ジャニーズ事務所の創設者・ジャニー喜多川さんが昨年7月9日に亡くなり、現在までに錦戸亮さん(35)、中居正広さん(47)、手越祐也さん(32)が事務所を退所、加えて長瀬智也さん(41)も来年3月末をもって独立することが7月に正式発表されましたが、この他にも退所が囁かれる大物タレントが3人もいることを7日発売の週刊誌『フライデー』が報じています。
タレントたちにとってカリスマ、芸能界の父親的な存在だったジャニー喜多川前社長の死は、タレントたちに大きな影響を与えているとされ、かつてないスピードで人気タレントが事務所を去っていますが、業界関係者らの間では、今後もこの流れは続くだろうとみられているようです。
『フライデー』の記事では芸能プロダクション幹部が、「退所の連鎖はまだまだ止まりません。ジャニーズを辞めたいと思っているタレントにとっては、今が一番辞めやすいタイミングだからです」
とした上で、退所の可能性が高いと見られている人物の名前を挙げています。
1人目は、俳優としても活躍している“山P”こと山下智久さん(35)だとしています。
<↓の画像が、“山P”こと山下智久さんの写真>
山下智久さんは今年、KAT-TUN・亀梨和也さんとのユニット『亀と山P』のドームツアーを開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で全公演中止となることが6月に発表され、こうした大きな仕事が無くなったことで退所する意向を固めたとのことです。
すでにジャニーズ事務所側とは退所に向けた話し合いを進めているとのことですが、退所理由については、「以前から山下は海外志向が強く、外国での仕事はウィル・スミス等と同じアメリカのマネジメント会社に委託しています。(中略)今後も海外で自由に活動を続けていくためにジャニーズを離れようと考えている」
と説明しています。
2人目は、ジャニー喜多川前社長に寵愛されていたKinKi Kids・堂本剛さん(41)だといいます。
<↓の画像が、KinKi Kids・堂本剛さんの写真>
堂本剛さんは以前から「ENDRECHERI(エンドリケリー)」名義でソロ活動に力を入れており、楽曲のリリースだけでなくコンサートツアーなども開催しており、何よりも慕っていたジャニー喜多川前社長が亡くなったことによって、ジャニーズ事務所への愛着も薄れてきているため、退所は近いとみられているそうです。
最後の3人目は、関ジャニ∞・大倉忠義さん(35)の名前を挙げています。
<↓の画像が、関ジャニ∞・大倉忠義さんの写真>
ただ、大倉忠義さんは最近になって気持ちが揺らいでいるとの情報があるといい、2016年7月に女優・吉高由里子さんとの熱愛交際が『フライデー』にスクープされ、その頃から周囲には「辞めたい」と漏らし始めたといいます。
加えて、関ジャニ∞のメンバーだった渋谷すばるさん、錦戸亮さんが相次いでグループを脱退、ジャニーズ事務所から独立したことによって、本格的に退所を考え始めたそうです。
しかし、最近は関西ジャニーズJr.の人気ユニット『なにわ男子』のプロデュースなどにも力を入れ、モチベーションを取り戻しているといい、この中では今のところ退所の可能性は低いと見られているようです。
『フライデー』はこのように山下智久さん、堂本剛さん、大倉忠義さんの退所説を報じているのですが、大倉さんだけでなく堂本さんも退所の可能性は低いのではとの声がファンから上がっているようです。
その理由は、昨年12月にKinKi Kidsの2人が雑誌『AERA』のインタビューを受けた際に、堂本剛さんは今後の活動について、「僕がジャニーズという場所に対して貢献できることがあるのであれば、貢献し続けたいと思っています。どういう形であれ、KinKi Kidsは、ずっと続けられたらいいなと思ってる。」と語っていたためで、この言葉から退所の可能性は低いと思うのは当然でしょうね。
また、大倉忠義さんもかねてから退所説が流れていますが、昨年9月に錦戸亮さんの脱退が発表された際にスポーツ紙の取材に対して、「親にも『お前、辞めるの?』って言われて、『いや、辞めんよ』って。辞めないですよ、僕は。(錦戸さんの脱退を)知っていたから、僕だけ否定することもできなかった」と語っており、ファンたちもこの言葉を信じています。
しかし、来年3月でTOKIOを脱退する長瀬智也さんも、昨年6月に雑誌コラムの中では「TOKIOの音楽をこの先も続けていくことは今までと変わらない」などと綴っていたものの、それから1年後に独立を発表しているので、1年後どうなっているかは分からないと思います。
ファンのためにもずっとジャニーズで活動を続けてほしいと思う反面、それぞれ30~40代という年齢もあって、自分がやりたい道に進んでいってほしいとも思いますし、なかなか難しいところですが、果たして今後どのような展開を迎えるでしょうかね。