昨日2日にテレビ朝日の長寿番組『徹子の部屋』にジャニーズのグループ『A.B.C-Z』が初出演し、番組内で黒柳徹子さんに質問した内容が話題になっています。
『A.B.C-Z』は、2008年8月に結成した5人組のグループで、ダンスやバック転などのアクロバットを得意とし、まだテレビへの出演は少ないグループですが、個性的なメンバーが揃っておりこれからの活躍が期待されています。
番組終盤で『A.B.C-Z』から黒柳さんへの質問タイムがあり、メンバーの河合郁人さんがバラエティ番組「アメトーーク!」の人気企画“徹子の部屋芸人”のあの件について触れたのだった。
“徹子の部屋芸人”とは、かつて「徹子の部屋」に出演したお笑い芸人達が、自慢のギャグを披露したのにもかかわらず黒柳さんが全く笑わず冷静な対応でかえすことが幾度となくあったため、出演経験のある芸人、これから「徹子の部屋」に出演する予定の芸人が集まって“徹子の部屋対策”を講じる企画である。
記憶に新しいのは、お笑いコンビ・ピースが『徹子の部屋』に出演した際、黒柳さんから芸を見せるよう振られ、又吉直樹さんが、子どもがダダをこねるように両腕を横に振りながら、「やだよやだよやだよ! 還暦迎えたくないよ!」と叫ぶ一発ギャグを見せたのだが、黒柳さんはそれを見て、クスリともせず真顔で「そうですか、いいと思いますよ」と返したことがあった。
そういったことを踏まえ、河合郁人さんは「あれって、芸人さんに“無茶振り”しているんですか?」と切り出した。
これに対し、黒柳さんは「いえ、“無茶振り”なんかしていないわよ。私はいつも、あなたたちに接するのと同じように接しているだけ」「芸人のみなさんが何かを見せてくださって、面白ければ笑って、笑おうと思えなければ『ほーっ』と言うの」と明かした。
さらに黒柳さんは「それを“徹子の部屋芸人”とかいってDVDまで出している」とネタにされていることに触れ、「そこだけ映すから、私が意地悪みたいになってしまう。そうではなくて、面白くないから『ほーっ』と言うだけなの」と弁解した。
これにネットでは、
「徹子の部屋の空気って独特」
「芸人は徹子に笑って貰えるよう芸を磨け」
「正論ワロタw」
「徹子は純真無垢やな」
「徹子の部屋はもう芸人のネタ見せの番組にしろよ」
などのコメントがありました。
まだテレビ慣れしていないためか、今まで誰も触れてこなかった禁断の質問をしましたね(笑)
しかし、これで黒柳さんの冷めたリアクションの真相がやっと分かりました。
黒柳さんは素直なリアクションが出来る数少ない芸能人ですね。
最近のバラエティ番組では、大して面白くないのにも関わらず、オーバーなリアクションをとる芸能人が増えていて、観ていて不快に思う時があります。
これからも黒柳さんには芸人殺しのリアクションをとり続けて欲しいですね。