昨年11月にCDデビューしたジャニーズの7人組グループ『なにわ男子』の大橋和也さん(24)、高橋恭平さん(22)、大西流星さん(20)、長尾謙杜さん(19)が出演の2時間特番『熱血ハカセのガチ遊び』(日本テレビ系)の視聴率が、見事な大コケとなっていたことが判明し注目を集めています。
21日(木)19時から放送された特番『熱血ハカセのガチ遊び』は、東大出身の人気クイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司さんがMCを務め、「チーズはどれだけ長く伸ばせるのか」「竹トンボをどれだけ高く飛ばせるか」など、日常の様々な疑問を元にしたゲームで、各分野の一流の研究者“熱血ハカセ”たちが独自の理論でガチンコ対決するという内容になっています。
番組には伊沢拓司さん、元日本テレビでフリーの羽鳥慎一アナウンサーの他に、『なにわ男子』のメンバー4人、タレントの朝日奈央さん、ピン芸人・もう中学生さん、お笑いコンビ『きつね』や『ヨネダ2000』、『相席スタート』の山崎ケイさん、元NHKの神田愛花アナウンサー等が出演していました。
<↓の画像は、特番『熱血ハカセのガチ遊び』出演者の写真>
ジャニーズ事務所が今猛プッシュし、人気上昇中の『なにわ男子』のメンバーが4人も出演することで、放送前からファン等の間では大きな注目を集めていましたが、番組の平均世帯視聴率は4.6%、個人視聴率は2.8%と、ゴールデン帯(19~22時)の特番とは思えない低視聴率で大コケとなっていました。
なお、普段この時間帯に放送されている『THE突破ファイル』と『ぐるぐるナインティナイン』の視聴率は、それぞれ平均世帯視聴率が9~10%、個人視聴率は5~6%程度で、『熱血ハカセのガチ遊び』は普段の半分程度の数字しか取れていなかったことになります。
ニュースサイト『日刊大衆』は番組が大コケした原因について、番組の内容が過去に放送されていた『ほこ×たて』(フジテレビ系)、『でんじろうのTHE実験』(同)などの二番煎じだったことを挙げ、それに加えて、日本テレビが以前から多用しているCMまたぎの演出が目立ち、視聴者が離れてしまったと分析し、『なにわ男子』の黒歴史になりかねない大コケ番組になってしまったとしています。
『なにわ男子』は昨年のデビュー以降、ゴールデン・プライム帯(19~23時)の番組にゲスト出演する機会が激増し、最近では低視聴率で打ち切りも囁かれるコントバラエティ番組『新しいカギ』(フジテレビ系 土曜20時)に出演し、各テレビ局が重要視しているコア層(13~49歳の男女)の視聴率が1%以上アップしていました。
一方で、世帯視聴率は4.6%と大きな変化はみられず、先日スタートした『なにわ男子』の道枝駿佑さん主演ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系 日曜22時30分)も、初回の平均世帯視聴率が7.8%、個人視聴率は4.4%で、同枠で3月まで放送の『真犯人フラグ』は初回に世帯8.4%、個人4.7%の数字を取っており、リアルタイム視聴率は微妙な結果となっています。
<↓の画像は、なにわ男子・道枝駿佑さん主演ドラマ『金田一少年の事件簿』の写真>
現時点で『なにわ男子』の出演番組は良い結果を残せていないようですが、昨年11月にCDデビューしたばかりで、これからさらにメディア露出が増え、人気・知名度がアップすることで数字を取れるようになってくるでしょうし、今後の活躍に期待したいですね。