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VS魂や特捜9のコア視聴率低迷で番組打ち切りも? ジャニーズのイメージ悪化、24時間テレビにも変化が?

ジャニーズの冠番組が一斉終了か。ジャニー喜多川の性加害問題が波紋、忖度なしで低視聴率番組が打ち切りの流れに?

ジャニー喜多川さんの性加害問題が波紋を広げ、ジャニーズ事務所全体のイメージ悪化が止まらない状況にあり、これによってジャニーズの冠番組が一斉終了する可能性もあると週刊誌『フライデー』等が伝えています。

フライデーによれば、ジャニー喜多川さんの性加害問題を受けて、藤島ジュリー景子社長が謝罪動画を公開し、前代未聞の対応に広告業界が動揺しているといい、早くて秋の改編期にジャニーズの冠番組が一斉に終了する可能性があるほか、ジャニーズタレントが毎年メインパーソナリティー等を務めている『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)も、今後編成を大きく変更する可能性もあるとしています。

<↓の画像は、今年の『24時間テレビ46』のメインパーソナリティー・なにわ男子の写真>

広告代理店幹部は現状について、「スポンサーは様子見です。ジャニーさんが故人なのが大きかった。ただ、ジャニーズタレントを起用しづらくなったのは確か。イメージ悪化を避けるために退所するタレントも出てくるはず」と語り、今後性被害を訴える元ジャニーズJr.たちから集団訴訟を起こされる可能性もあるとしています。

ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』も、ジャニーズタレントが出演の番組に今後メスが入る可能性があると報じており、まずタイトルが物議を醸している『ザ少年倶楽部』(NHK)と『♯裸の少年』(テレビ朝日系)を挙げ、ネット上では「公共放送が1事務所のタレントのみの番組を作るのはおかしい」などの声が上がっており、今回の騒動を受けてNHKを含めて各テレビ局がジャニーズ事務所と距離を置き、視聴率が低い番組から打ち切っていくのではないかと業界内で囁かれているそうです。

打ち切り候補の筆頭として『VS魂グラデーション』(フジテレビ系)が挙げられ、同番組は『VS嵐』の後番組として2021年1月から放送がスタートしましたが、見事な大コケ状態が続いています。

<↓の画像は、『VS魂グラデーション』出演の嵐・相葉雅紀さん等の写真>

これまでに番組の企画だけでなくタイトル変更を行うなど、様々なテコ入れが行われているのですが、各テレビ局がいま最も重要視しているコア層(13~49歳男女)の視聴率獲得にも苦戦し、5月10日放送回はコア視聴率が2.0%、同時間帯に放送の『THE突破ファイル』(日本テレビ系)は4.4%を記録し、倍以上の差を付けられています。

また、関ジャニ∞のレギュラー番組『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)もコア視聴率が2%以下となっているとのことです。

他にも、ジャニーズ事務所の子会社『ジャニーズアイランド』の社長も務める元V6・井ノ原快彦さん主演の刑事ドラマ『特捜9』シリーズ(テレビ朝日系)も、平均世帯視聴率は現在も9%前後で推移しているものの、コア視聴率が2%を切っていて同時間帯最下位(テレビ東京を除く)、関ジャニ∞・横山裕さん主演ドラマ『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系)も、コア視聴率は1%台で最下位となっているとしています。

<↓の画像は、『特捜9』シリーズ出演の元V6・井ノ原快彦さん、Snow Man・向井康二さんの写真>

『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』を放送の土曜深夜ドラマ枠「オシドラサタデー」は、制作をテレビ朝日と藤島ジュリー景子社長が代表の関連会社『ジェイ・ストーム』が手掛けており、それによって“ジャニーズ専門ドラマ枠”となっています。

これが今後問題視される可能性もあるといい、「現役のジャニーズタレントは被害者側である可能性もありますし、彼らに非は全くない。タレントの仕事を奪うことになるのはよくないでしょうが、これまでジャニーズサイドへの忖度だけで続いてきた番組も少なくないですからね。低視聴率だったり、評判が良くなくても、“ジャニーズの番組だから”というだけで放送されてきた番組や、同社との関係性がこの機会に見直され、不調番組は一気に淘汰されていくことになるのかもしれません」と制作会社関係者が語っています。

NHKも含めて各テレビ局はジャニーズ事務所とズブズブの関係で、それによってジャニー喜多川さんの性加害問題に関しても、3月時点でイギリスの公共放送局『BBC(英国放送協会)』が特集を組んで性加害を糾弾するも完全スルーし、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが日本外国特派員協会で会見を行った後に、ようやくこの問題を取り上げ始めました。

そして、NHKは先日放送の『クローズアップ現代』で特集を組み、番組独自に元ジャニーズJr.や元スタッフに取材し、TBSの報道番組『news23』でもこの問題を大きく取り上げるなど、テレビ局の対応は大きく変化してきています。

ただ、日本テレビやテレビ朝日など複数の番組にジャニーズタレントを起用し、より繋がりが深いテレビ局は現在もジャニーズへの忖度がうかがえ、15日に日本テレビの報道番組『news zero』でジャニー喜多川さんの性加害問題を取り上げた際には、曜日キャスターを務める嵐・櫻井翔さんは姿を消してコメントしませんでした。

また、21日にテレビ朝日の情報・報道番組『サンデーLIVE!!』で初めてこの問題を取り上げた際に、メインキャスターを務める少年隊・東山紀之さんは、「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。」と語り、この発言を巡ってジャニーズ事務所が報道にも介入しているとして物議を醸しています。

現在もテレビ局のジャニーズ忖度が続いているのは間違いなく、大手広告代理店『博報堂』などもジャニーズに忖度している現状から、フライデーなどが報じているように、秋以降にジャニーズの冠番組が一斉終了したり、ジャニーズの起用が激減する可能性は低いのではないかと正直思いますが、世間から厳しい声が上がり続ける中で、関係各所が今後どういった対応を行っていくのか見ものですね。

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