ジャニーズの7人組グループ『なにわ男子』が、今年の『NHK紅白歌合戦』で初出場が濃厚になっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』が伝えています。
『なにわ男子』は2018年に結成し、1年目からテレビ・ラジオ、舞台や映画などに出演し、デビュー前から異例のメディア露出で人気・知名度を高め、昨年11月に満を持してCDデビューを果たしました。
デビューシングル『初心LOVE(うぶらぶ)』は、初週に約70.6万枚の売り上げを記録し、『King & Prince』のデビュー曲『シンデレラガール』の約57.7万枚を大幅に上回り、デビュー曲の初週売り上げ(オリコン集計)では、『SixTONES』と『Snow Man』のWデビューシングルが記録した約132.8万枚、『KAT-TUN』のデビューシングルが記録した75.4万枚に次いで歴代3位の記録となっています。
また、今年4月リリースの両A面2ndシングル『The Answer/サチアレ』は初週売り上げが53.5万枚、7月13日リリースの1stアルバム『1st Love(ファーストラブ)』は初週に71.2万枚を売り上げ、それぞれランキング1位を獲得していました。
サイゾーウーマンによると、こうした人気ぶりから業界内では「このままいけば『NHK紅白歌合戦』初出場は確定ルート」と見られているとしています。
『なにわ男子』は、メンバーそれぞれが俳優としても活躍しており、道枝駿佑さんは4月期放送の『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)、7月29日公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で主演、大西流星さんは今期放送の『彼女、お借りします』(テレビ朝日系 土曜26時30分)、大橋和也さんは『消しゴムをくれた女子を好きになった。』(日本テレビ系 月曜24時59分)で主演。
他に、西畑大吾さんはキンプリ永瀬廉さん主演『新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜』(日本テレビ系 日曜22時30分)、長尾謙杜さんは飯沼愛さん主演『パパとムスメの7日間』(TBS系 火曜24時58分)、高橋恭平さんは6月公開の芦田愛菜さん主演映画『メタモルフォーゼの縁側』、藤原丈一郎さんは『消しゴムをくれた女子を好きになった。』に出演するなどしています。
芸能プロダクション関係者は『なにわ男子』の活躍ぶりについて、「デビュー1年足らずで、ここまで全メンバーが稼働するのはなかなか珍しく、業界関係者の間でも『今、ジャニーズ事務所が最も力を入れているグループだろう』と注目の的に。なにわ男子はジャニーズの“本流”グループと言われていて、事務所内では、売り上げで優位に立つSnow Manより期待されているとか」
と語っています。
ジャニーズ事務所も『なにわ男子』の売り込みにかなり力を入れているそうで、それによってメディア露出がさらに増加し、ファン層も拡大し続けていることによって、紅白初出場も濃厚だとみられているそうです。
前出の芸能プロ関係者は、「業界内では昨年、なにわ男子の『NHK紅白歌合戦』初出場が内定したとのウワサが飛び交っていたものの、結果的には不出場。その理由については、デビューして日が浅く実績が乏しいからではなく、『先輩グループに出場枠を譲ったから』と囁かれていました。しかし今年は、ジャニーズの“激推し”ぶりから見ても『紅白』出場は固いでしょう」
としています。
昨年の紅白に出場したジャニーズグループは、昨年デビュー15周年を迎えた『KAT-TUN』のほか、『SixTONES』、『Snow Man』、『King & Prince』、『関ジャニ∞』の計5組でした。
2020年の“ジャニーズ枠”は7組で2枠減少となっていたのですが、今年も昨年と同じぐらいの枠が設けられると予想され、現在の勢いなどから『なにわ男子』が選出される可能性はかなり高そうです。
紅白の出場歌手の選考基準は例年、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3点を中心に、総合的に判断して決めるとされており、『なにわ男子』はこれらのポイントを満たしていると感じ、紅白前に何か大きなトラブルさえ無ければ、出場はほぼ間違いないのではと思いますが、デビュー2年目で紅白初出場となるのか否かに注目したいですね。