今年のカウコンにキンキキッズ、V6、TOKIOが出演しない理由は…嵐以外のグループが登場、ジャニーズファンの間で批判も噴出

毎年恒例のジャニーズのカウントダウンコンサートの代わりとして、年越しライブ番組『日本中に元気を！！ジャニーズカウントダウン2020－2021～東京の街から歌でつながる生放送～』が、フジテレビ系で23時45分から1時間放送されることが発表され、ジャニーズファン等の間で大きな反響を呼んでいます。

発表によると、今年は新型コロナウイルスの影響により、東京ドームで毎年開催の“カウコン”こと『ジャニーズカウントダウンライブ』が中止となったことを受けて、生放送のライブ番組『ジャニーズカウントダウン2020－2021』を放送するとし、会場は東京ドームではなく、都内各地からパフォーマンス映像を届けるとしています。

番組に出演する11組も発表されており、NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、A.B.C-Z、ジャニーズWEST、King & Prince、SixTONES、Snow Manが出演予定とし、番組の司会には関ジャニ∞・村上信五さんが起用されています。

＜↓の画像は、司会を務める関ジャニ∞・村上信五さんの写真＞

年内をもって活動休止となる嵐の出演は未発表で、フジテレビはスポーツ紙の取材に対して「現状、出演を予定しておりません」と回答しています。

嵐は大晦日の20時から3時間以上にわたって活動休止前最後のライブを生配信予定となっており、『NHK紅白歌合戦』も中継での出演になるとされています。

ただ、『スポーツニッポン』によれば嵐が『ジャニーズカウントダウン2020－2021』にサプライズ出演する可能性は十分あるとし、「大みそかに生配信ライブを開催する嵐が、直後の番組に生出演するとは考えにくい。ただ事前収録の形ならあり得る」「日付が変わってからの登場はない。番組が始まる午後11時45分から日付が変わるまでの15分間のどこか」に登場する可能性があるとフジテレビ関係者が語ったと伝えています。

そして、番組を担当するフジテレビの三浦淳チーフプロデューサーは『ジャニーズカウントダウン2020－2021』について、「1998年のジャニーズカウントダウンの生中継から関わらせていただき、毎年のようにドームで年を越してきましたが、ジャニーズのカウントダウンコンサートが開催されないなんて、誰が想像したでしょうか？いまだに僕も実感が湧きません。」とした上で、「東京ドームでの華やかなライブ中継ができない状況で、どんな番組が作れるのだろうか？久々に不安を感じましたが、“東京のいろいろな場所から笑顔になるような歌を届ける”というテーマが決まった時、これならいつもと全く違うエンターテインメントショーになる、と不安がワクワクに変わりました。まだ動き始めたばかりで、どこまで実現できるか分かりませんが、何年かたった時に“あの年の年越し放送も良かったよね！”と記憶に残るような番組になるよう頑張りたいと思います。」とコメントしています。

また、司会に抜擢された村上信五さんは、「このタイミング、時期に僕がMCをやらせていただくという運びになったのもジャニーさんからの何かのお達しだと思い、これまでに先輩方が作りあげてくださったジャニーズの伝統を踏襲しながら、今の世代ならではの様式美をフレッシュなエネルギーとして、おこがましくはありますが、皆様の2020年の一区切り、そして2021年の活力に少しでもなりますよう、お届けできればと思います。初めての方には新鮮に、長く親しんでくださっている方々には、郷愁にかられていただければ幸いです。」としています。

番組の概要発表を受けてジャニーズファンからは、

• ベテラン勢とJr.は無しか…少年隊期待していたんだけど残念
• 世代交代は仕方ない…。でもKinKiやTOKIOにV6観たい人いっぱいいる
• 他にも兄さんジャニーズ出してよ…。光一だって誕生日だし長瀬だって…。最後にTOKIOの歌聞きたいよ…
• V6、Kinki、嵐がいないとカウコンじゃない。毎年恒例の光一さんの誕生日祝いは観たい。
• カウントダウンはKinKi Kids、V6が見たかった。長瀬も最後なのに。恒例の光一くんの誕生日のお祝いができないのも寂しい。
  Jフレで始まったカウントダウン、大人組は別でもいいので、配信イベントをしてほしい。
• V6やKinKi Kids、嵐のカウコンうちわ販売があるのに出演の予定が無いなんて悲しい。現在調整中である事を望みたいな。
  司会は太一くんとイノッチの組み合わせが好き。昨年やった事前の番組も面白かったなぁ。
• メンバー見ると、こうやって世代交代して行くのかなあ？と寂しい気持ちになります。
  嵐は時間的に生出演は無理でも、V6やKinKi Kidsは今年もまだまだ活躍してたのに。TOKIOも交えて3組で何かやって欲しいなあ。
• ジャニーズファンだけど、初めて見なくてもいいかなと思ってしまった。司会は太一君とイノッチじゃないとな。
  カウコンだけは、毎年年齢層高くて、ベテラン同士の会話や反応が面白いのに。これだけ若返ってしまうとな。jr.も出ないのか。
• 世代交代で、もう今後90年代デビュー組はでないとかですか？ある程度は世代交代も必要だと思うけど、それならそれで、今回を機に次回から出演しない、ということを本人たちの口から何かしら聞きたかった。
  だって、本来カウコンはTOKIO、KinKi、V6のものだったでしょ？今回だけ今年の事情で出ないということなら話は別ですけど、、どうなんですかねぇ。KinKiとV6のうちわはあるんだけど…

などの声が上がっています。

カウコンの代わりとなる『ジャニーズカウントダウン2020－2021』の放送発表に歓喜の声が上がっている一方で、番組の常連だったTOKIO、V6、KinKi Kidsなどの年長グループが姿を消しており、ファンからは不満の声が噴出しています。

年長組が出演しないのは今年だけの可能性もありますが、『サンケイスポーツ』の記事では、「嵐以前にデビューしたアーティストも“卒業”し、フレッシュな顔ぶれで臨む」と伝えており、新たな形でのカウコン開催を機に、世代交代という形になるのかもしれません。

1998年から毎年開催されているカウコンは元々、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災の復興チャリティーイベントとして、1996年末にV6が開催した『V6 COUNTDOWN ’97』をきっかけに、その翌年に結成されたチャリティーユニット『J-FRIENDS』（TOKIO・V6・KinKi Kidsのメンバーで構成）が『ジャニーズ カウントダウン・コンサート』を東京宝塚劇場で開催し、1998年から東京ドームに場所を移してカウコンを開催するとともに、フジテレビ系でもその模様が生中継されるようになりました。

そして、番組の司会は2017年からTOKIO・国分太一さんとV6・井ノ原快彦さんが務めており、安定した司会ぶりが多くのジャニーズファンから支持されていました。

そうしたこともあって、今年の『ジャニーズカウントダウン2020－2021』に年長組が出演しないことに対して不満の声が多く上がっており、放送枠が1時間しかないこともあって年長組は参加しない形になったのか、その他の理由なのかは不明ですが、20年以上にわたって出演してきた年長組は番組に出演しないにしても、その代わりとなるようなイベントがあればと思いますね。