Hey! Say! JUMPの山田涼介さん(23)主演のドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系 月曜21時)が17日よりスタートし、初回平均視聴率は8.8%と2ケタに届かなかっただけでなく、この数字は月9ドラマ史上最低の初回視聴率となっており、4月期に放送され月9史上最低の期間平均視聴率を記録した福山雅治さん主演の『ラヴソング』よりも低いことから、早くも大コケかと心配されています。
ここまでの低視聴率を記録した原因として、月9ドラマの視聴者離れが起きていることやドラマの内容などが挙げられているのですが、主演を務めている山田さんが元々数字を持っていないということもその1つだと言われており、ニュースサイト『サイゾーウーマン』の記事では、Hey! Say! JUMPのメンバーの主演ドラマについては「業界内で期待値がほぼゼロの状況」だとテレビ局関係者は語っています。
<山田さんが主演を務めるフジテレビ月9ドラマ『カインとアベル』>
山田さんがフジテレビのドラマに出演するのは、2008年放送のスペシャルドラマ『古畑中学生』以来約8年ぶり、連ドラの主演を務めるのは、2014年7月期放送の『金田一少年の事件簿N(neo)』(日本テレビ系)以来約2年ぶり、さらに月9初出演で初主演ということから期待値も高かったのですが、残念なスタートとなりました。
このドラマのキャスティング、内容については二転三転したという噂で、主演は嵐のメンバーが務める予定だったものの、ジャニーズ事務所側が嵐からHey! Say! JUMPに差し替えられ、山田さんが主演に決定したと一部メディアによって報じられています。
また、共演者についても難航したと言われており、女優の戸田恵梨香さんにヒロイン役のオファーをしたものの、戸田さんは月9の視聴率低迷などもあって出演を断り、深夜ドラマで主演を務めることにしたという話が出ています。
さらにその他にも様々な有名女優に声を掛けていたそうなのですが、ことごとくオファーを断られ、最終的に倉科カナさんに決定したという噂です。
<ヒロイン役を演じている倉科カナさん>
多くの女優が出演オファーを断った理由が気になるところですが、主演が山田さんだったということも大きく関係しているとニュースサイト『デイリーニュースオンライン』は報じています。
ジャニーズ事務所は特に今年、週刊誌などによって様々なスキャンダルをスクープされており、Hey! Say! JUMPでは中島裕翔さんが女優の吉田羊さんの自宅マンションに7連泊していたこと、泥酔して路上で一般女性に抱きつき警察沙汰になっていたことを報じられ、さらに伊野尾慧さんはセクシー女優・明日花キララさんとシンガポールで密会していたことを報じられています。
山田さんについても、『東京スポーツ』(東スポ)が報じた未成年少女の妊娠スキャンダルに関与しているのではないかと噂になっており、こういったことでもイメージダウンしてしまっており、他の事務所からも敬遠されつつあり、ジャニーズ事務所のタレントとの共演NGという事務所が出てきてもおかしくはなさそうです。
そして、これに対してネット上では、
- 戸田さんの判断正解。今回視聴率悪いの目に見えてたし、ジャニーズの相手役になると低視聴率の場合なぜかヒロイン役が叩かれるからね。
- このまま、ゴリ推しジャニーズはテレビから消えてくれればいいのに
- テレビ業界は、一度ジャニーズを切って、圧力や癒着関係じゃない番組製作をしないと。売り込みのレベルを超えてるから受け付けない。ブラックな事務所の言いなりの裏が透ける番組なんて楽しめる訳がない。
- J事務所をNGにした方が芸能界全体が良くなる
などのコメントが寄せられています。
ヒロインのキャスティングに難航したという話が本当なのかどうかすら定かではなく、最初から倉科さんがキャスティングされていたという可能性は十分あるのですが、月9ドラマの視聴率は下降の一途を辿り、大コケしたことばかりが話題になるため、低視聴率女優という不名誉なレッテルを貼られるのを避けるため、出演オファーを断るというのも分かりますね。
また、ジャニーズ事務所は今年1月に表面化したSMAPの分裂・独立騒動以降、週刊誌などによって様々なスキャンダルを報じられており、事務所とタレントのイメージがダウンしているのは間違いないことから、ジャニーズのタレントが主演する作品への出演オファーに対し二の足を踏むのも分かります。
木村拓哉さんが主演を務めるという来年1月放送のTBSドラマについても、ヒロインのキャスティングに難航しているという話が出てきているのですが、これもSMAPの解散騒動の影響だと噂されています。
芸能界で大きな力を持っていると言われているジャニーズ事務所ですが、以前に比べて落ちてきているという話もあることから、引き続きキャスティングには苦労することになりそうですね。