木村拓哉さん主演のドラマ『A LIFE ~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)の第5話が12日放送され、平均視聴率が13.9%(関東地区)、瞬間最高視聴率は21時18分に記録した14.8%だったことが明らかとなりました。
5日放送の第4話は12.3%となっており、1.6%も上昇しています。
同時間帯に放送された小雪さん主演『大貧乏』(フジテレビ系 日曜21時)の第6話は4.4%で、先週の第5話で記録した4.5%から0.1%ダウンしており、第2話で記録した自己最低の数字と並んでいます。
また、テレビ朝日系で放送の映画『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』は、平均視聴率が12.6%となっていました。
12日放送の第5話は、壇上記念病院の跡取り娘で小児外科が専門の医師・壇上深冬(竹内結子さん)が倒れ、同院の副院長(脳神経外科医)で夫の壮大(浅野忠信さん)、深冬の元恋人で心臓血管と小児の外科が専門の医師・沖田一光(木村さん)は、脳に腫瘍がある深冬の病気の進行具合を目の前に突きつけられる。
深冬の手術を沖田に託している壮大は、未だに手術方法を見つけられていない沖田を責めながら、沖田を頼るしかない状況にイラ立ちを隠せない。
その一方、関東医師会の事故調査委員に選ばれた同院の第一外科部長(心臓血管外科医)・羽村圭吾(及川光博さん)は、調査対象に心臓外科の権威であり、自身と壮大の学生時代の恩師・山本輝彦(武田鉄矢さん)の名前があることに驚く。
<↓の画像は、第5話のワンシーン>
そうした中で、山本の患者が壇上記念病院を受診し、羽村に気を遣った心臓血管外科医の井川颯太(松山ケンイチさん)は、沖田に担当を頼むのだが…という展開だったのですが、第5話終了時点でネット上では、
- 2話3話で まぁいいか と思ったこともあったが、5話は面白かった。
- あり得ない設定がいろいろあるけど、ひとりひとりのキャラが明らかになってきて面白くなってきてると思う。1回ごとにエピソードが完結するのは良いと思う。羽村先生良かった。
- キムタクも草なぎも役にハマってるし、どちらも面白い。
- 裏で相棒劇場版やってたが、検討しよく盛り返した。及川さんの外科部長は日和見から少し骨のあるキャラクターへと変貌しつつある。色々批判もあるみたいだけれど私はキムタクの演技好きです
- 羽村先生が頑張ってたな。泣くシーンと沖田先生にビンタするシーンにびっくり!
など、好意的なコメントが以前に比べて確実に増えてきています。
しかし、その一方では「脚本が安っぽい、古臭い、主軸がわからずブレブレ、と突っ込みどころ満載のドラマ」、「脚本ホントにイマイチ。何なの?この脚本の出来の悪さ。ところどころ稚拙で、はぁ?って苦笑もの。」など、脚本などに対して現在も批判的な声が上がっています。
『A LIFE』の初回平均視聴率は14.2%、第2話は14.7%、第3話は13.9%、第4話は12.3%、第5話が13.9%で、先週は同時間帯に日本テレビ系で『世界の果てまでイッテQ!』の2時間スペシャルが放送され、それによって数字が下がってしまったとみられており、初回からそれほど数字は下がっておらず脱落した視聴者は少ない様子です。
12日は同時間帯に『相棒』シリーズの劇場版1作目が放送されるため、視聴率が1ケタ台に下がる可能性もあると予想されていましたが、ストーリーの中盤まできて14%近い数字を獲得しているならば、今後恐らく1ケタ台に下がるということは無さそうですね。