今年1月にデビュー発表があり、5月に念願のCDデビューを果たしたジャニーズの6人組グループ『King & Prince』(通称:キンプリ)が、平成最後となる今年の『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK 19時15分)への初出場が内定したと13日付の各スポーツ紙が一斉に報じています。
ジャニーズタレントでデビューした年に紅白出場したのは、『NYC boys』(メンバー:中山優馬さん、Hey! Say! JUMPの山田涼介さん、知念侑李さん、Sexy Zoneの中島健人さん、菊池風磨さん、SixTONESの髙地優吾さん、松村北斗さん)のみとなっており、もしキンプリの出場が決定すれば約10年ぶりの快挙となります。
<↓の画像は、King & Princeの紅白初出場内定を報じるスポーツ紙の写真>
キンプリが5月にリリースしたデビューシングル『シンデレラガール』は、メンバーの平野紫耀さんが出演のドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)の主題歌に使用されたこともあり、初週57.5万枚(初日売り上げ:31万8303枚)を記録し、デビューシングルの初週売り上げ枚数としてはKAT-TUNに次ぐ歴代2位(オリコン調べ)の数字で、2010年代としては最高記録を更新しました。
また、10月リリースの2枚目シングル『Memorial』も好調なセールスで、初週40.1万枚(初日売り上げ:27万3,760枚)を記録し、デビューから2作連続でオリコン週間ランキング1位を獲得しています。
2月1日に発足したファンクラブ会員数も右肩上がりに伸びており、11月上旬の時点で会員数(会員番号)は約30万人で、現在約31万人のNEWSの会員数に迫っており、Sexy Zone(約25万人)、ジャニーズWEST(約24万人)、KAT-TUN(約22万人)など、すでに先輩グループのファンクラブ会員数を超えています。
この勢いに乗って8月~9月にかけては全国ツアーを開催し、5都市21公演で26万人を動員しており、ジャニーズの中でいま最も勢いに乗っています。
これまでに様々なグループを手掛け、キンプリのことも手塩にかけて育ててきたジャニー喜多川社長は、「間違いなく一時代を築く」と断言するほど大きな期待を寄せています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば関係者は、キンプリの紅白出場内定が決まった理由について、「セールス面、話題性、人気の全てで、新人ながらも音楽業界トップクラスの実績を残した」
と説明したとのことです。
キンプリは12月6日~来年1月27日にかけて主演舞台『JOHNNYS’ King & Prince IsLAND』を開催するのですが、大晦日はもともと休演日となっており、紅白のリハーサル開催予定の29・30日については夜公演が入っています。
<↓の画像は、12月6日開幕のKing & Prince主演舞台『JOHNNYS’ King & Prince IsLAND』の写真>
そして、キンプリの紅白初出場内定に対してネット上では、
- キンプリちゃん紅白おめでとうだけど複雑〜
- キンプリ紅白内定ですって?でも今玄樹くん休業中やん…5人ってことよね…推しが不在で紅白初出場とかつらい
- 紅白出場おめでとう 玄樹くん…お家で見るのかな?国民的アイドルになれる第1歩の場所が5人での出場になってKing&Princeは5人組だと思われるの辛い……。
でも、6人でのキンプリちゃんの功績によって勝ち取ったわけだもんな。応援する一択だよな。 - キンプリ5人で紅白か………出てくれるのは嬉しいけど、いわち戻ってきてからがよかったな……
- キンプリ紅白出場か…凄く嬉しいけど、いわちいないからなんか凄く複雑…
ほかのメンバーも忙しすぎて体調崩さないように頑張って貰いたいな。もうメンバーが欠けるのは見たくないや - キンプリ紅白嬉しいけど岩橋くん出れないし、JUMPも去年初めて出れたのに1年目でぽーんって出ちゃうのもなんだかなあ、、
- キンプリ、デビューしてまだ、一年も経ってないのに紅白は早くない?
おめでとうって気持ちもあるけど、そうじゃない気持ちもあるのが正直なところ - キンプリ紅白内定は嬉しいけど、5人で出るってなんか寂しい。本音を言えば、岩橋くん含めた6人がよかったな。だけど5人には岩橋くんの分も紅白頑張ってほしいな
- 今年の露出を考えたら当然かなと思う。毎年出ていたTOKIOの穴を、どのグループをジャニーズ事務所が推してくるのかが気になる。
- 今年はあちこちで見かけたしCD売れたし、TOKIOの代わりの枠なら良いと思う。でもこれ以上ジャニーズ枠は増えないで欲しい。
- キンプリ紅白とかマジ嫌だ、、セクゾがいい。キンプリはまだ早いって。てか色々ファンが問題起こしたのに?メンバー1人活動休止してんのに?岩橋の気持ち考えろ 余計悪化させるだけやぞ?ちゃんと理解してんの?
などのコメントが寄せられています。
昨年の紅白に出場したグループを見てみると、デビュー10周年を迎えたHey! Say! JUMPが紅白初出場したほか、Sexy Zoneはデビュー3年目から5年連続出場、関ジャニ∞はデビュー9年目から6年連続出場、TOKIOはデビューから24年連続出場し、嵐はデビュー11年目から9年連続出場となっていました。
ここ5年はTOKIO、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの4枠が固定され、残りの1もしくは2枠に節目を迎えたグループが出場というケースが目立ち、2014年にデビュー20周年イヤーに突入したV6が初出場、2015年はデビュー35周年の“マッチ”こと近藤真彦さん、2016年はデビュー20周年に突入のKinKi Kidsが、ゲストではなく初めて白組として出場しました。
今年は嵐の櫻井翔さんが司会を務めるため嵐の出場は確実とみられ、他にも15周年突入の関ジャニ∞、加えてSexy Zoneが出場する可能性は高いと予想されていて、そこに今年デビューし人気上昇中のキンプリが入ると4組になります。
なお、昨年まで24年連続出場のTOKIOは今年、山口達也さんが強制わいせつ事件を起こすという不祥事があり、音楽活動を休止した状態にあるため、出場しない可能性は高いと予想されています。
キンプリの紅白出場に対して、ファンからは当然喜びの声が多く上がっているのですが、11月初旬からメンバーの岩橋玄樹さん(いわはし・げんき 21歳)が心の病気「パニック障害」の治療に専念することを理由に活動休止し、12月からの舞台出演を見送っており、紅白にも出場はしないとみられています。
<↓の画像は、活動休止を発表したKing & Princeのメンバー・岩橋玄樹>
そのため、紅白出場が嬉しいけど複雑な心境という声も多く、他のグループのファンらからは、デビュー1年目に紅白出場は早過ぎるという声も多く上がっています。
キンプリは今年活躍したことは間違いなく、ファン以外からも妥当だといった反応が多いことから、紅白の選考基準とする『今年の活躍』『世論の支持』『番組の企画・演出』は全てクリアしていると思いますので、恐らく紅白初出場は決まるでしょうね。
岩橋玄樹さんが不在というのは残念ではありますが、5人で来年に繋がるいいパフォーマンスを披露してほしいところです。