12月31日から1日にかけて、フジテレビ系で生中継された年越し番組『ジャニーズカウントダウン2016-2017』(通称:カウコン 23時45分~午前0時45分)の視聴率が2日発表され、平均視聴率が11.6%だったことが明らかとなりました。
番組の直前まで放送されていた格闘技番組『Cygames presentsRIZIN FIGHTING WORLD GP2016 2nd Round/Final Round』(31日18時00分~)は、第1部が5.6%、第2部が7.1%、第3部が5.7%、第4部が3.6%となっており、カウコンで8%も上昇しています。
ちなみに、民放各局で放送された年越し番組の視聴率は、『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2016→2017』(TBS系 23時45分~午前5時00分)は、第1部が8.2%、第2部が3.2%。
『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー2016』(テレビ朝日系 18時00分~午前1時00分)は、第1部が5.8%、第2部が5.0%、第3部が6.9%。
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しスペシャル!「絶対に笑ってはいけない科学博士24時!」』(日本テレビ系 18時30分~午前0時30分)は、第1部が17.7%、第2部が16.1%でした。
カウコンは1998年から毎年フジテレビ系で生中継されていたものの、2014年には諸事情で生中継されず、2015年に2年ぶりに復活して嵐が司会を務め、平均視聴率は12.5%と好視聴率を記録。
2016年は前回から0.9%下がってしまったものの、相変わらずの好視聴率を記録しており人気の高さがうかがえます。
今回のカウコンはTOKIOが司会を務め、TOKIOのメンバーが「最もがんばった」と思うアーティストに対し、MVPを授与するという新たな試みがあり、少年隊の東山紀之さんが選ばれました。
また、「ジャニーズサンキューメドレー」と題した目玉企画があり、これは各アーティストが、ファン、視聴者、関係者など、2016年を支えてくれた人たちに一番贈りたい曲を披露するという企画でした。
その他にも、グループの垣根を越えて限定ユニットを組む企画「シャッフルメドレー」、他のグループの曲を歌唱する「グループチェンジメドレー」、ジャニーズの歴代の名曲を歌唱する「ヒットソングメドレー」といった企画があり、「シャッフルメドレー」では、TOKIOの長瀬智也さん、V6の森田剛さん、タッキー&翼の滝沢秀明さんら後輩9人がSMAPの『オリジナルスマイル』を熱唱。
そして、フジテレビの中継終わりの際には、各グループのメンバーの代表があいさつを行ったのですが、元男闘呼組の岡本健一さんは去り際に「センキューSMAP!」と言い、それに続いてV6の井ノ原快彦さんも「センキューSMAP!」、タッキー&翼の今井翼さんも「ありがとう、SMAP!」と絶叫していました。
さらに、全てのあいさつが終わると、長瀬さんは「あの…最後にSMAPに拍手を送ろう!」と呼びかけ、さらに「もっと!もっと!」と煽り、各出演者、会場内の約5万5000人のファンからは大きな拍手がわき起こりました。
ちなみに、同日にカウコンと同じ東京ドームで開催されたHey! Say! JUMPのコンサートでは、山田涼介さんが「いつまでもSMAPさんはSMAPさん。あの大きな背中を追い続け、いつの日か、SMAPさんみたいな国民的スーパーアイドルになりたい」と、12月31日で解散となったSMAPを目標に掲げていました。
岡本健一さんの「センキューSMAP!」という一言はオンエアされておらず、岡本さんが「これ放送してないよね?ね?」と確認をしていたという報告がツイッターに上がっているのですが、どうやらジャニーズ内でもSMAPに関する発言はタブーとなっているようで、事務所の許可が無いと発言するのは許されないのかもしれないですね…。
そして、これに対してネット上では「(ジャニーズ事務所の)闇を感じる」という声もあるのですが、後輩たちがSMAPに拍手を送り、最後に会場が一体となった場面には感動したという方が多く上がっており、岡本さんが発した一言によってこのような流れになったため、「岡本健一かっこいいよ」、「テレビ中継終わったあとの岡本健一さんカッコよすぎて泣いた」といったコメントが寄せられています。
これまでジャニーズ事務所の支えてきたSMAPが解散となってしまい、ショックを受けている後輩たちも多いと思いますが、これからの活躍によってSMAPに負けないぐらいの人気を獲得できるよう、これからも頑張ってほしいですね。