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ザ少年倶楽部が来年春までに終了報道。旧ジャニーズJr.ファンから悲鳴、受信料支払い拒否でテレビ捨てるの声も

ザ少年倶楽部が来年春で打ち切り終了にファン激怒。11月の放送中止、NHKのトイレでも性加害告発あり波紋

NHKで2000年から放送の旧ジャニーズJr.(現・ジュニア)が出演の音楽バラエティ番組『ザ少年倶楽部』(略称:少クラ)が、来年春までに終了する方向で調整していることが明らかとなり、ジュニアのファンたちから悲鳴や怒りの声が上がっています。

『朝日新聞』が関係者に取材したところ、ジャニー喜多川さんの性加害問題を巡り、番組名や内容の変更を含めて抜本的な見直しの検討が続き、11月の放送は見送る方針となったそうです。

NHKは先月に『NHKニュース7』で、2002年に『ザ少年倶楽部』への出演を希望し、NHK局内で行われたダンスの練習に参加した当時高校生の男性が、休憩中にジャニー喜多川さんにトイレへ連れて行かれ、性加害を複数回受けたとの証言を伝えました。

<↓の画像は、被害男性の告発を伝えたNHKニュース7の報道写真>

この告発を受けてNHKは、10月16日に予定していた公開収録を急遽中止としたことを発表し、公開収録の振替実施予定も無いことを明らかにしました。

その後、NHKの稲葉延雄会長は定例会見でNHK局内での性加害疑惑について、「大変重く受け止めている。看過できない問題」と語りました。

また、『ザ少年倶楽部』の今後については、「深刻な性被害を受けられた男性の証言を重く受け止めている。番組の内容やタイトルの変更も含めて抜本的な見直しを行いたい」「(番組収録や放送再開は)明確に申し上げることはできない」としていました。

こうした状況にあるため、NHKは『ザ少年倶楽部』を来年春までに終了する方向で調整しているといい、このまま番組収録を行わずに終了する可能性もあるようです。

これに対して旧ジャニーズJr.のファンからは、

などの声が上がっています。

『ザ少年倶楽部』と同様に、ジャニー喜多川さんの性加害問題が発端で番組名などが問題視された『♯裸の少年』(テレビ朝日系)は、11月4日の放送をもって打ち切り終了となり、18日から新たに旧ジャニーズJr.が出演の新番組『地域密着&駅特化型地図バラエティー カクエキ!』をスタートさせることを昨日発表しました。

これに続いて『ザ少年倶楽部』も終了の方向で調整が進んでいるとのことで、多くの旧ジャニーズJr.のファンたちからは悲鳴や怒りの声が噴出しており、中にはNHKの受信料を今後払いたくない、もうテレビを捨てて受信料を払わないといった声も出ています。

NHKもテレビ朝日と同様に、『ザ少年倶楽部』や2006年から放送の関連番組『ザ少年倶楽部プレミアム』を打ち切った上で、また新たに旧ジャニーズJr.が出演の新番組を制作する可能性はあると思いますが、性加害が問題視される前から、NHKで旧ジャニーズの専門番組を放送すること自体を疑問視する声が上がっていたので、今後の対応はかなり慎重に検討をしているとみられます。

民放各局もスポンサー離れを懸念し、旧ジャニーズタレントの起用を見直したり、来年春の改変に向けて調整を進めていて、旧ジャニーズがメインの番組に関しては打ち切りも視野に入れているとも報じられていますが、NHKは『ザ少年倶楽部』を打ち切った後に、どのような対応をするのかも見ものですね。

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