今年の『第73回NHK紅白歌合戦』に出場するアーティスト名が次々にスポーツ紙等に報じられ、ジャニーズから出場するグループにも大きな注目が集まる中で、ニュースサイト『サイゾーウーマン』が新たに、今年の“ジャニーズ枠”が「6枠」に決定したことや、出場辞退も囁かれていた“キンプリ”こと『King & Prince』が、5人で最後の紅白出場を果たすことがほぼ確定したと報じています。
サイゾーウーマンの記事ではレコード会社関係者が、「今年、ジャニーズは昨年より出場枠を増やし、キンプリの出演も99%決まっている」「キンプリの出場は水面下で決定し、『紅白』のジャニーズ枠も昨年から増加し、6枠となるようだ」
と明かしています。
さらに週刊誌記者は、「今年は、なにわ男子の初出場が既定路線といわれ、またSnow Man、SixTONESの出場も確実視されています。」
と明かしています。
ジャニーズ事務所は4日に、リーダーの岸優太さんをはじめ、平野紫耀さん、神宮寺勇太さんの3人が、来年5月22日をもってグループを脱退すること、さらに平野さんと神宮寺さんは同時に事務所を退所し、来年夏に主演映画『Gメン』の公開を控える岸さんは、同年秋に退所することを電撃発表しました。
これによってキンプリはSMAPと同様に、NHKからオファーがあっても出場を辞退するのではとの見方も浮上していたのですが、出場が決定した背景について前出のレコード会社関係者は、「歌唱シーン以外にも、放送中のメンバーのやりとりや、報道陣に公開されるリハーサルも含め、世間の注目を集めるのは間違いないですし、話題性は抜群。視聴率面でも期待できますから、NHKとしてはキンプリを逃さない手はありませんよ。一方、ジャニーズサイドも、来年以降の『紅白』を見据え、NHKに恩を売りたいでしょうし、何より一連のネガティブな報道を払拭したいはず。双方の思惑は一致しているといえます」
と語っています。
キンプリのメンバー脱退が報じられる前から、今年の紅白に出場する可能性が高いジャニーズグループの名前が様々なメディアに取り沙汰されており、週刊誌『フラッシュ』は9月時点で、昨年と同様にジャニーズ枠が5枠とした場合に、『関ジャニ∞』『SixTONES』『Snow Man』『なにわ男子』の4組は確実視されているとし、5組目のグループとしてキンプリを挙げていました。
また、『女性自身』は10月に「紅白出場㊙候補者リスト」として、48組のアーティスト名を公開しており、ジャニーズから出場するのはSnow Man、SixTONES、キンプリ、関ジャニ∞の4組とし、理由は不明ながらジャニーズがデビュー前から猛プッシュしているなにわ男子は含まれていませんでした。
キンプリは、6月リリースの4枚目アルバム『Made in』が初週48.6万枚、9月リリースの10枚目シングル『TraceTrace』は初週50.1万枚、今月リリースの両A面シングル『ツキヨミ/彩り』は初日に自己最高の60.8万枚、初週に79.2万枚を売り上げています。
こうした数字から、デビューから5年連続の紅白出場は有力視されていたものの、3人の脱退の裏側を巡ってメンバーの不仲説、ジャニーズ事務所との関係悪化説なども浮上し、紅白出場辞退も囁かれる中で、最後に5人で紅白に出場となれば大きな話題になることは間違いないでしょうね。
特別な演出などがあるかどうかは分かりませんが、紅白出場が事実とすれば最後に紅白の大舞台で最高のパフォーマンスを見せてくれることに期待です。