SMAP、嵐、TOKO、関ジャニ∞など、数多くの人気男性アイドルグループを抱えている芸能プロダクション「ジャニーズ事務所」は、ジャニー喜多川さん(83)が社長を務めていることで知られていますが、以前より、ジャニーさんの後継者は一体誰になるのかが注目されており、同事務所で副社長を務めているジャニーさんの実姉・メリー喜多川さんの娘で、メリーさんと共に副社長を務めている藤島ジュリー景子さん(48)、もしくは、SMAPのチーフマネージャーを務めている飯島三智さんが次期社長を務めるのではないかと噂されてきました。
(↓の画像左が藤島ジュリー景子さん、右が飯島三智さん)
そして、22日発売の週刊誌『週刊文春』に、メリーさんのインタビュー記事が掲載されており、その中でメリーさんは娘のジュリーさんが次期社長だと明言、更に今回、ジャニーズ内には「飯島派」「ジュリー派」等という派閥は無いとも語っていることが明らかとなりました。
(↓の画像が、メリー喜多川さんの写真)
さらにメリーさんは同紙の取材の際に「いま飯島を呼んで」と事務所スタッフに指示し、現れた飯島さんに対し、次のように話したといいます。
「飯島、私はこう言いますよ。『あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」
「もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます。それしかない」
その後もメリーさんは飯島さんを詰問(きつもん)しており、後継者問題以外に飯島さんのことを心の底から快く思っていないことがうかがえるのですが、そもそもメリーさんが一番敵対視している「週刊文春」の取材を受けた理由にもわけがあるようです。
【以下引用】
滅多にメディアに登場することがなかったメリー氏が、よりにもよってジャニーズタレントのスキャンダルを数々報じ、さらにはジャニー氏の「同性愛者セクハラ疑惑」を追及してきた「週刊文春」の取材を了承したのか。
それはメリー氏が直々に”後継者は娘のジュリーだ”と公言することで、飯島氏の業界内での立場を弱めるのが狙いではないのか。
そもそも、ジュリー氏を次期社長と考えるメリー氏にとって、飯島氏は目障りな人物に違いない。
なにせ飯島氏には、SMAPという最強の味方がついている。
いくら落ち目だといわれても依然その人気は高く、飯島氏の業界内での権力は絶大だ。一方、ジュリー氏が抱えるタレントを見ると、嵐以降は後進グループが思うように育っておらず、ジュリー氏が現在力を入れているといわれるTOKIOだって、コンサートの集客力やCDの売り上げといった面では頼りないのが実情である。
さらに、もう一点、メリー氏が飯島氏を忌々しく思う理由は、飯島氏の”プロデュース能力”にもあるだろう。
これは有名な話だが、事務所内で雑用をこなすヒラのデスクでしかなかった飯島氏は、新人のSMAPを半ば押し付けられるかたちで担当。
当時、アイドルは冬の時代でジャニーズのファンも激減していたが、そんな逆風のなかで飯島氏はSMAPをバラエティ番組に売り込み、”お笑いもできるアイドル”という新たな境地を切り拓いた。
ジュリー派であるTOKIOや嵐、関ジャニ∞だって、飯島氏がつくりあげたこの道があるからこそ、いま冠番組をもてているのだ。
それだけではない。飯島氏はSMAPのメンバーが出演するドラマや映画、バラエティを吟味し、それぞれの個性を立たせることにも成功。
そんな飯島氏の手腕はあのジャニー氏も一目を置いているはずで、そうでなければお気に入りの中山優馬を飯島氏に託すことなどしないだろう(ちなみにKis-My-Ft2の派生ユニット・舞祭組の当て字を考えたのもジャニー氏だ)。
大切な娘を脅かす疎ましい成り上がり──。
「SMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう」というメリー氏の発言は、きっとたんなる威嚇などではなく本心だ。
ドル箱のSMAPを手放してでも、厄介払いをして娘を守りたい。メリー氏も認めているようにこれが親心というものなのかもしれないが、しかし、そこに経営者としての視点は皆無である。
無論、ジャニーズファンへの思いも、だ。それにしても、もし、ほんとうに飯島氏とSMAPが事務所を去ってしまったら、一体ジャニーズはどうなってしまうのか。
記事ではひたすら平身低頭の飯島氏だが、功労者たる人間がここまで言われて黙って従えるものなのだろうか。
はたして飯島氏とSMAPはどんな出方をするのか……今後の動きから目が離せない。
【引用元:リテラ】
これにネットでは、
- 派閥争いとか世襲とか始まると大体終わりですね
- SMAP担当者の権限が強力なのは分かる。多分、ジャニーズで現在一番売れているのは嵐だと思うが、SMAPの20代の勢いと比べてしまうと小物すぎる。
- まさにパワハラってかおばはんのヒステリー。ジャニーズはブラックだったんですね。
- ジャニーズは権力を乱用するほど大きくなりすぎた。分裂した方が良い
- 女の社長だけはやめとけ。センスないし文句だけは1人前だから。
などのコメントがありました。
メリーさんに呼び出された飯島さんは、嵐とSMAPが共演しないことについて聞かれると「別に、意味というのはないと思うんですけれども……」と答え、派閥に関しては「派閥なんて、私は天に誓って言った覚えはありませんので。今まで生きている中で」とまで発言していたとのことですが、ジャニーズのゴッドマザー的存在のメリーさんを目の前にして、娘のジュリーさんと派閥争いをしているなんて口が裂けても言えないですよね。
これまでのキャスティングを見れば派閥があるのは一目瞭然で、もし派閥が本当に無いのであれば、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)等のSMAPが出演の番組に嵐やTOKIOのメンバーをゲスト出演させ、逆に嵐とTOKIOの番組にSMAPを出演させるなどしてほしいものです。
そして、今回メリーさんが次期社長はジュリーさんであると明言をしたわけですが、ジャニーさんが社長から退き、ジュリーさんが社長に就任した場合、飯島さんが担当しているグループの扱いにも変化が生まれてくる可能性があるため、今後事務所独立に向けて動き出すかもしれないですね。
果たして、今後どのような展開を迎えるのか注目したいところです。