アンジャッシュ・渡部建さん(わたべ・けん 47歳)が週刊誌『週刊文春』によって、複数女性との不倫スキャンダルをスクープされたことで芸能活動を自粛し、14日放送のレギュラー番組『行列のできる法律相談所 3時間スペシャル』(日本テレビ系)では、出演部分が全カットという対応が取られていました。
他にも同日放送の『相葉マナブ』(テレビ朝日系)も全カット対応をしており、アンジャッシュ渡部建さんは番組から完全に姿を消していたのですが、これが大きな問題に発展していることを『東京スポーツ』(東スポ)が報じており、ジャニーズ事務所がいま激怒しているといいます。
先日放送の『行列のできる法律相談所』では、明石家さんまさんがMCを担当し、ゲストとして“山P”こと山下智久さん、人気声優の梶裕貴さん、モデル・女優の中条あやみさん、モデル・タレントの滝沢カレンさん、俳優の山田裕貴さん、お笑いトリオ『3時のヒロイン』らが出演しました。
アンジャッシュ渡部建さんの出演シーンは全てカットされ、渡部さんが担当のコーナー『もったいないワタベ』は、今後も『もったいない企画』という名称に変更して継続することが発表されました。
そして、このカット対応によってゲストの山下智久さんが大きな被害を受けることになり、ジャニーズ事務所が激怒しているとのことです。
山下智久さんは、12日から世界30の国と地域で放送、ネット配信がスタートした海外ドラマ『THE HEAD』に出演し、日本では日本テレビが事業を展開している動画配信サービス『Hulu(フールー)』で独占配信しており、このドラマの番宣のために山下さんはゲスト出演したそうです。
この番宣について事情通は、「山下はこの『THE HEAD』を足掛かりにして、ヨーロッパ映画界やハリウッドへの進出を狙っていたのです。まさに自分の俳優人生を占うドラマといっていい。そして、このドラマの番宣隊長を買って出たのが、ほかならぬ渡部だったんですよ。ゲストが出演するドラマや映画などを告知する際に『行列――』のラスト約5分ぐらいの尺を使って、ゲストより詳しく名調子で宣伝しまくるお約束のコーナーで紹介する予定でした。」
と明かしています。
しかし、アンジャッシュ渡部建さんの不倫スキャンダル、芸能活動自粛が原因でそのシーンは全カットされ、ジャニーズ事務所はブチギレ激怒しているとのことです。
芸能プロダクション関係者は、「ジャニーズはブチギレています。今回の番宣は、貴重な地上波のゴールデン・プライム帯の特別番組。山下本人まで出演させたのに、これでは何の意味もありません。普段、温厚な性格で知られる山下までイライラしているぐらいですからね。渡部の下半身ネタによって、絶好のチャンスを逃すことになったらシャレにならない。今後、渡部が芸能界に復帰できたとしても、ジャニーズは自社の所属タレントと共演NGにする可能性が大きいでしょう」
と語っています。
このようにジャニーズ事務所が激怒していることによって、ほとぼりが冷めても全テレビ局側が忖度し、アンジャッシュ渡部建さんを番組に出演させないことも十分考えられるそうで、復帰場所はYouTubeしかないかもしれないとしています。
東スポはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- 渡部がアピールしなくても、山Pに力があるなら世界進出が不可能になる訳じゃないでしょ。渡部を過大評価してない?
- 良いドラマなら渡部の番宣がなくても何も問題ないのでは?そんなに渡部の番宣って影響力あるの?そのようには思えないけどな。
- たかが行列の番宣くらいで山Pもそこまでキレないでしょう。
そりゃ、一緒にドラマ出演してた人がスキャンダルでダメになったらブチ切れるでしょうが。 - 番宣の一つがカットされただけでしょ?番組お蔵入りなんてテレビ出てりゃ何度か経験するだろうから、その度に激怒してたら持たないよ。
しかもジャニは手越の件もあるし、持ちつ持たれつでしょ - 激怒はジャニーズじゃなくて、日本テレビじゃないかな?だってHuluで独占配信なんですよね?
山Pは出てドラマ名を言えば、その時点でけっこう宣伝になると思いますよ。
ジャニーズ事務所的には、『相葉マナブ』の方じゃない?当分、過去の映像を再編集しない限り流せないだろうし。 - どんどん今回の件での余波が広がっていきますね。それもこれも自業自得だから仕方ないですが、果たして自粛で済むのか、復帰は厳しいと思います。
それくらい不倫の内容の衝撃が凄い。そして終わる時って本当に脆くあっけないと思うし、妻子がいて仕事も絶好調で順風満帆だと思っていたのに本当に呆れます。 - かえって渡部が番宣をした後ではなくてよかった。取り返しがつかないことになっていた。不幸中の幸い。
などの声が上がっています。
Huluで『THE HEAD』を配信中とのCMはテレビでもバンバン流れていますし、複数のメディアもこの話題を取り上げており、『行列のできる法律相談所』でアンジャッシュ渡部建さんの番宣シーンが流れなかっただけで、ジャニーズ事務所激怒しているというのはにわかに信じ難い話ではあります。
ただ、アンジャッシュ渡部建さんの不倫スキャンダルによって、嵐・相葉雅紀さんの冠番組『相葉マナブ』も大きな被害を受けており、こうしたことも含めてジャニーズ事務所側が激怒し、しばらくは共演NGにするという対応をとっても不思議ではないかと思います。
<↓の画像は、『相葉マナブ』出演のハライチ・澤部佑さん、嵐・相葉雅紀さん、アンジャッシュ・渡部建さんの写真>
アンジャッシュ渡部建さんの不倫スキャンダルは非常に大きな波紋を広げていて、大手グルメサイト『食べログ』も毎年開催の『食べログアワード』で渡部さんを司会に起用、今年1月にも司会進行を担当し、その時の写真がサイト内のレポート記事に掲載されていたものの、渡部さんの写真や特集記事などはすでに削除されています。
『週刊女性』によると、『食べログ』の運営側も「信用していたのにこんな裏切りがあるなんて」などと激怒しているとし、グルメ関係の仕事にも今後大きな影響が及ぶとみられています。
騒動前までは約10本のレギュラー番組、その他に複数のCMなどに出演するほどの売れっ子芸人で、かつて仲の良い芸人・有吉弘行さんは渡部さんのことを「スゴロクで言う“あがり”(ゴール)」と表現していました。
アンジャッシュ渡部建さんは2017年に情報バラエティ番組『王様のブランチ』(TBS系)の司会にも起用されるなど、近年はお笑いとは関係ない番組の司会も務めるようになり、笑いを生み出す必要のないポジションまで上り詰めたことを皮肉を交じえながらイジっていたのですが、不倫スキャンダルで全ての仕事を失う可能性も出てきているので、再び相方・児嶋一哉さんとネタを作り、芸人として再出発を図るしか生き残る道はないのかもしれないですね。