木村拓哉さん(44)が主演の『A LIFE~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)の第2話が22日に放送され、平均視聴率が14.7%(関東地区)だったことが明らかとなりました。
15日放送の初回で記録した14.2%を上回っており、現時点で今期放送の民放ドラマの中ではトップの数字となっています。
SMAP解散後初の主演ドラマとなる本作で木村さんは、心臓血管と小児外科を専門とする職人外科医・沖田一光を演じており、愛、欲望、友情、嫉妬、プライドなどが渦巻いた病院を舞台に、愛しき人の「たったひとつの命」「かけがえのない人生」を巡るヒューマンラブストーリーを描いたドラマとなっています。
脚本を担当しているのは、草彅剛さん主演のドラマ『僕の生きる道』などの僕シリーズ3部作、嵐・二宮和也さん主演『フリーター、家を買う。』、中谷美紀さん主演『ゴーストライター』などを手掛けた脚本家・橋部敦子さん。
演出は、ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』、『ROOKIES』、『JIN-仁-』、『天皇の料理番』などの演出家・映画監督の平川雄一朗さんが担当しています。
22日放送の第2話では、かつての恋人であり、壇上記念病院院長の娘で小児外科医の壇上深冬(竹内結子さん)の手術を、親友で深冬の夫でもある副院長(脳外科医)・壇上壮大(浅野忠信さん)に頼まれた沖田は病院に残ることを決めるが、深冬の病状の深刻さに考え込んでしまう。
その一方で、心臓血管外科医・井川颯太(松山ケンイチさん)は、和菓子職人の患者・森本洋造(平泉成さん)を担当することになり、院長・虎之介(柄本明さん)が頼んだ大動脈瘤の患者だと知った井川は、張り切ってイメージトレーニングを繰り返す。
<『A LIFE~愛しき人~』第2話のワンシーン>
手術の説明の際、森本に後遺症の可能性を問い詰められた井川は「大丈夫」だと断言し、手術をするのだが…という展開となっていました。
<『A LIFE~愛しき人~』第2話のワンシーン>
そして、第2話の放送を終えてネット上では、
- キムタクどうのこうのでなくドラマとして面白かった。今後の展開が気になります。
- 1話目よりは遥かに面白かった。恋愛要素無しで、医療ドラマに専念した方が良いと個人的には思う。
- 先週の第1話から少し印象が変わった。第2話は各役の性格と人間関係がよりハッキリ描かれていて、ドロドロ愛憎劇を上手い役者さんの演技で見るのは面白そう…だと感じた。
- 2回目も観たけど…脚本がイマイチかな…。なんか全員が中2病?!って感じで…医療?権力?恋愛?全部薄い…
- それなりに見れるドラマですが、既視感がすごい。目新しい設定もなく、べた中のべたを豪華キャストでやりましたって感じかな。
- 竹内結子の違和感。前半が退屈で投げ出しそうになった。後半でやっと医療ドラマらしくなって挽回した感じ。竹内結子が可愛い?女々しいキャラにされてて、もったいないし似合ってない。
- 演じ手全員のテンションが低いのが伝わって来て、見ていて苦しい。魂が入っていないと言うか、下手というか…。
- 豪華な役者陣の頑張りや、リアルなセット、ドラマティックなBGM。なのに、肝心の脚本が、素人目に見てもあまりに穴だらけで荒すぎると思います。勿体無いです…
- 浅野忠信・竹内結子・松山ケンイチは役柄に全然合っていないし下手に演じるよう指示でも出ているのか。役者殺しのドラマだ。 気の毒すぎる。
などのコメントが寄せられています。
初回よりも第2話の方が脚本が良かったという声も上がっていますが、初回から引き続き厳しい声が多く見受けられます。
これは木村さんのイメージがダウンしてしまっていることも一因だとみられますが、それ以前に演出や脚本、出演者の演技などに厳しい声が多く、もう少し視聴者を引き付けるようなものがなければ15%超えは難しいかもしれません。
しかし、まだ第2話と序盤で、これから徐々に盛り上がりを見せていくと思われるため、引き続き視聴者の反応と数字に注目したいですね。