまおうかと思ったぐらいで…」と自殺を考えたことなどを激白したようです。
<↓の画像は、KAT-TUNが5人組時代の写真>
当時の心境をこのように語った田中さんですが、田中さんがジャニーズ事務所に専属契約を解除された理由は、“度重なるルール違反があった”ためで、ジャニーズ事務所は所属タレントの副業を禁止しているにもかかわらず、東京・西麻布で実兄とともに会員制クラブ『CROSS ROAD』を経営、その他にも、事務所に内緒でライブを行ったり、クラブでDJ活動、体にタトゥー、派手な女性関係やプライベート写真の流出などがあり、これらを問題視した事務所がクビにしたと言われています。
そんな田中さんが脱退後に、朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)にKAT-TUNのメンバーが生出演し、亀梨和也さんは「僕自身はすごく悔しい思いがあります。最初に1人抜けて5人でずっとやってくって思いで、やってきたので、それが叶わないってことが悔しいです」と心境を告白し、「報道されている通り事務所のルールがあって、僕らの目から見てもやり過ぎなんじゃないかなと思うところがあった」「報道にあるようにお店だったり。再々、僕らも注意してきた」と語っていました。
このように自身の身勝手な行動によって、メンバー等に多大な迷惑を掛けていることから、ネット上では「虚無感とかいうならあの時グループとればよかったのに。散々メンバーが店やめろって言ってるの聞き入れなかったの自分。全く同情できない」、「だったら素行を改めるべきだったのでは? 自業自得でしょ。何言ってんのこの人?」と批判的な声が殺到してます。
元同僚について語り、批判が寄せられてしまった田中さんですが、ジャニーズ事務所脱退後、しばらくはメディアの前に姿を現さなかったものの、昨年10月よりINKTのボーカルとしての活動をスタートし、今年4月にはTOKYO MXの『5時に夢中!』、11月には同局の『バラいろダンディ』に出演するなど、メディアの露出が増えており、その理由はジャニーズ事務所との雪解けが関係しているといいます。
ニュースサイト『デイリーニュースオンライン』が報じている記事によると、事務所退所にあたって細かい誓約をいくつも交わしていたものの、2013年9月末に契約解除となってから丸2年が経過したことによって、本名でのメディア露出やKAT-TUNについての話もOKになったものと言われているとのこと。
これがもし本当の話であれば、これまで明かしたことのないジャニーズ事務所の裏話など、様々な暴露をしてくれることに期待したいところですが、田中さんは様々なルール違反によって事務所から去った身で、ちょっとした発言にで批判が寄せられることになり、INKTの人気や活動に影響を与える可能性もあることから、ジャニーズ関連の話は最低限に抑えたほうがいいかもしれません。
ですが、海外進出しているもののバンドの人気が微妙で、以前の様な収入を得ることは出来ていないとみられるので、今後さらにテレビ番組に出演する機会を増やしていきそうでならないですね…。