“キンプリ”こと『King & Prince』のリーダー・岸優太さん(26)の初主演映画『Gメン』が、今年秋に公開予定と1月に発表されたものの、それ以降に追加キャスト、公開日などの発表もなく半年以上が経過し、トラブルを懸念する声などが上がっているとニュースサイト『日刊サイゾー』が伝えています。
岸優太さんが主演する『Gメン』は、『週刊少年チャンピオン』で2014~2018年に連載された同名ギャグ漫画が原作で、「卒業までに彼女が出来る率120%」と噂の男子校に転校してきた主人公が、問題児ばかりが集められたクラスでヤンキー、オタクたちと友情を深めていく姿などを描いた青春ストーリーとなっています。
今年1月に岸優太さん主演で実写映画化されることが発表され、原作漫画ファンやキンプリファン等の間で話題となり、共演者にも大きな注目が集まっていましたが、その後は特に続報も無く現在に至っています。
日刊サイゾーによれば、『Gメン』の続報が無い理由として、撮影スケジュールの遅れが挙げられているとし、岸優太さんは1月28日に新型コロナウイルスへの感染が判明しているのですが、他の出演者も感染したことで撮影が一時中断したといい、2月下旬には撮影が再開したものの、メガホンをとる瑠東東一郎監督も売れっ子で3月ごろからは、現在放送中の波瑠さん主演ドラマ『魔法のリノベ』(フジテレビ系 月曜22時)などの撮影に入っていたとのことです。
こうして撮影が予定よりも遅れ、それによって追加キャストの発表が遅れている可能性や、何らかのトラブルが起きているのではないかとの憶測も飛び交っているようです。
他にも、“超人気俳優”の出演が情報解禁の遅れに繋がっているとの情報もあるとし、「その俳優の撮影シーンは、かなりの厳戒態勢で行われたそうです。撮影現場の目撃情報などもまったくなく、とにかく情報はトップシークレットになっているようです」「人気俳優が出演するなら、早い段階で情報を公開し、プロモーションに活かしていくのが通常。でもそれを全くやらないというのは、何か事情があるからでしょう。単純にカメオ出演的な感じで、“公開後のお楽しみ”となっているのかもしれないし、あるいはその俳優の名前を隠すことをプロモーションにしようとしている可能性もある。たとえば、シルエットのみを公開して、“一体、誰が出るのか!?”と公開直前まで引っ張って宣伝しようというパターンなのかもしれません」
と、ある映画関係者が語っています。
一方の芸能事務所関係者は、「映画の出演者は“並び”や“格”が重視されることも多い。ジャニーズ事務所のタレントは、それなりに特別扱いされますが、それを快く思わない俳優もいるわけです。主演といえど、岸優太だけにスポットが当たるような形になっていることに、共演者が難色を示している可能性もありうるでしょう。たしかに、公開まで数ヶ月という段階で、主演の名前しか明かされていないのは、異例中の異例。裏で普通ではない動きがあるのは間違いない」
と語り、トラブルが起きている可能性は捨てきれないとしています。
実際のところはどうなのかは不明ながら、2月時点では週刊誌『週刊女性』が、『Gメン』に人気お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さんが出演予定だったものの、新型コロナ感染によって急遽降板が決まり、代役には相方・りんたろー。さんが起用されたとの情報を伝えていました。
週刊女性によると、1月23日東京・八王子で行われた撮影にりんたろー。さんが参加し、ヤンキー姿の俳優たちとケンカするシーンの撮影をしていたそうです。
週刊女性はその後も、2月中旬に神奈川・湘南エリアの人気カフェで映画の撮影をしていたことや、岸優太さんよりキャリアも年齢も上の人気俳優が出演することを伝えていました。
<↓の画像は、『週刊女性』が2月撮影の制服姿の岸優太さんの写真>
さらにツイッターに投稿された目撃情報によれば、1月23日に八王子で行われた撮影現場にはりんたろー。さんのほか、『SixTONES』の森本慎太郎さん、俳優の矢本悠馬さん等の姿もあったとしています。
<↓の画像は、映画撮影の目撃情報>
瑠東東一郎監督のインスタグラムを確認すると、2月20日に『Gメン』の撮影が再開していることを報告し、「岸くんと追加豪華メンバーとのグルーヴが、日に日に激熱かつ激烈に」と綴っていたのですが、その後は他に手掛けている『魔法のリノベ』『探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り』『極主夫道』に関する投稿をするのみで、『Gメン』関連の投稿はしていません。
そうしたことでキンプリファンからは心配の声が相次いでいて、何らかのトラブルによる“お蔵入り”を懸念する声も上がっています。
ただ、現時点では『Gメン』の撮影、公開を巡ってトラブルが発生しているという情報は一切無いことから、単にスケジュールの遅れなどが原因で追加情報が出ていないだけで、お蔵入りといったことにはならないのではとも思いますが、引き続き『Gメン』関連の情報に注目していきたいですね。