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第74回NHK紅白歌合戦からジャニーズ消える恐れ。CD売上好記録も性加害騒動で世論の支持に影響、ネットで様々な反応

ジャニーズが今年の紅白出場辞退も…ジャニー喜多川の性加害問題でNHKが半減対応。K-POP勢さらに増加へ?

ジャニー喜多川さんの性加害問題を受けて、NHKが今年の『第74回NHK紅白歌合戦』で“ジャニーズ枠”を半分にまで減らす見込みであると『スポーツ報知』が伝えており、今年はジャニーズゼロの紅白になる可能性もあるとしています。

スポーツ報知によれば、NHK紅白歌合戦には毎年ジャニーズのグループが5~6組出場し、番組を大きく盛り上げていたものの、ジャニー喜多川さんの性加害問題、それを受けてのジャニーズ事務所の会見などを含めた一連の対応、さらに大手企業がCM契約を終了させるといった世論の動向を受けて、NHKは今年の紅白への出場について再考し、出演数を半分まで減らすことが濃厚になったとのことです。

NHKはジャニーズ事務所の会見後に出した声明で番組への起用について、「ジャニーズ事務所に所属するタレントの起用についても見直すべきだとのご指摘を受けています。NHKでは、出演者の起用については、番組の内容や演出に合わせて、ふさわしい人を選定してきましたが、今後は、所属事務所の人権を尊重する姿勢なども考慮して、出演者の起用を検討したいと考えております。」としていました。

ジャニーズのグループでは、昨年の紅白にも出場したKing & Prince、なにわ男子、Snow Man、SixTONESといった各グループの楽曲が好セールスを記録していて、通常であれば紅白出場は濃厚な状況ですが、一連の騒動を受けてジャニーズ事務所側からNHKに紅白出場辞退を申し入れ、今年はジャニーズゼロ紅白となる可能性もあるとのことです。

なお、今年の紅白でジャニーズの出場数が半減やゼロとなった場合には、若者を中心に支持を集め、いま勢いに乗っているK-POPアーティストの出場数がさらに増えると予想されています。

そして、ジャニーズグループの紅白出場が半減する見込みとの報道を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

例年の紅白の主な選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3つで、なにわ男子などのグループは昨年に引き続き、紅白出場は順当と言える活躍ぶりを見せていますが、出場にもう一つ重要な「世論の支持」を受けられるかどうかは微妙なところです。

ジャニーズタレントたちはあくまでも被害者として、世間からは同情の声も多く上がっていますが、ジャニー喜多川さんの名前を冠した事務所の看板を背負って活動していること自体が問題視されている状況なので、これから別会社を設立して「ジャニーズ」の名前を捨てるとされていますが、今年の紅白では例年通り5~6組の出場とならないのは恐らく間違いないと思います。

紅白を巡っては元々、ジャニーズ枠と呼ばれるジャニーズ事務所の固定枠が存在している事自体が問題視されており、かつてはSMAPとTOKIOが紅白の常連だったのが、そこに嵐なども加わって現在は5~6組に固定され、2015年の紅白にはSexy Zone、関ジャニ∞、TOKIO、嵐、V6、SMAP、そして歌手デビュー35周年を迎えた“マッチ”こと近藤真彦さんが白組のトリを務め、この年はジャニーズから過去最多となる7組が出場となっていました。

その後枠数は元に戻りましたが、2020年の紅白でもNHKはジャニーズから7組を選出しており、各グループ多くの若い女性ファンを抱えているためSNSでの盛り上がりにも繋がるものの、白組出場歌手のおよそ3分の1がジャニーズという異常な状況は紅白離れにも繋がっていたので、これを機にNHKにはジャニーズ枠の見直し、一部の事務所から偏った選考を行わないよう是正してほしいですね。

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