アイドルグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太さん(24)が主演を務めるドラマ『信長のシェフ』(テレビ朝日系)は、2013年1~3月に第1シリーズが同局の「金曜ナイトドラマ」枠(金曜日23:15-翌0:15)で放送され、初回視聴率は11.6%を記録、以後も2桁台の視聴率をほぼキープして全9話の平均視聴率は関東地区で10.8%を記録しました。
今作は放送終了後から続編の放送を望む声が多く、第1シリーズ終了から約1年半が経ち今年7月から第2シリーズがゴールデンタイム枠に昇格し放送がスタートしましたが、初回の視聴率は9.7%と2桁に届かず、これまでに4話が放送されていますが平均視聴率は6~7%となっておりかなり苦戦しています。
今年1月に今作の撮影がスタートした際には、現場にファンが殺到するほどの人気ぶりにテレ朝の上層部は期待していたようですが、蓋を開けてみたらこの結果。
ここまで低視聴率になっている原因を調べてみると、前作がウケたのは気軽に見られる若者向けの時代劇だったということだけで、ゴールデンで放送するには玉森さんの演技も内容も軽すぎるなどの指摘が。
また、いくらKis-My-Ft2が人気といえども、それは若者の間で人気というだけで、ゴールデン帯のドラマを見る中高年層には、まだまだ名前は浸透していないという見方。
そのためにこういった結果になってしまったようで、前作では深夜枠の割には視聴率が良かったことから、今回ゴールデンタイムに昇格したわけですが、この結果では、続編はないだろうと言われています。
これにネットでは、
- 視聴率が良ければ共演者や脚本のおかげと言われ、悪ければ本人のせいにされる風潮もいい加減どうかと思う。
- こういうドラマは深夜枠のほうがウケると思う
- 秀吉をゴリ、家康を竹山がやるのはどうかと思う。俳優にやって欲しかったなぁ。
- 20時台に見たい内容じゃない。22時台、がんばって21時台に見るドラマ。同じタイムスリップのJINとは雰囲気が違う。テレビ局の編成ミス。同じ時間に続編してりゃよかったのに。
- 主演ファン世代の子は塾行ってたり、バイトの時間じゃない?脚本と演技が悪くなければ悲観することはないと思う。
などのコメントがありました。
放送時間帯の変更によって、第2シリーズは第1シリーズと比較して3%ほど数字を下げていますが、今期は21時、22時台に放送されているドラマですら平均視聴率は6~7%台のものがほとんどで、『信長のシェフ』は視聴率が獲りづらい20時台のドラマにも関わらず、同等の視聴率を記録しているので健闘している方だと思います。
今期の数字が低いことから、続編が放送されない可能性が高まっているようですが、23時台の放送に戻すことでまた2桁台の視聴率を獲得出来る可能性があるため、出来れば第3シリーズをまた23時台に放送し、その結果次第でどうするかを決めてもらいたいものですね。